サウンドパーソナライゼーションアプリでユーザーに最適化したサウンドに
<ヘッドホン祭>beyerdynamic、テスラ技術搭載のBluetooth対応「Xelento」「Aventho」
本日より開催されている「秋のヘッドホン祭り2017」会場にて、ティアックは独beyerdynamicブランド製品発表会を実施。テスラテクノロジーを搭載したBluetoothイヤホン「Xelento wireless JP」およびBluetoothヘッドホン「Aventho Wireless JP」を披露した。
「Xelento wireless JP」はテスラテクノロジー搭載イヤホン「Xelento remote」をベース、「Aventho Wireless」は同じくテスラテクノロジーを搭載したヘッドホン「T51 p」をベースとしたBluetooth接続対応モデル。ともにIFA2017にて発表されたモデルで、国内では初お披露目となる(関連記事)。
Xelento wireless JPは、テスラテクノロジーが投入されたBluetoothイヤホン。コーデックはaptX HDとAAC、SBCに対応。T1 2nd Generationの1.16サイズに小型化された小型ドライバーを搭載し、「ワイヤレスでありながら高音質で楽しめることを目指した」モデルという。国内での発売日などについては現在調整中で、想定価格は「誠意をこめて検討中」とのこと。
バッテリーパックを下部に搭載。給電はmicro USB経由で最大連続再生時間は約5.5時間。BluetoothケーブルはMMCX端子で交換可能なため、リケーブルを楽しむこともできる。なお、付属ケーブルはマイク付きリモコンケーブルのほか、3ボタン付き通線ケーブルを用意。ともに銀メッキ導線を採用している。
付属品としてシリコン製イヤーピース、Comply製ポリウレタンフォームイヤーピースなどを付属し、専用キャリーケースと収納ケースが用意される。
Aventho Wireless JPは、テスラテクノロジー搭載ヘッドホン初のBluetooth対応モデル。国内正式発表は11月予定、発売時期は2017年中を予定しており、その価格は「真摯に検討中!!」としている。
デザインはベースモデルとなるT51 pを踏襲しながらも、ヘッドバンドやハウジング部に高品質な合皮素材を採用することで装着感を実現したとする。カラーバリエーションはブラックとブラウンの2色をラインナップする。オンイヤータイプのモデルで、質量は240g。
搭載するドライバーはT51 pと同口径ながら、テストラドライバーを最適化することで再生周波数帯域を40kHzまで拡張(T51 pは23kHzまで)。そのため付属の有線ケーブル接続時にはハイレゾ対応のスペックになるという。コーデックはaptX HD、aptX、AAC、SBCに対応し、約2時間の充電で最大20時間の連続再生に対応する。
ハウジング右側のイヤーカップにタッチパッドを搭載しており、タップ/スワイプといった操作によりスマートフォンのコントロールが可能。マイク内蔵によるハンズフリー通話に対応する。
「MIY」アプリによるサウンドパーソナライゼーション機能を搭載。このMIYアプリは、人間の聴覚について科学的・医学的な研究を行い、ユーザーにあったサウンドを提供できる技術を持っているMimi Hearing Technologiesと共同開発されたもの。これにより、個々のユーザーの聴覚にあったサウンドをAventho Wirelessに伝送することができるという。
その機能は3つに分類される。1つは「Profile」で、片耳約3分間の聴覚検査を行い、ユーザーの聴力にあったサウンドプロファイルを生成。そのデータをAventho Wireless JPに転送することで、ユーザーにあったサウンドに最適化するというもの。
2つめは「Tracking」機能で、どういった音量で聴いているかなどユーザーのリスニング環境を分析するというもの。その分析結果をもとに、休憩を取る時間を提示してくれるなどの動きをするという。
最後はMIYアプリによりAventho Wireless JPのタッチパッドの感度を調整できる「Touch」機能だ。タッチパッドの感度を適正な設定にすることで、ストレスのない操作が行えるとする。
ティアックの音響機器事業部 齊藤 開氏は「Aventho Wireless JPはただのデジタルワイヤレスヘッドホンではなく、より身近で使いやすい製品になっている」とアピールした。
イベント会場にはbeyerdynamicのシニアプロダクトマネージャーKlaus Hanselmann氏が登場し、同社製品について「音質が良いものを作るだけが成功の鍵ではない。多様化しているデジタル技術を取り入れている。ワイヤード/ワイヤレス、スマートフォン用アプリなどがキーになる」と挨拶した。
「Xelento wireless JP」はテスラテクノロジー搭載イヤホン「Xelento remote」をベース、「Aventho Wireless」は同じくテスラテクノロジーを搭載したヘッドホン「T51 p」をベースとしたBluetooth接続対応モデル。ともにIFA2017にて発表されたモデルで、国内では初お披露目となる(関連記事)。
Xelento wireless JPは、テスラテクノロジーが投入されたBluetoothイヤホン。コーデックはaptX HDとAAC、SBCに対応。T1 2nd Generationの1.16サイズに小型化された小型ドライバーを搭載し、「ワイヤレスでありながら高音質で楽しめることを目指した」モデルという。国内での発売日などについては現在調整中で、想定価格は「誠意をこめて検討中」とのこと。
バッテリーパックを下部に搭載。給電はmicro USB経由で最大連続再生時間は約5.5時間。BluetoothケーブルはMMCX端子で交換可能なため、リケーブルを楽しむこともできる。なお、付属ケーブルはマイク付きリモコンケーブルのほか、3ボタン付き通線ケーブルを用意。ともに銀メッキ導線を採用している。
付属品としてシリコン製イヤーピース、Comply製ポリウレタンフォームイヤーピースなどを付属し、専用キャリーケースと収納ケースが用意される。
Aventho Wireless JPは、テスラテクノロジー搭載ヘッドホン初のBluetooth対応モデル。国内正式発表は11月予定、発売時期は2017年中を予定しており、その価格は「真摯に検討中!!」としている。
デザインはベースモデルとなるT51 pを踏襲しながらも、ヘッドバンドやハウジング部に高品質な合皮素材を採用することで装着感を実現したとする。カラーバリエーションはブラックとブラウンの2色をラインナップする。オンイヤータイプのモデルで、質量は240g。
搭載するドライバーはT51 pと同口径ながら、テストラドライバーを最適化することで再生周波数帯域を40kHzまで拡張(T51 pは23kHzまで)。そのため付属の有線ケーブル接続時にはハイレゾ対応のスペックになるという。コーデックはaptX HD、aptX、AAC、SBCに対応し、約2時間の充電で最大20時間の連続再生に対応する。
ハウジング右側のイヤーカップにタッチパッドを搭載しており、タップ/スワイプといった操作によりスマートフォンのコントロールが可能。マイク内蔵によるハンズフリー通話に対応する。
「MIY」アプリによるサウンドパーソナライゼーション機能を搭載。このMIYアプリは、人間の聴覚について科学的・医学的な研究を行い、ユーザーにあったサウンドを提供できる技術を持っているMimi Hearing Technologiesと共同開発されたもの。これにより、個々のユーザーの聴覚にあったサウンドをAventho Wirelessに伝送することができるという。
その機能は3つに分類される。1つは「Profile」で、片耳約3分間の聴覚検査を行い、ユーザーの聴力にあったサウンドプロファイルを生成。そのデータをAventho Wireless JPに転送することで、ユーザーにあったサウンドに最適化するというもの。
2つめは「Tracking」機能で、どういった音量で聴いているかなどユーザーのリスニング環境を分析するというもの。その分析結果をもとに、休憩を取る時間を提示してくれるなどの動きをするという。
最後はMIYアプリによりAventho Wireless JPのタッチパッドの感度を調整できる「Touch」機能だ。タッチパッドの感度を適正な設定にすることで、ストレスのない操作が行えるとする。
ティアックの音響機器事業部 齊藤 開氏は「Aventho Wireless JPはただのデジタルワイヤレスヘッドホンではなく、より身近で使いやすい製品になっている」とアピールした。
イベント会場にはbeyerdynamicのシニアプロダクトマネージャーKlaus Hanselmann氏が登場し、同社製品について「音質が良いものを作るだけが成功の鍵ではない。多様化しているデジタル技術を取り入れている。ワイヤード/ワイヤレス、スマートフォン用アプリなどがキーになる」と挨拶した。