JVC、高音質化技術“K2テクノロジー”搭載ヘッドホン/イヤホン「SOLIDEGE WIRELESS」2機種
ともにオープン価格だがネックバンドタイプの「HA-FD70BT」は25,000円前後、オーバーヘッドタイプの「HA-SD70BT」は27,000円前後での実売が予想される。また、両モデルともブラックとブルーの2色をラインナップしている。
同社がいくつか展開するヘッドホンレーベルのうち、ライフスタイルに合った等身大の新しい世界を提案することをコンセプトにした「N_W」に属するモデルとしての展開。どちらも“SOLIDEGE WIRELESS”とも名付けられており、キレのあるソリッドなサウンドが特徴だとしている。
プレミアムラインの「CLASS-S」で展開するワイヤレスレシーバー「SU-ARX01BT」(関連ニュース)と同じく、K2テクノロジーに対応。コンポやポータブルヘッドホンアンプなどで同社が培ってきた独自高音質化技術「K2テクノロジー」をBluetoothにも対応させ、圧縮処理などにより失われた音楽情報を背景補正処理により再生成することで原音を再現する。
BluetoothはSBC、AAC、aptXコーデックに対応し、K2テクノロジーの処理パラメーターを各コーデックごとに最適化。「どのコーデックでも192kHz/24bitのハイレゾ相当のデータに復元する」としている。なおK2テクノロジーは専用ボタンでオン/オフができる。
Bluetoothへの最適化においては、従来より低い周波数帯域まで処理範囲を拡張して波形補正処理を実施。こうして精度の高い補正処理を行うことで、広がりのある滑らかな音の再現を図っている。
こうした高音質化処理は本機SU-ARX01BT側で行うため、ペアリングするオーディオプレーヤーやスマートフォンを問わずに本機能を利用できる点がメリット。「再生ソースを選ばず、ワイヤレスの音源もは原音に忠実なハイレゾ相当の高音質で音楽を楽しめる」と同社はアピールしている。
ネックバンドタイプの「HA-FD70BT」は、有線モデル「HA-FD7」(レビュー記事)をワイヤレス化したもの。Bluetoothでの連続再生時間は約7時間。
ステンレスボディで不要な振動を抑えることでソリッドな音を実現したほか、伝搬速度に優れたチタンコート振動板による鮮やかな中高域再生、およびトップマウント構造による繊細で表情豊かなサウンドを実現したとしている。
そしてオーバーヘッドタイプの「HA-SD70BT」は、有線モデル「HA-SD7」(レビュー記事)をワイヤレス化したもの。Bluetoothでの連続再生時間は約20時間。
ハイレゾ対応の40mmドライバーによるキレのある低音再生、チタンコート振動板による鮮やかな中高域再生を実現したとしている。