国内各社に向けて提供開始
IoT製品をかんたんに作れる「Tuya Smart」上陸。ソフトバンクの「+Style」からスマート家電が続々登場
ソフトバンク コマース&サービス(ソフトバンク C&S)は、様々な製品を簡単にIoT化するソリューション「Tuya Smart」の取り扱いを開始。また、同じくソフトバンクグループのプラススタイルが、同ソリューションを採用したスマート家電「スマートロボット掃除機」「スマートアロマミストポッド」「スマート加湿器」の3製品を発表した。
ソフトバンク C&Sと、中国Tuya Global Inc.とがパートナー契約を締結。これによりTuyaは日本市場へ進出し、ソフトバンク C&Sと共に、さまざまな家電製品をIoT化するソリューション「Tuya Smart」の国内提供を開始した。
「Tuya Smart」は、製品のIoT化に必要な通信モジュールの販売とクラウド環境の構築、スマホアプリの開発をワンストップで提供。これにより、一般的に数ヶ月は必要な製品のIoT化を、最短15日まで短縮でき、開発コストも削減できるという。
プラススタイルによる3製品の発売は10月24日からで、本日より直販サイト「+Style」およびAmazonとYahoo!支店で予約受付を開始。価格はスマートロボット掃除機が18,800円(以下、価格はすべて税抜)で、スマートアロマミストポッドが4,500円、スマート加湿器が5,980円。全モデルともAmazon AlexaおよびGoogleアシスタントの両方に対応しており、様々なスマートスピーカーから音声での操作が行える。
スマートロボット掃除機は掃き掃除と水拭き掃除の両方が可能で、侵入しないエリアを設定できるバーチャルウォール機能も装備。Andorid/iOSアプリ「+Style」でタイマー設定やリモコン操作が行える。
スマートアロマミストポッドは小型の超音波アロマディフューザーで、ライト部は1,677万色から変更可能。こちらもアプリでタイマー設定が行える。
スマート加湿器は超音波式を採用しているため、火傷の危険がないことも特徴。最大300ml/hで洋間8畳までの対応となり、3Lと大容量にして長時間加湿を行えるようにしている。本機もスマホアプリ操作に対応している。
なお、プラススタイルはクラウドファンディングなども行うサービスとして2016年3月にスタートし、その後IoT製品の販売に特化して活動していたが、今回の新製品を機にスマート家電製造も手がける。法人化も果たし、自社ブランド「+Style」を展開する家電メーカーとして活動していく。今後は「年末に向けて15種類以上のスマート家電を発表、発売する予定だ」(プラススタイル 取締役社長 近藤正充氏)という。
ソフトバンク C&Sの上席執行役員でコンシューマ事業本部長兼IoT事業推進本部長の瀧 進太郎氏は、日本のIoT製品の普及が諸外国に比べて極端に遅いと紹介。「ユーザーからすると、日本の家電はもともと便利なのでIoTでの利便性がわからなかったり、ITは難しそうというイメージがある。一方、メーカー側から見ると市場規模が未知数だったり、IoT化のための製品化工数が大きかったりと、ユーザー、メーカー双方にとって課題がある。そのため販売数が伸びず、製品も生まれない状況だ」と説明した。
そして、Tuya Smartがまさにそんな現状の課題を解決するとアピール。IoT化にTuya Smartを利用した製品がすでに世界200以上の国や地域で2万点以上展開されていることなどを紹介し、「専業家電メーカーや工場、ショップ、住設やインテリアショップなどにも利用いただき、ぜひ日本のIoT化を一緒にやらせていただきたい」(瀧氏)とした。
ソフトバンク C&Sと、中国Tuya Global Inc.とがパートナー契約を締結。これによりTuyaは日本市場へ進出し、ソフトバンク C&Sと共に、さまざまな家電製品をIoT化するソリューション「Tuya Smart」の国内提供を開始した。
「Tuya Smart」は、製品のIoT化に必要な通信モジュールの販売とクラウド環境の構築、スマホアプリの開発をワンストップで提供。これにより、一般的に数ヶ月は必要な製品のIoT化を、最短15日まで短縮でき、開発コストも削減できるという。
プラススタイルによる3製品の発売は10月24日からで、本日より直販サイト「+Style」およびAmazonとYahoo!支店で予約受付を開始。価格はスマートロボット掃除機が18,800円(以下、価格はすべて税抜)で、スマートアロマミストポッドが4,500円、スマート加湿器が5,980円。全モデルともAmazon AlexaおよびGoogleアシスタントの両方に対応しており、様々なスマートスピーカーから音声での操作が行える。
スマートロボット掃除機は掃き掃除と水拭き掃除の両方が可能で、侵入しないエリアを設定できるバーチャルウォール機能も装備。Andorid/iOSアプリ「+Style」でタイマー設定やリモコン操作が行える。
スマートアロマミストポッドは小型の超音波アロマディフューザーで、ライト部は1,677万色から変更可能。こちらもアプリでタイマー設定が行える。
スマート加湿器は超音波式を採用しているため、火傷の危険がないことも特徴。最大300ml/hで洋間8畳までの対応となり、3Lと大容量にして長時間加湿を行えるようにしている。本機もスマホアプリ操作に対応している。
なお、プラススタイルはクラウドファンディングなども行うサービスとして2016年3月にスタートし、その後IoT製品の販売に特化して活動していたが、今回の新製品を機にスマート家電製造も手がける。法人化も果たし、自社ブランド「+Style」を展開する家電メーカーとして活動していく。今後は「年末に向けて15種類以上のスマート家電を発表、発売する予定だ」(プラススタイル 取締役社長 近藤正充氏)という。
ソフトバンク C&Sの上席執行役員でコンシューマ事業本部長兼IoT事業推進本部長の瀧 進太郎氏は、日本のIoT製品の普及が諸外国に比べて極端に遅いと紹介。「ユーザーからすると、日本の家電はもともと便利なのでIoTでの利便性がわからなかったり、ITは難しそうというイメージがある。一方、メーカー側から見ると市場規模が未知数だったり、IoT化のための製品化工数が大きかったりと、ユーザー、メーカー双方にとって課題がある。そのため販売数が伸びず、製品も生まれない状況だ」と説明した。
そして、Tuya Smartがまさにそんな現状の課題を解決するとアピール。IoT化にTuya Smartを利用した製品がすでに世界200以上の国や地域で2万点以上展開されていることなどを紹介し、「専業家電メーカーや工場、ショップ、住設やインテリアショップなどにも利用いただき、ぜひ日本のIoT化を一緒にやらせていただきたい」(瀧氏)とした。