MEE audioはaptX LL対応Bluetoothリケーブル
<ポタフェス>キズナアイの声で「電源オン!」「接続しました!」が聴けるBluetoothイヤホン
ヘッドホンなどポータブルオーディオ関連のブランドが集う『ポータブルオーディオフェスティバル 2018 冬 東京・秋葉原』(ポタフェス)が開幕。本稿では、バリュートレードと宮地商会M.I.Dのブースレポートをお伝えする。
■バリュートレード
バリュートレードでは、昨日発表されたばかりのキズナアイとコラボしたBluetoothイヤホンが展示。そのほかAVIOTブランドの完全ワイヤレスイヤホンや、NuForce、SpinFitといった製品が登場している。
AVIOTで目を引いていたのは、バーチャルYouTuberキズナアイとコラボレーションしたBluetoothイヤホン「WE-D01c-kzn」。予約受付が12月15日(土)より開始されており、価格は5,980円(税込)。
ブースには、キズナアイのグッズが多数飾られていた。同ブランドの日本語音声ガイダンスは、元々萌えボイスと一部で話題だったのだが、今回のコラボモデルは、すべてキズナアイが新規に収録したものになる。試したところ、元気な声で「電源オン」「電源オフ」「ペアリングしています!」「接続しました!」といった4種類のボイスを聴くことができた。
イヤーウイングは通称 “ぴょこぴょこ” をモチーフとしたピンクに、イヤホンのハウジングにはキズナアイの胸元のリボンをイメージしたブラックのラインがデコレートされたデザインとなっている。男性が使うには少しかわいらしいカラーリングだが、イヤーフィンなどはブラックも同梱されており、男性が使っても違和感のない外観に変えることもできる。
専用カラーの収納用ポーチには、AVIOTとA.I.Channelのダブルネームロゴが印刷。またパッケージに関してもキズナアイのイラストがデザインされた仕様となる。
そのほかAVIOTブランドでは、完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01a」「TE-D01b」「TE-D01c」や、ネックバンド型ワイヤレスイヤホン「WE-D01b」といった製品も並んでいる。
また同社ブースではNuForceの有線/無線の製品が出品されるほか、イヤーピース「SpinFit」は試聴した後に持ち帰ることができるようになっていた。
■宮地商会M.I.D
MEE AUDIOからは、ノイズキャンセリングBluetothヘッドホン「Matrix Cinema ANC」、Bluetoothワイヤレスアダプター「BTX2/BTC2」が参考出品された。本国となる米国では、来年に開催されるCES2019で発表予定とのことで、「世界で初の展示になるのでは」とのことだった。
Matrix Cinema ANCは従来モデル「Matrix Cinema」をベースにアクティブノイズキャンセリング機能を組み込んだ製品で、コーデックはaptX LLに対応。4種類のイコライザーも内蔵している。バッテリーはノイズキャンセリングオフで33時間、オンでは30時間の使用が可能となっている。春頃までに発売で、価格は2万円前後とのことだ。
Bluetoothワイヤレスアダプターは、全機種「BTX1」の後継機種で、aptX、aptX LL、AACに対応する。MMCXコネクターの「BTX2」、同社イヤホン「M6PRO」専用のDCコネクタータイプ「BTC2」がラインナップされるほか、M6PROとのセット販売も行う予定とのこと。Bluetooth5.0に対応しており、ナチュラル、クリアボイス、ベースブーストといった3種類のイコライザーを内蔵。連続再生時間は7時間で、ケーブルは前モデルよりも太くし、耐久性を向上させたという。こちらも春頃の発売となり、価格は前機種に近い7,000円前後を予定している。
ADVANCEDは、ハイレゾ対応ポータブルDACアンプ「ACCESSPORT Lite USB-C」を展示。USB-C入力と3.5mm出力を備えた製品で、150Ω程度までのヘッドホン/イヤホンを鳴らすことができる能力があるという。192kHz/24bitに対応。価格は3,000円ほどで、2月頃の発売を考えているとのこと。
そのほか、昨日発表されたばかりのイヤホン3製品「GT3 SuperBass」「Model 3M」「ELISE」が展示。GT3 SuperBassは「GT3」をベースに低域を向上させたハイレゾ対応イヤホンで、本機専用のドライバーを採用。84Ωというハイインピーダンス設計となっているが、これは「ドライバーの性能を引き出すため」だという。独自のダイナミック型ドライバーとステンレススチール製ハウジング、四重編組のシルバーメッキ銅線ケーブルで構成される。
またModel 3Mは「S2000」の上位にあたるモデル。S2000との違いとして、ハイレゾ対応となり、MMCXでのリケーブルに対応している。人間工学に基づいて設計された軽量かつコンパクトなハウジングは、長時間の着用でも快適にフィットし、抜群の遮音性を提供するとのこと。搭載するドライバーは20Hz〜40kHzの周波数帯域をカバーし、低域から高域までクリアに再生するという。価格は4,320円(税込)。
ELISEは、同社独自のダイナミック型ドライバー「フルレンジ・マイクロドライバー」を高密度セラミック筐体に搭載したイヤホン。共振が低いセラミック筐体を採用することで、ドライバーの振動をそのまま耳へ伝え、クリアで歪みのないサウンドを再生すると紹介されている。価格は3,240円(税込)。
Dekoni Audioでは、ヘッドバンド用クッションパッド「Nuggets(ナゲッツ)」を出品。こちらはヘッドバンドに貼り付けるクッションとなっており、同ブランド独自のフェイクレザーで作られている。4個入りで1セットとなり、2月を目標に発売したいと説明していた。
また、オーディオテクニカ「ATH-AD」、ゼンハイザー「HD700」、HiFiMan「HE5/4/400/500/560」、Audeze「LCD」、ソニー「WH1000Xm2」に対応したヘッドバンドも、同じく2月頃を目標に発売したいという。
Periodic Audioは、それぞれ振動板に違う材質を用いたイヤホン「Be-G2」「Ti-G2」「Mg-G2」が比較試聴できるようになっている。それぞれベリリウム、チタン、マグネシウムの振動板が用いられたイヤホンで、振動板の材質以外の仕様は同様となっている。
2017年に発売された「Be」「Ti」「Mg」から改良が施された第2世代モデルという位置づけで、加えて従来は中国生産だったところ、今後は米国生産に変更するとのことで、設計から生産まで一貫して行えるようになったという。説明員は「価格ではなく、振動板の違いだけで音を楽しんでほしい」と語っていた。なおBe-G2は32,400円前後、Ti-G2は21,600円前後、Mg-G2は11,880円前後での実売が予想される。
Rhapsodioでは日本では未発売のイヤホン「Eden」が展示されている。ダイナミックドライバー×1を搭載したイヤホンで、価格や日本で販売するかについては、まだ検討中の段階とのことだ。
■バリュートレード
バリュートレードでは、昨日発表されたばかりのキズナアイとコラボしたBluetoothイヤホンが展示。そのほかAVIOTブランドの完全ワイヤレスイヤホンや、NuForce、SpinFitといった製品が登場している。
AVIOTで目を引いていたのは、バーチャルYouTuberキズナアイとコラボレーションしたBluetoothイヤホン「WE-D01c-kzn」。予約受付が12月15日(土)より開始されており、価格は5,980円(税込)。
ブースには、キズナアイのグッズが多数飾られていた。同ブランドの日本語音声ガイダンスは、元々萌えボイスと一部で話題だったのだが、今回のコラボモデルは、すべてキズナアイが新規に収録したものになる。試したところ、元気な声で「電源オン」「電源オフ」「ペアリングしています!」「接続しました!」といった4種類のボイスを聴くことができた。
イヤーウイングは通称 “ぴょこぴょこ” をモチーフとしたピンクに、イヤホンのハウジングにはキズナアイの胸元のリボンをイメージしたブラックのラインがデコレートされたデザインとなっている。男性が使うには少しかわいらしいカラーリングだが、イヤーフィンなどはブラックも同梱されており、男性が使っても違和感のない外観に変えることもできる。
専用カラーの収納用ポーチには、AVIOTとA.I.Channelのダブルネームロゴが印刷。またパッケージに関してもキズナアイのイラストがデザインされた仕様となる。
そのほかAVIOTブランドでは、完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01a」「TE-D01b」「TE-D01c」や、ネックバンド型ワイヤレスイヤホン「WE-D01b」といった製品も並んでいる。
また同社ブースではNuForceの有線/無線の製品が出品されるほか、イヤーピース「SpinFit」は試聴した後に持ち帰ることができるようになっていた。
■宮地商会M.I.D
MEE AUDIOからは、ノイズキャンセリングBluetothヘッドホン「Matrix Cinema ANC」、Bluetoothワイヤレスアダプター「BTX2/BTC2」が参考出品された。本国となる米国では、来年に開催されるCES2019で発表予定とのことで、「世界で初の展示になるのでは」とのことだった。
Matrix Cinema ANCは従来モデル「Matrix Cinema」をベースにアクティブノイズキャンセリング機能を組み込んだ製品で、コーデックはaptX LLに対応。4種類のイコライザーも内蔵している。バッテリーはノイズキャンセリングオフで33時間、オンでは30時間の使用が可能となっている。春頃までに発売で、価格は2万円前後とのことだ。
Bluetoothワイヤレスアダプターは、全機種「BTX1」の後継機種で、aptX、aptX LL、AACに対応する。MMCXコネクターの「BTX2」、同社イヤホン「M6PRO」専用のDCコネクタータイプ「BTC2」がラインナップされるほか、M6PROとのセット販売も行う予定とのこと。Bluetooth5.0に対応しており、ナチュラル、クリアボイス、ベースブーストといった3種類のイコライザーを内蔵。連続再生時間は7時間で、ケーブルは前モデルよりも太くし、耐久性を向上させたという。こちらも春頃の発売となり、価格は前機種に近い7,000円前後を予定している。
ADVANCEDは、ハイレゾ対応ポータブルDACアンプ「ACCESSPORT Lite USB-C」を展示。USB-C入力と3.5mm出力を備えた製品で、150Ω程度までのヘッドホン/イヤホンを鳴らすことができる能力があるという。192kHz/24bitに対応。価格は3,000円ほどで、2月頃の発売を考えているとのこと。
そのほか、昨日発表されたばかりのイヤホン3製品「GT3 SuperBass」「Model 3M」「ELISE」が展示。GT3 SuperBassは「GT3」をベースに低域を向上させたハイレゾ対応イヤホンで、本機専用のドライバーを採用。84Ωというハイインピーダンス設計となっているが、これは「ドライバーの性能を引き出すため」だという。独自のダイナミック型ドライバーとステンレススチール製ハウジング、四重編組のシルバーメッキ銅線ケーブルで構成される。
またModel 3Mは「S2000」の上位にあたるモデル。S2000との違いとして、ハイレゾ対応となり、MMCXでのリケーブルに対応している。人間工学に基づいて設計された軽量かつコンパクトなハウジングは、長時間の着用でも快適にフィットし、抜群の遮音性を提供するとのこと。搭載するドライバーは20Hz〜40kHzの周波数帯域をカバーし、低域から高域までクリアに再生するという。価格は4,320円(税込)。
ELISEは、同社独自のダイナミック型ドライバー「フルレンジ・マイクロドライバー」を高密度セラミック筐体に搭載したイヤホン。共振が低いセラミック筐体を採用することで、ドライバーの振動をそのまま耳へ伝え、クリアで歪みのないサウンドを再生すると紹介されている。価格は3,240円(税込)。
Dekoni Audioでは、ヘッドバンド用クッションパッド「Nuggets(ナゲッツ)」を出品。こちらはヘッドバンドに貼り付けるクッションとなっており、同ブランド独自のフェイクレザーで作られている。4個入りで1セットとなり、2月を目標に発売したいと説明していた。
また、オーディオテクニカ「ATH-AD」、ゼンハイザー「HD700」、HiFiMan「HE5/4/400/500/560」、Audeze「LCD」、ソニー「WH1000Xm2」に対応したヘッドバンドも、同じく2月頃を目標に発売したいという。
Periodic Audioは、それぞれ振動板に違う材質を用いたイヤホン「Be-G2」「Ti-G2」「Mg-G2」が比較試聴できるようになっている。それぞれベリリウム、チタン、マグネシウムの振動板が用いられたイヤホンで、振動板の材質以外の仕様は同様となっている。
2017年に発売された「Be」「Ti」「Mg」から改良が施された第2世代モデルという位置づけで、加えて従来は中国生産だったところ、今後は米国生産に変更するとのことで、設計から生産まで一貫して行えるようになったという。説明員は「価格ではなく、振動板の違いだけで音を楽しんでほしい」と語っていた。なおBe-G2は32,400円前後、Ti-G2は21,600円前後、Mg-G2は11,880円前後での実売が予想される。
Rhapsodioでは日本では未発売のイヤホン「Eden」が展示されている。ダイナミックドライバー×1を搭載したイヤホンで、価格や日本で販売するかについては、まだ検討中の段階とのことだ。