価格は未定
LG、88型8K有機ELテレビ「Z9」を日本で今秋発売
LGエレクトロニクス・ジャパンは本日、国立新美術館にてプレミアム家電ブランド「LG SIGNATURE」を披露するイベント「LG SIGNATURE IN TOKYO」を開催。
イベントの中で同社代表取締役社長の李 栄彩(イ・ヨンチェ)氏は、88型の8K有機ELテレビ「Z9」を、この秋日本で発売する予定であることを明らかにした。価格は未定。
8K有機ELテレビ「Z9」は、今年1月のCESで披露されたモデル。CESの時点では、日本でも年内に発売する予定としていたが、発売時期がより具体的になった格好だ。米国でもまだ発売されていないが、CESの会場では、米国での販売価格は3万ドル程度になる見込みと説明していた。
88型8K有機ELテレビ「Z9」は、最新世代の映像プロセッサー「α9 Gen 2」を搭載。AIを活用したディープラーニング技術により、画質だけでなく音質も向上させるという。トーンマッピングを視聴環境に最適化する技術も搭載するほか、ドルビービジョンにも対応。音声面では2chコンテンツのバーチャルサラウンド化機能も搭載している。
李社長は「誰もが難しいと思っていた有機ELテレビの量産化に成功したLGは、日本でもいち早く(8K有機ELテレビを)提供できることをとても嬉しく思っている」とコメントした。
■美術館でブランドコンセプト“The Art of Essence”を体現
プレミアム家電ブランド「LG SIGNATURE」は、“The Art of Essence(=家電をアートに)”をコンセプトに、機能性とミニマルなデザイン美を追求した製品をラインナップ。現在日本市場では4K有機ELテレビ「W9シリーズ」、冷蔵庫「InstaView Door-in Door冷蔵庫」、洗濯乾燥機「DUALWash」がラインナップされている。
デザイナーは、B&Oの電話機「Beocom 2」などを手掛けたトーステン・ヴァリュアー(Torsten Valeur)氏。2014年からLGのプロダクトデザインアドバイザーを務め、現在はLG SIGNATUREを手掛ける「ホームアプライアンス統轄デザイナー」に就任している。
今回開催されたイベントは、美術館という場で洗練されたデザインの家電をアートに見立ててアピールするというコンセプト。前述の「Z9」や日本未発売となる加湿空気清浄機、ワインセラーなどもお披露目された。
李社長は「LGはこれまで総合家電メーカーとして様々なライフスタイルの提案をしてきた。『LG SIGNATURE』はそのなかでも最高峰の、世界一美しい家電を目指して作られた製品たちだ。最先端の技術を惜しみなく投入しつつ、不要なものを果敢に取り除くことでミニマルなデザインを実現した。家電をただの道具でなく、絵画のように生活空間に飾って欲しいという思いが込められている」とプレミアムブランドをアピールした。
また、ヴァリュアー氏もデンマークから来日。「私の仕事は、テクノロジーを長く魅力を保てるような商品にまとめあげること。電化製品は機能性だけのために目立ってしまう要素があってはならないと思っている。LG SIGNATUREはシンプルなデザインのなかに先進の機能をつめこんだ製品。このようなシリーズに関われて幸せに思っている」と語った。
■映画監督の安藤桃子さんらがそれぞれの目線からLG SIGNATUREの魅力を語る
会場にはスペシャルゲストとして、映画監督の安藤桃子さんとフレンチシェフの木下威征さんも登場。それぞれの目線から、LG SIGNATUREの魅力を実感を込めて語っていた。
木下さんは「冷蔵庫が本当に便利。扉をノックすると中が見えるのも、手を使わずに開けられるのもいい。見た目もスタイリッシュ。庫内がステンレスというのもいいですね。見た目だけじゃなく、食材の鮮度を保つ温度維持的な面でもメリットがあります」とコメント。
安藤さんは、洗濯機について「この洗濯機すごいんです。ふたつのドラムが一体化してるんです。この発想ってなくないですか?泥だらけの子供の洗濯物も同時に洗濯できるのは嬉しい。しかもWi-Fi対応で洗濯が終わったらスマホにお知らせしてくれたり、洗剤を入れておけば自動で適量を判断して入れておいてくれたりするのも本当にすごい」と熱っぽくコメント。
8K有機ELテレビ「Z9」についても「映像にとって、黒をいかに表現できるかはいちばん難しいところ。漆黒を自宅のテレビで表現することは今までできなかった。暗闇のなかでうっすら照明を当てて…みたいなこだわって作った映像も、自宅の環境では伝わっていなかったけれど、これは再現できるわけです。光と影で構成された白黒映画をいちばん人の目に近いかたちで体験できるシステムだと思いました」と、常日頃映像づくりに関わっている目線から「Z9」の表現力を絶賛していた。
イベントの中で同社代表取締役社長の李 栄彩(イ・ヨンチェ)氏は、88型の8K有機ELテレビ「Z9」を、この秋日本で発売する予定であることを明らかにした。価格は未定。
8K有機ELテレビ「Z9」は、今年1月のCESで披露されたモデル。CESの時点では、日本でも年内に発売する予定としていたが、発売時期がより具体的になった格好だ。米国でもまだ発売されていないが、CESの会場では、米国での販売価格は3万ドル程度になる見込みと説明していた。
88型8K有機ELテレビ「Z9」は、最新世代の映像プロセッサー「α9 Gen 2」を搭載。AIを活用したディープラーニング技術により、画質だけでなく音質も向上させるという。トーンマッピングを視聴環境に最適化する技術も搭載するほか、ドルビービジョンにも対応。音声面では2chコンテンツのバーチャルサラウンド化機能も搭載している。
李社長は「誰もが難しいと思っていた有機ELテレビの量産化に成功したLGは、日本でもいち早く(8K有機ELテレビを)提供できることをとても嬉しく思っている」とコメントした。
■美術館でブランドコンセプト“The Art of Essence”を体現
プレミアム家電ブランド「LG SIGNATURE」は、“The Art of Essence(=家電をアートに)”をコンセプトに、機能性とミニマルなデザイン美を追求した製品をラインナップ。現在日本市場では4K有機ELテレビ「W9シリーズ」、冷蔵庫「InstaView Door-in Door冷蔵庫」、洗濯乾燥機「DUALWash」がラインナップされている。
デザイナーは、B&Oの電話機「Beocom 2」などを手掛けたトーステン・ヴァリュアー(Torsten Valeur)氏。2014年からLGのプロダクトデザインアドバイザーを務め、現在はLG SIGNATUREを手掛ける「ホームアプライアンス統轄デザイナー」に就任している。
今回開催されたイベントは、美術館という場で洗練されたデザインの家電をアートに見立ててアピールするというコンセプト。前述の「Z9」や日本未発売となる加湿空気清浄機、ワインセラーなどもお披露目された。
李社長は「LGはこれまで総合家電メーカーとして様々なライフスタイルの提案をしてきた。『LG SIGNATURE』はそのなかでも最高峰の、世界一美しい家電を目指して作られた製品たちだ。最先端の技術を惜しみなく投入しつつ、不要なものを果敢に取り除くことでミニマルなデザインを実現した。家電をただの道具でなく、絵画のように生活空間に飾って欲しいという思いが込められている」とプレミアムブランドをアピールした。
また、ヴァリュアー氏もデンマークから来日。「私の仕事は、テクノロジーを長く魅力を保てるような商品にまとめあげること。電化製品は機能性だけのために目立ってしまう要素があってはならないと思っている。LG SIGNATUREはシンプルなデザインのなかに先進の機能をつめこんだ製品。このようなシリーズに関われて幸せに思っている」と語った。
■映画監督の安藤桃子さんらがそれぞれの目線からLG SIGNATUREの魅力を語る
会場にはスペシャルゲストとして、映画監督の安藤桃子さんとフレンチシェフの木下威征さんも登場。それぞれの目線から、LG SIGNATUREの魅力を実感を込めて語っていた。
木下さんは「冷蔵庫が本当に便利。扉をノックすると中が見えるのも、手を使わずに開けられるのもいい。見た目もスタイリッシュ。庫内がステンレスというのもいいですね。見た目だけじゃなく、食材の鮮度を保つ温度維持的な面でもメリットがあります」とコメント。
安藤さんは、洗濯機について「この洗濯機すごいんです。ふたつのドラムが一体化してるんです。この発想ってなくないですか?泥だらけの子供の洗濯物も同時に洗濯できるのは嬉しい。しかもWi-Fi対応で洗濯が終わったらスマホにお知らせしてくれたり、洗剤を入れておけば自動で適量を判断して入れておいてくれたりするのも本当にすごい」と熱っぽくコメント。
8K有機ELテレビ「Z9」についても「映像にとって、黒をいかに表現できるかはいちばん難しいところ。漆黒を自宅のテレビで表現することは今までできなかった。暗闇のなかでうっすら照明を当てて…みたいなこだわって作った映像も、自宅の環境では伝わっていなかったけれど、これは再現できるわけです。光と影で構成された白黒映画をいちばん人の目に近いかたちで体験できるシステムだと思いました」と、常日頃映像づくりに関わっている目線から「Z9」の表現力を絶賛していた。