スピーカー非搭載の弟機も
エプソン、明るい部屋でも使いやすい高輝度4K/HDRプロジェクター「EH-TW7100」
エプソン販売は、 “dreamio” ホームプロジェクターの新製品として、4K液晶プロジェクター「EH-TW7100」「EH-TW7000」を、11月中旬〜下旬に発売する。価格はオープンだが、直販ストアではEH-TW7100が199,980円(税抜)、EH-TW7000が169,980円(税抜)での販売を予定する。
EH-TW7100とEH-TW7000は、「EH-TW6700」の後継として位置づけられる4K/HDR対応プロジェクター。EH-TW7100が上位モデルとなり、その違いは10W×2スピーカーを搭載するか否かと、コントラスト比の差にある。
ともに輝度3000lmを実現。リビングなどの明るい空間でもくっきりとした映像が投写できる点を特徴とする。液晶パネル解像度はフルHDだが、4Kエンハンスメントテクノロジーによる4K描写に対応する。また、同社がdreamio製品に採用する3LCD方式を踏襲しており、高い色再現性とカラーブレーキングのない映像描写を実現としている。
4Kエンハンスメントテクノロジーは、1画素を斜めにシフトして縦横の解像度を2倍にするテクノロジー。4Kネイティブではないが、フルHDのパネルを使うため4Kパネルより開口率が高く、光を透過しやすいことから効率的に光を活用できるメリットがあるという。これを3LCD方式と組み合わせることで、明るさと解像度の両立を図っており、「コストパフォーマンスの良い4Kプロジェクターが開発できる」と同社はアピールする。
伝送は4K・60p18Gbpsに対応。HDRはHDR10とHLGをサポートしており、UHD BDの再生だけでなく、4Kテレビ放送を楽しめる。またHDR信号は16段階の調整機能により画質を追い込むことができる。HDRセッティングメニューには、リオコンのHDRボタンから直接アクセス可能だ。
レンズシフトは縦60%と横24%に対応。1.6倍ズームレンズ機能も備えることで、設置の自由度を高めた。Bluetooth送信機能を搭載しており、対応スピーカーやヘッドホンなどに音声を伝送可能だ。また、先述のとおり、EH-TW7100は10W×2スピーカーを内蔵。コントラスト比はEH-TW7100が100,000:1、EH-TW7000が40,000:1となる。
背面端子はHDMI入力を2系統、3.5mm音声出力、USB miniB(サービス端子)、USB-A(2.0)、DC Outを各1系統装備。加えてEH-TW7100にはTrigger Out、ES232C端子をそれぞれ1系統備える。
発表に先駆けて実施されたメディア向けの説明会では、エプソン販売株式会社 販売推進本部 VPMD部 部長の蟹澤啓明氏が挨拶に立った。冒頭、「ホームプロジェクターの市場は下落傾向が続いており、廉価版4Kモデルが市場に登場して以降、エプソンのシェアも低下している。新しいコンセプトの製品を投入することで、市場回復とシェアの巻き返しを図りたい」と同社の現状と取り組みを説明した。
実際に、同社が今年発売を開始した「EF-100」も、新規ユーザー層の獲得を目指した製品だ。EF-100の購入者アンケートによると、20〜40代で約80%を占めており、女性比率も従来モデルより増加しているという。そのうち、プロジェクターを初めて購入した新規層が7割。また寝室で使用する、スクリーンを使用していない、テレビを所有していないといったユーザーも多く、「新たな顧客価値の提供が、ユーザーの裾野拡大につながった」と結果に自信を見せる。
一方で、プロジェクターの抱える購入障壁として、設置が難しいということや、マニアが使うものというイメージが拭いきれないこと、仕事で使うものであり画質がよくないというイメージを持たれていることなどを挙げ、ホームシアターファンだけでなくライトユーザーに向け、「高品質」「簡単」「誰でも」「どこでも」をコンセプトに製品開発を行っていくと述べた。
EH-TW7100とEH-TW7000は、「EH-TW6700」の後継として位置づけられる4K/HDR対応プロジェクター。EH-TW7100が上位モデルとなり、その違いは10W×2スピーカーを搭載するか否かと、コントラスト比の差にある。
ともに輝度3000lmを実現。リビングなどの明るい空間でもくっきりとした映像が投写できる点を特徴とする。液晶パネル解像度はフルHDだが、4Kエンハンスメントテクノロジーによる4K描写に対応する。また、同社がdreamio製品に採用する3LCD方式を踏襲しており、高い色再現性とカラーブレーキングのない映像描写を実現としている。
4Kエンハンスメントテクノロジーは、1画素を斜めにシフトして縦横の解像度を2倍にするテクノロジー。4Kネイティブではないが、フルHDのパネルを使うため4Kパネルより開口率が高く、光を透過しやすいことから効率的に光を活用できるメリットがあるという。これを3LCD方式と組み合わせることで、明るさと解像度の両立を図っており、「コストパフォーマンスの良い4Kプロジェクターが開発できる」と同社はアピールする。
伝送は4K・60p18Gbpsに対応。HDRはHDR10とHLGをサポートしており、UHD BDの再生だけでなく、4Kテレビ放送を楽しめる。またHDR信号は16段階の調整機能により画質を追い込むことができる。HDRセッティングメニューには、リオコンのHDRボタンから直接アクセス可能だ。
レンズシフトは縦60%と横24%に対応。1.6倍ズームレンズ機能も備えることで、設置の自由度を高めた。Bluetooth送信機能を搭載しており、対応スピーカーやヘッドホンなどに音声を伝送可能だ。また、先述のとおり、EH-TW7100は10W×2スピーカーを内蔵。コントラスト比はEH-TW7100が100,000:1、EH-TW7000が40,000:1となる。
背面端子はHDMI入力を2系統、3.5mm音声出力、USB miniB(サービス端子)、USB-A(2.0)、DC Outを各1系統装備。加えてEH-TW7100にはTrigger Out、ES232C端子をそれぞれ1系統備える。
発表に先駆けて実施されたメディア向けの説明会では、エプソン販売株式会社 販売推進本部 VPMD部 部長の蟹澤啓明氏が挨拶に立った。冒頭、「ホームプロジェクターの市場は下落傾向が続いており、廉価版4Kモデルが市場に登場して以降、エプソンのシェアも低下している。新しいコンセプトの製品を投入することで、市場回復とシェアの巻き返しを図りたい」と同社の現状と取り組みを説明した。
実際に、同社が今年発売を開始した「EF-100」も、新規ユーザー層の獲得を目指した製品だ。EF-100の購入者アンケートによると、20〜40代で約80%を占めており、女性比率も従来モデルより増加しているという。そのうち、プロジェクターを初めて購入した新規層が7割。また寝室で使用する、スクリーンを使用していない、テレビを所有していないといったユーザーも多く、「新たな顧客価値の提供が、ユーザーの裾野拡大につながった」と結果に自信を見せる。
一方で、プロジェクターの抱える購入障壁として、設置が難しいということや、マニアが使うものというイメージが拭いきれないこと、仕事で使うものであり画質がよくないというイメージを持たれていることなどを挙げ、ホームシアターファンだけでなくライトユーザーに向け、「高品質」「簡単」「誰でも」「どこでも」をコンセプトに製品開発を行っていくと述べた。