環境に応じてプリセットを自動選択する技術も
<CES>密閉せずに-40dBのノイキャン実現、完全ワイヤレス用新チップをamsが開発
amsジャパン(株)は、米ラスベガスで開催されている「CES 2020」において、パーソナルオーディオ用の新チップなどを展示している。
新製品群の一つとして同社は、物理的に密閉せず、ルーズに装着した完全ワイヤレスイヤホンでも、高いノイズキャンセル性能を実現するデジタルオーディオプロセッサー「AS3460」を展示している。
同チップには、同社独自の適応型音漏れ補正技術を搭載。周波数範囲とノイズ減衰のレベルをダイナミックに調整してノイズキャンセルを行うという。ルーズな装着状態でも、広範囲の可聴周波数で最大40dBのノイズ減衰を実現する初のオーディオチップであると同社はアピールしている。
通常のカナル型ノイキャンイヤホンは、イヤーチップによるパッシブなノイズキャンセルと、マイクで集音した音声と逆位相の音を発するアクティブノイズキャンセルを組み合わせている。
だが同社の行った調査では、「完全ワイヤレスイヤホンのユーザーは、より装着が快適なルーズフィットを好む」ことがわかったとのこと。
同社エグゼクティブ・バイスプレジデントであるクリス・フェージュ氏は、「密閉型イヤホンはユーザーの快適性を犠牲にすることでパッシブなノイズ減衰を得て、ルーズフィットイヤホンで用いられる従来型のノイズキャンセレーションシステムの欠点を補っています。これは妥協した設計」と主張している。
またAS3460には、車内や航空機、混雑した室内など様々な周囲音環境を検出し、ユーザーが何もしなくとも自動的にノイズフィルターのプリセットを選択する技術や、リーク電流を抑える技術なども備えている。
新製品群の一つとして同社は、物理的に密閉せず、ルーズに装着した完全ワイヤレスイヤホンでも、高いノイズキャンセル性能を実現するデジタルオーディオプロセッサー「AS3460」を展示している。
同チップには、同社独自の適応型音漏れ補正技術を搭載。周波数範囲とノイズ減衰のレベルをダイナミックに調整してノイズキャンセルを行うという。ルーズな装着状態でも、広範囲の可聴周波数で最大40dBのノイズ減衰を実現する初のオーディオチップであると同社はアピールしている。
通常のカナル型ノイキャンイヤホンは、イヤーチップによるパッシブなノイズキャンセルと、マイクで集音した音声と逆位相の音を発するアクティブノイズキャンセルを組み合わせている。
だが同社の行った調査では、「完全ワイヤレスイヤホンのユーザーは、より装着が快適なルーズフィットを好む」ことがわかったとのこと。
同社エグゼクティブ・バイスプレジデントであるクリス・フェージュ氏は、「密閉型イヤホンはユーザーの快適性を犠牲にすることでパッシブなノイズ減衰を得て、ルーズフィットイヤホンで用いられる従来型のノイズキャンセレーションシステムの欠点を補っています。これは妥協した設計」と主張している。
またAS3460には、車内や航空機、混雑した室内など様々な周囲音環境を検出し、ユーザーが何もしなくとも自動的にノイズフィルターのプリセットを選択する技術や、リーク電流を抑える技術なども備えている。