秋葉原電気街振興会がアンケート調査結果を発表
秋葉原電気街に来る目的、欲しい商品は? 関心高まる注目株は「e-Sports関連機器」
■10代から30代の若年層が伸長
昨年末商戦に恒例の「冬の秋葉原電気街まつり2019」を開催した秋葉原電気街振興会は、期間中に新たにLINEを利用したアンケート形式のプレゼントキャンペーンを実施。全2,757名のアンケート結果を発表し、秋葉原電気街に訪れる来街者像やこれから注目される商品について明らかにした。
ユーザーの属性では、まず「男女比」は、「男性」が89.9%、「女性」が10.1%。秋葉原電気街振興会の加盟店には、中古を含めたパソコンや電気・電子部品などを取り扱うところが多いことが数字に反映されている。また、前回(2019年7月5日から8月12日開催「2019 夏の秋葉原電気街まつり」)との比較では、男性の比率がさらに2.6ポイントアップしている。
「年代別構成比」では、最多が「40代」で28.6%。以下、「30代」28.1%、「20代」27.2%、「50代」10.3%と続く。「10代」は3.7%。前回との比較では、「10代」「20代」「30代」の若年層が合わせて3.6ポイント増加している。
「都道府県別」では、来街者は全47都道府県のうち35都道府県に及び、筆頭は「東京都」で過半数の52.0%。次いで、「千葉県」14.2%、「埼玉県」12.8%、「神奈川県」11.1%となり、1都3県で9割を占め、前回との比較では1.2ポイントの増加を示す。なお、当選者にプレゼント商品を発送する関係から、海外は対象外となっている。
■若者の欲しい商品で「e-Sports関連機器」が急上昇
「冬の秋葉原電気街まつり2019を知ったきっかけ」は、「秋葉原の店頭」が75.6%と圧倒的に多く、年末商戦期の秋葉原電気街を大いに盛り上げたことは間違いないものの、電気街まつりを楽しみのひとつに秋葉原電気街まで足を運ぶ、そんなお客様をもっと増やしていくためには、告知方法にもさらなる工夫が必要となりそうだ。
そうした観点からも注目されるのは、今回、コラボレーションを行った「新サクラ大戦の公式ホームページ」、および、「中央通りに掲げられた新サクラ大戦描き下ろしの2.4メートルにもなるフラッグ広告」からの認知がそれぞれ6.0%、4.9%あり、コラボレーション効果がてきめんに現れている。
「秋葉原電気街振興会加盟店への来店頻度」は、「月に1回以上」が44.8%、「週に1回以上」が26.8%で、両者で7割以上を占め、前回からも3.7ポイントアップする。反対に「初めて」は0.7%にとどまっており、来街者が熱心な既存客に支えられている構図が鮮明となる一方、新規客の取り込みが今後のテーマのひとつとして改めて浮き彫りになる。
「来店した目的」では、「買い物/家電」45.4%、「買い物/ゲーム・e-Sports」19.3%、「買い物・アニメ」14.9%と続く。「買い物/ゲーム・e-Sports」が前回より3.5ポイント増加した点が目に付く。また、買い物目的はもちろんのこと、「イベント・アミューズメント」が3.8%、ラーメン激戦区で知られるなど「食事」も1.2%となった。
「今後 欲しい商品」では、「パソコン」がダントツの1位。以下、「家庭用ゲーム機」「ヘッドホン・イヤホン」「スマートフォン」と続く。五輪イヤーを迎え、4K化・大型化で販売好調な「テレビ」が6位。買い替え予備軍から引き続き高い関心を寄せられていることが見て取れ、今後のさらなる盛り上がりが期待できそうだ。
「今後 欲しい商品」を年代別に分けてみた結果では、全体では8位だった「e-Sports関連機器」が、10代で3位、20代で4位、30代で5位にランクされている点が目を引く。若年層からの関心の高まりを背景に、家電量販店でもパソコンコーナーに隣接して専用のコーナーを設けるところが増えてきている。
秋葉原電気街振興会では、これまでハガキで行ってきたプレゼント応募方式を、今回よりLINEを用いてデジタル化。これに伴い、応募に伴い実施しているアンケート調査も、来街者の動向をより迅速かつ的確に把握することが可能となり、今後の街づくり、店づくりへ活かし、電器街のさらなる活性化につなげていく構えだ。
昨年末商戦に恒例の「冬の秋葉原電気街まつり2019」を開催した秋葉原電気街振興会は、期間中に新たにLINEを利用したアンケート形式のプレゼントキャンペーンを実施。全2,757名のアンケート結果を発表し、秋葉原電気街に訪れる来街者像やこれから注目される商品について明らかにした。
ユーザーの属性では、まず「男女比」は、「男性」が89.9%、「女性」が10.1%。秋葉原電気街振興会の加盟店には、中古を含めたパソコンや電気・電子部品などを取り扱うところが多いことが数字に反映されている。また、前回(2019年7月5日から8月12日開催「2019 夏の秋葉原電気街まつり」)との比較では、男性の比率がさらに2.6ポイントアップしている。
「年代別構成比」では、最多が「40代」で28.6%。以下、「30代」28.1%、「20代」27.2%、「50代」10.3%と続く。「10代」は3.7%。前回との比較では、「10代」「20代」「30代」の若年層が合わせて3.6ポイント増加している。
「都道府県別」では、来街者は全47都道府県のうち35都道府県に及び、筆頭は「東京都」で過半数の52.0%。次いで、「千葉県」14.2%、「埼玉県」12.8%、「神奈川県」11.1%となり、1都3県で9割を占め、前回との比較では1.2ポイントの増加を示す。なお、当選者にプレゼント商品を発送する関係から、海外は対象外となっている。
■若者の欲しい商品で「e-Sports関連機器」が急上昇
「冬の秋葉原電気街まつり2019を知ったきっかけ」は、「秋葉原の店頭」が75.6%と圧倒的に多く、年末商戦期の秋葉原電気街を大いに盛り上げたことは間違いないものの、電気街まつりを楽しみのひとつに秋葉原電気街まで足を運ぶ、そんなお客様をもっと増やしていくためには、告知方法にもさらなる工夫が必要となりそうだ。
そうした観点からも注目されるのは、今回、コラボレーションを行った「新サクラ大戦の公式ホームページ」、および、「中央通りに掲げられた新サクラ大戦描き下ろしの2.4メートルにもなるフラッグ広告」からの認知がそれぞれ6.0%、4.9%あり、コラボレーション効果がてきめんに現れている。
「秋葉原電気街振興会加盟店への来店頻度」は、「月に1回以上」が44.8%、「週に1回以上」が26.8%で、両者で7割以上を占め、前回からも3.7ポイントアップする。反対に「初めて」は0.7%にとどまっており、来街者が熱心な既存客に支えられている構図が鮮明となる一方、新規客の取り込みが今後のテーマのひとつとして改めて浮き彫りになる。
「来店した目的」では、「買い物/家電」45.4%、「買い物/ゲーム・e-Sports」19.3%、「買い物・アニメ」14.9%と続く。「買い物/ゲーム・e-Sports」が前回より3.5ポイント増加した点が目に付く。また、買い物目的はもちろんのこと、「イベント・アミューズメント」が3.8%、ラーメン激戦区で知られるなど「食事」も1.2%となった。
「今後 欲しい商品」では、「パソコン」がダントツの1位。以下、「家庭用ゲーム機」「ヘッドホン・イヤホン」「スマートフォン」と続く。五輪イヤーを迎え、4K化・大型化で販売好調な「テレビ」が6位。買い替え予備軍から引き続き高い関心を寄せられていることが見て取れ、今後のさらなる盛り上がりが期待できそうだ。
「今後 欲しい商品」を年代別に分けてみた結果では、全体では8位だった「e-Sports関連機器」が、10代で3位、20代で4位、30代で5位にランクされている点が目を引く。若年層からの関心の高まりを背景に、家電量販店でもパソコンコーナーに隣接して専用のコーナーを設けるところが増えてきている。
秋葉原電気街振興会では、これまでハガキで行ってきたプレゼント応募方式を、今回よりLINEを用いてデジタル化。これに伴い、応募に伴い実施しているアンケート調査も、来街者の動向をより迅速かつ的確に把握することが可能となり、今後の街づくり、店づくりへ活かし、電器街のさらなる活性化につなげていく構えだ。