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コネクターも5種類ラインナップ

日本ディックス、3種の導体から選べる4.4mm 8芯バランスケーブル「Pentaconn RECABLE HGポータブル」

公開日 2021/04/22 14:47 編集部:成藤 正宣
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日本ディックスは、日系オーディオケーブル専業メーカーと共同開発したイヤホン/ヘッドホン向け4.4mm 5極バランスケーブル「Pentaconn RECABLE HGポータブルシリーズ」を4月23日より発売する。同社WEB直販およびe☆イヤホンにて取り扱い、予約受付も開始している。

OFC導体採用の「PRH01-44シリーズ」、OFCと純銀のハイブリッド導体採用の「PRH02-44シリーズ」、純銀導体採用の「PRH03-44シリーズ」をラインナップし、コネクターはPentaconn ear/Pentaconn ear異形/2pin/MMCX/3.5mmの5種類から選択可能。税込価格は以下の通り。

PRH01-44シリーズ(OFC)】
・Pentaconn ear:39,600円
・Pentaconn ear異形:39,600円
・2pin:38,500円
・MMCX:38,500円
・3.5mm:40,700円

「PRH01-44」(MMCXコネクター)

PRH02-44シリーズ(OFC+純銀)】
・Pentaconn ear:67,100円
・Pentaconn ear異形:67,100円
・2pin:66,000円
・MMCX:66,000円
・3.5mm:68,200円

「PRH02-44」(Pentaconn earコネクター)

PRH03-44シリーズ(純銀)】
・Pentaconn ear:83,600円
・Pentaconn ear異形:83,600円
・2pin:82,500円
・MMCX:82,500円
・3.5mm:84,700円

「PRH03-44」(3.5mmコネクター)

いずれのモデルも、素線19本を3セット束ねた芯線を8本編み上げた8本Bride構造を採用。ケーブル1本につき計450本以上の線材を使用する。また、プラス側とマイナス側で導体の撚り方向をそれぞれ反対方向に対称化することで信号伝達を安定化し、高音質と取り回しやすさの両立を図った。ケーブル長は約1.2m。

4.4mmおよびPentaconn ear/3.5mmコネクターには、自社設計の最高級OFCプラグを採用。導体抵抗値を抑え、周波数全域でノイズ感とオーディオ信号伝達ロスを低減することで、クリアな音響伝達を追求したという。また、金メッキの下地やその他のメタルパーツには非磁性体材料を採用し、徹底的な磁性体の排除も行った。

4.4mmプラグやPentaconn earは同社の最高級品を使用

製造は同社東京本社でのハンドメイド少量生産にて実施。はんだ付けに至るまでこだわっており、はんだの吟味だけでなく最適なはんだ付け機器や工法も模索し、音質/耐腐食性/電気化学的特性を高めたとのこと。

東京本社で職人が1本ずつ丁寧に製造。はんだまでこだわる

同社では各モデルの音質傾向について、「PRH01-44」が中低域に長けた重厚で濃密なサウンド、「PRH02-44」がバランスと音域の広さに優れた繊細かつ濃密なサウンド、「PRH03-44」がきらびやかで繊細かつ高音域の抜け感に優れたサウンド、と紹介している。

なお3.5mmコネクター以外のモデルでは、コネクター付近にイヤホンの耳掛け装着に適した加工を行っている。また、ラインナップのうち「Pentaconn ear異形」コネクターは、ゼンハイザー「IE 500 PRO」「IE 400 PRO」などに対応した形状のロングタイプとなる。

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