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「NW-WM1AM2」も

ソニー、新最上位ウォークマン「NW-WM1ZM2」。音質向上とストリーミング対応を両立

公開日 2022/02/09 10:02 ファイルウェブ編集部
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音楽の楽しみ方を広げる「DSEE Ultimate」「DSDリマスタリングエンジン」搭載

従来モデルから引き続き、フルデジタルアンプ「S-Master HX(CXD3778GF)」を搭載。PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzネイティブ再生まで対応する。ヘッドホン端子も3.5mmアンバランス/4.4mmバランスの2系統を搭載し、実用最大出力はアンバランス接続が60mW+60mW(16Ω)、バランス接続が250mW+250mW(16Ω)となる。

従来どおり、3.5mmアンバランス/4.4mmバランス出力を搭載

非ハイレゾ音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする機能「DSEE」は、最新バージョン「DSEE Ultimate」にアップデートされた。サンプリング周波数およびビット深度を最大192kHz/32bit相当まで拡張。AI技術によって曲のタイプを自動判別することで、女性ボーカルなどの高い音域の表現力や、弦楽器の音の伸びや消え際といった微細な音の再現性も向上させるとする。

さらに本モデルでは、ストリーミングサービスなどの他社製アプリでの音楽再生や、Bluetoothヘッドホン/イヤホン接続時でもDSEE Ultimateが利用可能となった。加えて、CD相当のロスレスコーデック(FLAC 44.1kHzおよび48kHz)におけるアップスケーリング技術を進化させたとしている。

またウォークマンとしては初めて、DMP-Z1などにも採用されていた「DSDリマスタリングエンジン」を搭載した。独自のアルゴリズムにより元のデータを損なうことなくDSD信号に変換する機能で、本モデルではDMP-Z1を上回るDSD 11.2MHz相当への変換に対応。また、音質の好みに応じてオン/オフを切り替えることも可能となっている。なお本機能は、有線接続かつ「W.ミュージック」アプリでの音楽再生のみ対応となる。

操作面では、ディスプレイが従来モデルの4.0インチから5.0インチ(1,280×720)に大画面化。ホーム画面と再生画面のUIも一新され、再生アプリ「W.ミュージック」をウィジェットとして表示することが可能となった。また再生画面の背景は、再生中楽曲のジャケット色に応じて変化する。

従来モデル「NW-WM1Z/WM1A」からディスプレイサイズを大型化。タッチの操作性を向上させた

側面には、携帯時などに手探りで操作しやすい音量/音楽再生操作ボタンを引き続き搭載

「W.ミュージック」においては、バランス/アンバランス接続それぞれの再生時間を記録する「エイジングカウンター」を搭載。本モデルでは、コンデンサーの特性を安定させ最大限の音質を引き出すために、バランス/アンバランス接続それぞれ200時間ずつのエージングを推奨しており、その状況をいつでも確認することができる。

「W.ミュージック」の再生画面をホーム画面に表示できる

機能面では、従来モデルから引き続き、アナログアンプの特性を再現する「DCリニアライザー」、アナログ再生の音の質感を再現する「バイナルプロセッサー」、楽曲ごとの音量差を揃える「ダイナミックノーマライザー」、イコライザーといった機能を搭載。USB-DAC機能にも対応するが、トーンコントロール機能については非搭載となった。また、立体音響の360 Reality Audioの再生にも対応した。


再生フォーマットに応じて様々なカセットテープ画像を表示する機能も引き続き搭載

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