Campfire Audio、64 Audioも新作を試聴展示
<ヘッドフォン祭>Hiby新旗艦DAP「R6 Pro II」を披露/FAudioやUnique Melodyなどから新作イヤホン多数
東京・中野にて本日4月29日に開催された「春のヘッドフォン祭 2023」。さまざまなオーディオブランドが新製品を携えて出展している中、本記事では、ミックスウェーブのブースを紹介したい。
Hiby Musicでは、ブランドの新たなフラグシップモデルとなる新DAP「R6 Pro II」を初披露。本国ではすでに発売されており、国内での展開は夏を予定、販売価格は11万5千円前後になる見込みだという。
R6 Pro IIにはAKMの最上位DACチップを搭載。「AK4499EX」をデュアルで搭載しており、デジタル信号処理専用チップ「AK4191EQ」と組み合わせるセパレートDAC構成が採用される。
SoCにはSnapdragon 665を、OSにはAndroid 12を採用する。最大PCM 1536kHz/32bit、DSD 1024に対応、MQAの16倍展開も可能となる。ワイヤレス接続はWi-Fi/Bluetoothに対応し、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC/UATをサポートする。
ディスプレイサイズは5.9インチ。本体底面部には接続端子が並んでおり、3.5mmアンバランス/4.4mmバランス出力、3.5mmアンバランス/4.4mmバランスのラインアウト、USB Type-Cを装備している。
このほか、先月末に国内で発売開始となった「R6 III」をはじめとするDAPのほか、イヤホン製品も展示。参考出品として、フラグシップモデルのチタン筐体イヤホン「HiBy Zeta」が試聴可能となっていた。
HiBy Zetaはハイブリッド構成で、EST(静電)型を4基、BA型を4基、ダイナミック型を1基の合計9ドライバーを搭載している。
FAudioからは新作イヤホンが2機種登場した。一つ目はダイナミックドライバー1基搭載の「Spring」。従来モデル「Major」で用いられた、ダブルレイヤー構造を特徴とする独自開発のダイナミックドライバーを改良して搭載しているとのこと。ボーカルの再現力や、高域の美しさなどがさらに向上しているという。
もう一つは「Project X」のプロトタイプ。クアッドハイブリッド構成となっており、ダイナミック、BA、静電型、ピエゾと4種類のドライバーを組み合わせている。FAudioでは以前にトリプル・ハイブリッドイヤホン「Project Y」を発表しているが、製品として登場するまでの間、イベントのたびに参考出品され、そのサウンドに磨きをかけていった経緯がある。Project Xもまた、プロトタイプとなっていることから、ユーザーの声を受けてブラッシュアップを図っていくものとみられる。
なお、いずれも日本での発売時期および価格は、現時点では未定とのこと。
Campfire Audioは、イベント前日の4月28日に発売開始となったばかりの「Andromeda Emerald Sea」「Solaris Stellar Horizon」をメインに出展。人気モデルのAndromeda、フラグシップモデルのSolarisの最新機種にあたり、多くのユーザーがその新たなサウンドを体験しようと、試聴に訪れていた。(PHILE WEBではレビュー記事も公開中)
ブースにはこのほか、平面磁界型カスタムIEM「Supermoon」の試聴機や、3DDイヤホン「Trifecta」の筐体カラーにブルーを採用した “Trifecta Astral Plane” などが並んだ。いずれも手の形をしたフックにかけるかたちで展示、独自の世界観が感じられる演出で一際注目を集めていた。
2月に開催された「冬のヘッドフォン祭mini2023」にて、音質チューニングの完成がアナウンスされたハイブリッド構成の7ドライバーイヤホンが、いよいよ製品版として登場。名称は「Maslow」、発売開始も近いとのことで、価格はユニバーサルモデルが124,900円前後、カスタムIEMが149,800円前後の見込み。
Mentorシリーズの新モデル「Multiverse Mentor」も参考出展。本国ではすでに発売されており、国内展開も予定しているとのこと。このほか、完全ワイヤレスイヤホン「U-Free」などが試聴可能となっていた。
64 Audioはユニバーサルイヤホンの新モデル「U4s」をメインに、ブランドの各製品を試聴展示。U4sは5月中の発売を予定しており、価格は165,000円前後を見込んでいる。
U4sはダイナミック型1基、BA型2基に加えて、tiaドライバーを1基搭載する合計4ドライバーのハイブリッドイヤホン。独自の電子ローパスフィルターを搭載しており、特に低域の歪み低減に効果を発揮するとのこと。
ケーブルブランドのBeat Audioは、各モデル勢揃いで試聴体験できるように。新製品として、レッドカラーが目を引く「Vermilion」の最新モデル、「Vermilion MkIII」が出展されている。
前モデルのVermilion MKIIでは、複数の導電糸を撚ったものに、リボン状のアイソレーションシースを巻くという特別な螺旋構造とした導体が特徴。Vermilion MkIIIではその螺旋構造の導体を継承しつつ、2本使用することでより導電効率を高めているとのこと。
その上でケーブルの太さなどは従来同様で、導体内部の構成なども進化している様子だ。発売時期、価格は未定だが、前モデルと同等か少し上回る価格設定が予想される。
ほか、「Emerald MKII Headphone Cable」や「Silversonic MKVII」なども披露された。
Hiby Music
Hiby Musicでは、ブランドの新たなフラグシップモデルとなる新DAP「R6 Pro II」を初披露。本国ではすでに発売されており、国内での展開は夏を予定、販売価格は11万5千円前後になる見込みだという。
R6 Pro IIにはAKMの最上位DACチップを搭載。「AK4499EX」をデュアルで搭載しており、デジタル信号処理専用チップ「AK4191EQ」と組み合わせるセパレートDAC構成が採用される。
SoCにはSnapdragon 665を、OSにはAndroid 12を採用する。最大PCM 1536kHz/32bit、DSD 1024に対応、MQAの16倍展開も可能となる。ワイヤレス接続はWi-Fi/Bluetoothに対応し、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC/UATをサポートする。
ディスプレイサイズは5.9インチ。本体底面部には接続端子が並んでおり、3.5mmアンバランス/4.4mmバランス出力、3.5mmアンバランス/4.4mmバランスのラインアウト、USB Type-Cを装備している。
このほか、先月末に国内で発売開始となった「R6 III」をはじめとするDAPのほか、イヤホン製品も展示。参考出品として、フラグシップモデルのチタン筐体イヤホン「HiBy Zeta」が試聴可能となっていた。
HiBy Zetaはハイブリッド構成で、EST(静電)型を4基、BA型を4基、ダイナミック型を1基の合計9ドライバーを搭載している。
FAudio
FAudioからは新作イヤホンが2機種登場した。一つ目はダイナミックドライバー1基搭載の「Spring」。従来モデル「Major」で用いられた、ダブルレイヤー構造を特徴とする独自開発のダイナミックドライバーを改良して搭載しているとのこと。ボーカルの再現力や、高域の美しさなどがさらに向上しているという。
もう一つは「Project X」のプロトタイプ。クアッドハイブリッド構成となっており、ダイナミック、BA、静電型、ピエゾと4種類のドライバーを組み合わせている。FAudioでは以前にトリプル・ハイブリッドイヤホン「Project Y」を発表しているが、製品として登場するまでの間、イベントのたびに参考出品され、そのサウンドに磨きをかけていった経緯がある。Project Xもまた、プロトタイプとなっていることから、ユーザーの声を受けてブラッシュアップを図っていくものとみられる。
なお、いずれも日本での発売時期および価格は、現時点では未定とのこと。
Campfire Audio
Campfire Audioは、イベント前日の4月28日に発売開始となったばかりの「Andromeda Emerald Sea」「Solaris Stellar Horizon」をメインに出展。人気モデルのAndromeda、フラグシップモデルのSolarisの最新機種にあたり、多くのユーザーがその新たなサウンドを体験しようと、試聴に訪れていた。(PHILE WEBではレビュー記事も公開中)
ブースにはこのほか、平面磁界型カスタムIEM「Supermoon」の試聴機や、3DDイヤホン「Trifecta」の筐体カラーにブルーを採用した “Trifecta Astral Plane” などが並んだ。いずれも手の形をしたフックにかけるかたちで展示、独自の世界観が感じられる演出で一際注目を集めていた。
Unique Melody
2月に開催された「冬のヘッドフォン祭mini2023」にて、音質チューニングの完成がアナウンスされたハイブリッド構成の7ドライバーイヤホンが、いよいよ製品版として登場。名称は「Maslow」、発売開始も近いとのことで、価格はユニバーサルモデルが124,900円前後、カスタムIEMが149,800円前後の見込み。
Mentorシリーズの新モデル「Multiverse Mentor」も参考出展。本国ではすでに発売されており、国内展開も予定しているとのこと。このほか、完全ワイヤレスイヤホン「U-Free」などが試聴可能となっていた。
64 Audio
64 Audioはユニバーサルイヤホンの新モデル「U4s」をメインに、ブランドの各製品を試聴展示。U4sは5月中の発売を予定しており、価格は165,000円前後を見込んでいる。
U4sはダイナミック型1基、BA型2基に加えて、tiaドライバーを1基搭載する合計4ドライバーのハイブリッドイヤホン。独自の電子ローパスフィルターを搭載しており、特に低域の歪み低減に効果を発揮するとのこと。
Beat Audio
ケーブルブランドのBeat Audioは、各モデル勢揃いで試聴体験できるように。新製品として、レッドカラーが目を引く「Vermilion」の最新モデル、「Vermilion MkIII」が出展されている。
前モデルのVermilion MKIIでは、複数の導電糸を撚ったものに、リボン状のアイソレーションシースを巻くという特別な螺旋構造とした導体が特徴。Vermilion MkIIIではその螺旋構造の導体を継承しつつ、2本使用することでより導電効率を高めているとのこと。
その上でケーブルの太さなどは従来同様で、導体内部の構成なども進化している様子だ。発売時期、価格は未定だが、前モデルと同等か少し上回る価格設定が予想される。
ほか、「Emerald MKII Headphone Cable」や「Silversonic MKVII」なども披露された。