環境センシング機能にも新対応
シャープ、4K有機ELテレビ「AQUOS OLED FQ1ライン」。AIが音と映像を自動調整
シャープは、4K有機ELテレビの新製品 “AQUOS OLED” 「FQ1ライン」2機種を8月5日に発売する。65型「4T-C65FQ1」および55型「4T-C55FQ1」の2サイズがラインナップ。価格はオープンだが、65型は税込473,000円前後、55型は税込330,000円前後の実売が予想される。
AIプロセッサー「Medalist S4」を搭載し、画質および音質の自動調整が行える4K有機ELテレビ新モデル。本モデルと同時に、量子ドット有機EL(QD-OLED)パネルを採用する上位シリーズ「FS1ライン」も発表されている。またAIプロセッサーについては、6月に発表された液晶モデル「FN1/FN2/FL1ライン」にも搭載していた。
有機ELモデルの従来機が採用していた「Medalist S3」では画質のみをAIが自動調整していたが、今回の「S4」では音質も自動調整。映像モード「AIオートモード」において、AIが人の顔や空などを検知し、番組のジャンルと合わせて画質と音質を自動で調整する。
学習には100万以上の映像を用いており、これによって検知した人の顔や空などの情報を利用しつつ、映画やドラマ、スポーツなどの番組のジャンルに合わせて、色彩、明暗、精細感などを自動で調整する。たとえばスポーツでは芝の緑を鮮やかにしたり、映画では色温度を下げるといった表現が行われる。音声については、スポーツでは実況を聞きやすくしつつ歓声をダイナミックに強調したり、また顔が一定以上の大きさで映っていることを検知して声の聞きやすさを高めたりするという。
さらに画質を自動調整する機能として、周囲の明るさを検知するセンサーを用いた「環境センシング」に対応。明るい部屋では暗部の階調レベルを上げ、ダイナミックな明暗差に補正することで視認性を向上。逆に暗い部屋では、暗部階調をなめらかに調整し、質感を重視した自然な映像に最適化するという。またHDRでは、HDR10、HLG、Dolby Visionの3規格をサポートする。
有機ELパネルは倍速120Hz駆動対応で、明暗豊かでダイナミックな映像を表示するという「S-Brightパネル」を搭載する。これは輝度性能に優れた有機ELに加えて、発光にともなう発熱を効率に抑えるとする放熱構造「クールダウンシールド」を組み合わせたものとなる。さらに輝度性能を引き出す「スパークリングドライブ EX」回路により、漆黒の夜空にきらめく花火や星々を明暗豊かでダイナミックに映し出すとのこと。また、色再現範囲を拡大する「リッチカラーテクノロジープロ」にも対応する。
音響システムには、画面下部のフロントスピーカーに加えて、20度に傾けたハイトスピーカーを上部を配置した「ARSS+(AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS)」を採用。これによって包み込まれるような音響体験を実現するとアピールしている。また、立体音響フォーマットのDoly Atmosもサポートするほか、音響補正技術「Eilex PRISM」も搭載。スピーカーの合計出力は70Wとなる。
OSはGoogle TVを採用し、Chromecast built-inに対応。別売のUSBカメラを接続することで、Google Meetでのビデオ通話や、オリジナルアプリ「リビングカメラ」を利用できる。
リビングカメラでは、自分の姿を映して鏡代わりに使うミラー表示や、家族写真の撮影などが行えるほか、新たにYouTubeとミラーの同時表示に対応。たとえばヨガなどのお手本動画を視聴しながら、自身のポーズやフォームを確認できるようになった。これ以外にも、視聴時間を可視化するアプリ「AQUOSスクリーンタイム」や、Google Fitに連携して体重や血圧などをグラフ表示するアプリ「AQUOSヘルスビューアー」を搭載する。
付属のリモコンも新しくなり、10種類の動画サービスにワンタッチでアクセスできるダイレクトボタンを搭載する。対応サービスは、Netflix、Prime Video、U-NEXT、Hulu、ABEMA、FOD、Net-VISION、TVer、YouTube、Disney+。ダイレクトボタンを押すだけで、テレビの電源がオフの状態であっても、動画サービスの視聴アプリをすぐ起動可能だ。またリモコンおよび本体にはマイクを内蔵しており、見たい番組の音声検索や、Googleアシスタントの利用が行える。
チューナーはBS4K/110度CS 4Kチューナーを2基、地上デジタル/BS/110度CSチューナーを3基搭載。別売のUSBハードディスクに録画した番組をタイトル名ごとに表示する「まと丸」機能や、誤操作による大音量を抑制する「最大音量の制限」機能を備える。HDMIはeARCに対応し、HDMI 2.1規格のVRRとALLMをサポート。無線LANはWi-Fi6に対応する。ほか、スタンドには左右30度に調整できる回転式スタンドを採用している。
AIプロセッサー「Medalist S4」を搭載し、画質および音質の自動調整が行える4K有機ELテレビ新モデル。本モデルと同時に、量子ドット有機EL(QD-OLED)パネルを採用する上位シリーズ「FS1ライン」も発表されている。またAIプロセッサーについては、6月に発表された液晶モデル「FN1/FN2/FL1ライン」にも搭載していた。
有機ELモデルの従来機が採用していた「Medalist S3」では画質のみをAIが自動調整していたが、今回の「S4」では音質も自動調整。映像モード「AIオートモード」において、AIが人の顔や空などを検知し、番組のジャンルと合わせて画質と音質を自動で調整する。
学習には100万以上の映像を用いており、これによって検知した人の顔や空などの情報を利用しつつ、映画やドラマ、スポーツなどの番組のジャンルに合わせて、色彩、明暗、精細感などを自動で調整する。たとえばスポーツでは芝の緑を鮮やかにしたり、映画では色温度を下げるといった表現が行われる。音声については、スポーツでは実況を聞きやすくしつつ歓声をダイナミックに強調したり、また顔が一定以上の大きさで映っていることを検知して声の聞きやすさを高めたりするという。
さらに画質を自動調整する機能として、周囲の明るさを検知するセンサーを用いた「環境センシング」に対応。明るい部屋では暗部の階調レベルを上げ、ダイナミックな明暗差に補正することで視認性を向上。逆に暗い部屋では、暗部階調をなめらかに調整し、質感を重視した自然な映像に最適化するという。またHDRでは、HDR10、HLG、Dolby Visionの3規格をサポートする。
有機ELパネルは倍速120Hz駆動対応で、明暗豊かでダイナミックな映像を表示するという「S-Brightパネル」を搭載する。これは輝度性能に優れた有機ELに加えて、発光にともなう発熱を効率に抑えるとする放熱構造「クールダウンシールド」を組み合わせたものとなる。さらに輝度性能を引き出す「スパークリングドライブ EX」回路により、漆黒の夜空にきらめく花火や星々を明暗豊かでダイナミックに映し出すとのこと。また、色再現範囲を拡大する「リッチカラーテクノロジープロ」にも対応する。
音響システムには、画面下部のフロントスピーカーに加えて、20度に傾けたハイトスピーカーを上部を配置した「ARSS+(AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS)」を採用。これによって包み込まれるような音響体験を実現するとアピールしている。また、立体音響フォーマットのDoly Atmosもサポートするほか、音響補正技術「Eilex PRISM」も搭載。スピーカーの合計出力は70Wとなる。
OSはGoogle TVを採用し、Chromecast built-inに対応。別売のUSBカメラを接続することで、Google Meetでのビデオ通話や、オリジナルアプリ「リビングカメラ」を利用できる。
リビングカメラでは、自分の姿を映して鏡代わりに使うミラー表示や、家族写真の撮影などが行えるほか、新たにYouTubeとミラーの同時表示に対応。たとえばヨガなどのお手本動画を視聴しながら、自身のポーズやフォームを確認できるようになった。これ以外にも、視聴時間を可視化するアプリ「AQUOSスクリーンタイム」や、Google Fitに連携して体重や血圧などをグラフ表示するアプリ「AQUOSヘルスビューアー」を搭載する。
付属のリモコンも新しくなり、10種類の動画サービスにワンタッチでアクセスできるダイレクトボタンを搭載する。対応サービスは、Netflix、Prime Video、U-NEXT、Hulu、ABEMA、FOD、Net-VISION、TVer、YouTube、Disney+。ダイレクトボタンを押すだけで、テレビの電源がオフの状態であっても、動画サービスの視聴アプリをすぐ起動可能だ。またリモコンおよび本体にはマイクを内蔵しており、見たい番組の音声検索や、Googleアシスタントの利用が行える。
チューナーはBS4K/110度CS 4Kチューナーを2基、地上デジタル/BS/110度CSチューナーを3基搭載。別売のUSBハードディスクに録画した番組をタイトル名ごとに表示する「まと丸」機能や、誤操作による大音量を抑制する「最大音量の制限」機能を備える。HDMIはeARCに対応し、HDMI 2.1規格のVRRとALLMをサポート。無線LANはWi-Fi6に対応する。ほか、スタンドには左右30度に調整できる回転式スタンドを採用している。