Alexei Ekimov氏、Louis Brus氏、Moungi Bawendi氏ら3名
テレビの高画質技術として注目の「量子ドット」研究者がノーベル化学賞を受賞
今年のノーベル化学賞を、「量子ドット」技術の開発・発展に寄与したAlexei Ekimov氏、Louis Brus氏、Moungi Bawendi氏ら3名が受賞したことが発表された。
AVの分野では液晶テレビやディスプレイの高画質技術として、近年採用例が増加している「量子ドット」。他にも手術の際に腫瘍のみを光らせて摘出しやすくしたりと、医療分野でも活用されているという。
ノーベル化学賞の選考委員長であるJohan Åqvist氏は「量子ドットは多くの魅力的で珍しい性質を持っている。特に重要なのは、サイズによって色が異なることだ」とコメント。
また選考委員会は「量子ドットは人類に素晴らしい利益をもたらしている。研究者たちは、量子ドットは将来的にフレックス回路(折り曲げたりできる電子回路)や小型センサー、薄型太陽電池、暗号量子通信技術に貢献すると信じている。我々はこの極小粒子のポテンシャルを探求し始めたばかりだ」とコメントしている。
なお、昨年にはTVS REGZAによる「なぜ量子ドットでテレビが高画質化できるか」の説明イベントがおこなわれているので、そちらも参考されたい(記事はこちら)。
AVの分野では液晶テレビやディスプレイの高画質技術として、近年採用例が増加している「量子ドット」。他にも手術の際に腫瘍のみを光らせて摘出しやすくしたりと、医療分野でも活用されているという。
ノーベル化学賞の選考委員長であるJohan Åqvist氏は「量子ドットは多くの魅力的で珍しい性質を持っている。特に重要なのは、サイズによって色が異なることだ」とコメント。
また選考委員会は「量子ドットは人類に素晴らしい利益をもたらしている。研究者たちは、量子ドットは将来的にフレックス回路(折り曲げたりできる電子回路)や小型センサー、薄型太陽電池、暗号量子通信技術に貢献すると信じている。我々はこの極小粒子のポテンシャルを探求し始めたばかりだ」とコメントしている。
なお、昨年にはTVS REGZAによる「なぜ量子ドットでテレビが高画質化できるか」の説明イベントがおこなわれているので、そちらも参考されたい(記事はこちら)。