価格は税込265,000円前後に決定
BenQ初のMini LEDゲーミングモニター「EX321UX」5月31日発売。Vtuber猫麦とろろも絶賛のイベントレポート
ベンキュージャパンは、ゲーミングモニターブランド「MOBIUZ」より、初となるMini LEDバックライトを採用した31.5型液晶ゲーミングモニター「EX321UX」を、2024年5月31日に発売する。想定価格は税込265,000円前後。発売を記念し、都内でイベントが開催された。
同社はゲーミングブランドとして、「MOBIUZ」と「ZOWIE」の2本で展開している。ZOWIEはプロe-Sports選手向けにパフォーマンスを追求したブランド。一方のMOZIUZは、「カジュアルにゲームプレイをするユーザーに没入感のあるゲーム体験をしてほしい」として、高画質・高音質・滑らかな映像の3つがオールインワンで統合されたモニターを目指しているという。
また、同社執行役員副社長の洞口寛氏によると、MOBIUZブランドは2020年9月に投入開始され、2024年4月までの実績として20万台を突破しているとのこと。現在のモニターラインナップとしては、今回のEX321UXを含めて10製品を展開。湾曲モデルやWQHDモデル、240Hz対応モデル、アイケア機能搭載モデルなどを投入している。
開発に携わった、同社プロダクトマネージャーの吉峰瑠奈氏が登壇。さらにコメンテーターとして、普段からMOBIUZのモニターを使っているという個人VTuberの猫麦とろろさんも登場し、EX321UXの開発秘話も語られた。
EX321UXは、初となるMini LEDバックライトを採用した31.5型液晶ゲーミングモニター。今回の製品からコンセプトを一新し、「MOBIUZ Gen1」を採用。これまでオレンジを差し色にしたメカらしいデザインを採用していたが、柔らかい線の宇宙船をコンセプトにしたデザインに刷新している。ゲーミングモニターで新しい領域に切り込んでいく、という狙いから宇宙船をモチーフにしたそうだ。
上述の通り、EX321UXはMini LEDをバックライトに採用しており、1152ゾーン分割のローカルディミングが可能。これによって、深い黒、明るさとのコントラストを実現しているという。さらに量子ドットによる広色域を実現しており、Adobe RGB 99%、DCI-P3 99%カバーする。またVESA DisplayHDR1000に対応し、HDR時で最大1000カンデラの輝度に対応するとのこと。工場出荷時には、1台1台キャリブレーションを行い、色やグラデーションなどを調整している。同社クリエイター向けモニターの技術を活用することで、色精度についても追求しているとのこと。
PixSoulエンジンを搭載しており、4つの機能によって映像の自動調整が可能。「パネルの均一化」では、上述のようにキャリブレーションを行うことで、一部のモードで明るさやムラの調整を行い、中心と周辺部で均一になるようにしている。なお、ハードウェアキャリブレーションには対応しない。また状態に応じて最適な映像描写を行う「自動コントラスト調整」も搭載する。
また「色彩の最適化」では、さまざまなゲームタイトルから色味に対するデータを取得し、独自のデータベースを作成。表示コンテンツに応じた映像の調整が行うという。またこのデータベースを用いたAI自動調整機能「Shadow Phage」も搭載する。
Shadow Phageでは、独自のアルゴリズムで最適な輝度やコントラストを調整。従来のMOBIUZ製品にはHDRi技術が搭載されていたが、Shadow Phageでは画面内にあるものを読み取って調整するため、より精度が高い調整が行えるようになったという。事前にこの機能を試した猫麦さんは、「他のモデルのときは、室内があまりに暗いときは、画面の輝度を自分で調整していた」が、この機能を使うことで手動調整の手間が減ったという。
またカラーモードでは、アートスタイルごとのモードに変更。従来はRPGやFPSといったゲームカテゴリーベースだったが、同じジャンルのゲームでは『エルデンリング』や『サイバーパンク2077』など、異なる世界観でも同じモードになってしまっていた。これを世界観に合わせて変えられるように改善したのが、今回のアートスタイルごとのモードだという。
具体的には、再度が高めで線が強く表示されるような「Sci-Fiモード」、コントラストの調整でぼやけにくいよう配慮しつつ淡い表現の「ファンタジーモード」、リアルな質感を追求しつつもより質感が見えることで現実に近く自然にする「リアリスティックモード」を搭載。猫麦さんも、「そのゲームで良いところが違ってくると思うので、細かく選べるのは没入感がどんどんあがる感じがして、よりゲームが楽しめるのではと思う」と絶賛した。
また映像調整機能では、白飛びを防ぎながら引き上げる/明るいところは暗くしながらつぶれにくいといった設定が可能な「Light Tuner」、色の濃さを調整する「Color Vibrance」に対応する。Light Tunerについては、先述のカラーモードを使いながら、好みに合わせてさらに調整するのがおすすめとのこと。また色の濃さを調整することで、同系色でも見分けやすくなったり、より立体的になるメリットがあるという。ほか、同社エキスパートや他のユーザーが設定したカラー設定をダウンロードして設定したり共有できる「Color Shuttle」に対応する。
リフレッシュレートは144Hzで、応答速度は1ms(GtG)。ティアリングやスタッタリングが抑えられるFreeSync Premium Proもサポートする。筐体デザインの変更にともない、OSDデザインも刷新。FPSなどが固定表示できるHUDにも対応する。また大型のモニターとなるため、離れた場所からも設定変更が行えるようにリモコンも付属。アイケア機能として、ブルーライト軽減、輝度自動調整(ブライトネスインテリジェンス+)、フリッカーフリーに対応する。
HDMI 2.1×3、DisplayPort 2.1、65W給電対応のUSB-C、USB3.2 Gen1、USB-C(ダウンストリーム)、USB-C(アップストリーム)、3.5mmヘッドホンジャック。HDMI 2.1ポートのうち1つはHDMI eARCに対応しており、最大7.1chのオーディオ出力に対応。一方で内蔵スピーカーは搭載しない。ESS社のSabre DACを搭載しており、ヘッドホン出力ではサラウンドやシネマなどのオーディオモード、ゲインの調整が可能。
なお、同社公式ストアで購入する際に「TORORO10」を入力することで、本体が10%オフで購入できるキャンペーンを猫麦とろろさんが発表。さらに、モニターの左側に貼り付けられる、猫麦とろろさんのオリジナルグッズもプレゼントされるとしている。
同社はゲーミングブランドとして、「MOBIUZ」と「ZOWIE」の2本で展開している。ZOWIEはプロe-Sports選手向けにパフォーマンスを追求したブランド。一方のMOZIUZは、「カジュアルにゲームプレイをするユーザーに没入感のあるゲーム体験をしてほしい」として、高画質・高音質・滑らかな映像の3つがオールインワンで統合されたモニターを目指しているという。
また、同社執行役員副社長の洞口寛氏によると、MOBIUZブランドは2020年9月に投入開始され、2024年4月までの実績として20万台を突破しているとのこと。現在のモニターラインナップとしては、今回のEX321UXを含めて10製品を展開。湾曲モデルやWQHDモデル、240Hz対応モデル、アイケア機能搭載モデルなどを投入している。
開発に携わった、同社プロダクトマネージャーの吉峰瑠奈氏が登壇。さらにコメンテーターとして、普段からMOBIUZのモニターを使っているという個人VTuberの猫麦とろろさんも登場し、EX321UXの開発秘話も語られた。
EX321UXは、初となるMini LEDバックライトを採用した31.5型液晶ゲーミングモニター。今回の製品からコンセプトを一新し、「MOBIUZ Gen1」を採用。これまでオレンジを差し色にしたメカらしいデザインを採用していたが、柔らかい線の宇宙船をコンセプトにしたデザインに刷新している。ゲーミングモニターで新しい領域に切り込んでいく、という狙いから宇宙船をモチーフにしたそうだ。
上述の通り、EX321UXはMini LEDをバックライトに採用しており、1152ゾーン分割のローカルディミングが可能。これによって、深い黒、明るさとのコントラストを実現しているという。さらに量子ドットによる広色域を実現しており、Adobe RGB 99%、DCI-P3 99%カバーする。またVESA DisplayHDR1000に対応し、HDR時で最大1000カンデラの輝度に対応するとのこと。工場出荷時には、1台1台キャリブレーションを行い、色やグラデーションなどを調整している。同社クリエイター向けモニターの技術を活用することで、色精度についても追求しているとのこと。
PixSoulエンジンを搭載しており、4つの機能によって映像の自動調整が可能。「パネルの均一化」では、上述のようにキャリブレーションを行うことで、一部のモードで明るさやムラの調整を行い、中心と周辺部で均一になるようにしている。なお、ハードウェアキャリブレーションには対応しない。また状態に応じて最適な映像描写を行う「自動コントラスト調整」も搭載する。
また「色彩の最適化」では、さまざまなゲームタイトルから色味に対するデータを取得し、独自のデータベースを作成。表示コンテンツに応じた映像の調整が行うという。またこのデータベースを用いたAI自動調整機能「Shadow Phage」も搭載する。
Shadow Phageでは、独自のアルゴリズムで最適な輝度やコントラストを調整。従来のMOBIUZ製品にはHDRi技術が搭載されていたが、Shadow Phageでは画面内にあるものを読み取って調整するため、より精度が高い調整が行えるようになったという。事前にこの機能を試した猫麦さんは、「他のモデルのときは、室内があまりに暗いときは、画面の輝度を自分で調整していた」が、この機能を使うことで手動調整の手間が減ったという。
またカラーモードでは、アートスタイルごとのモードに変更。従来はRPGやFPSといったゲームカテゴリーベースだったが、同じジャンルのゲームでは『エルデンリング』や『サイバーパンク2077』など、異なる世界観でも同じモードになってしまっていた。これを世界観に合わせて変えられるように改善したのが、今回のアートスタイルごとのモードだという。
具体的には、再度が高めで線が強く表示されるような「Sci-Fiモード」、コントラストの調整でぼやけにくいよう配慮しつつ淡い表現の「ファンタジーモード」、リアルな質感を追求しつつもより質感が見えることで現実に近く自然にする「リアリスティックモード」を搭載。猫麦さんも、「そのゲームで良いところが違ってくると思うので、細かく選べるのは没入感がどんどんあがる感じがして、よりゲームが楽しめるのではと思う」と絶賛した。
また映像調整機能では、白飛びを防ぎながら引き上げる/明るいところは暗くしながらつぶれにくいといった設定が可能な「Light Tuner」、色の濃さを調整する「Color Vibrance」に対応する。Light Tunerについては、先述のカラーモードを使いながら、好みに合わせてさらに調整するのがおすすめとのこと。また色の濃さを調整することで、同系色でも見分けやすくなったり、より立体的になるメリットがあるという。ほか、同社エキスパートや他のユーザーが設定したカラー設定をダウンロードして設定したり共有できる「Color Shuttle」に対応する。
リフレッシュレートは144Hzで、応答速度は1ms(GtG)。ティアリングやスタッタリングが抑えられるFreeSync Premium Proもサポートする。筐体デザインの変更にともない、OSDデザインも刷新。FPSなどが固定表示できるHUDにも対応する。また大型のモニターとなるため、離れた場所からも設定変更が行えるようにリモコンも付属。アイケア機能として、ブルーライト軽減、輝度自動調整(ブライトネスインテリジェンス+)、フリッカーフリーに対応する。
HDMI 2.1×3、DisplayPort 2.1、65W給電対応のUSB-C、USB3.2 Gen1、USB-C(ダウンストリーム)、USB-C(アップストリーム)、3.5mmヘッドホンジャック。HDMI 2.1ポートのうち1つはHDMI eARCに対応しており、最大7.1chのオーディオ出力に対応。一方で内蔵スピーカーは搭載しない。ESS社のSabre DACを搭載しており、ヘッドホン出力ではサラウンドやシネマなどのオーディオモード、ゲインの調整が可能。
なお、同社公式ストアで購入する際に「TORORO10」を入力することで、本体が10%オフで購入できるキャンペーンを猫麦とろろさんが発表。さらに、モニターの左側に貼り付けられる、猫麦とろろさんのオリジナルグッズもプレゼントされるとしている。