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ケーブル交換にも対応

SUPERTFZ、デュアルDACと3.5/4.4mm出力搭載のスティック型USB-DAC/アンプ「DECO.5」

公開日 2024/06/14 00:00 編集部:松原ひな子
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(株)伊藤屋国際は、同社取り扱いブランドSUPERTFZ(スーパーティーエフゼット)から、デュアルDACや3.5/4.4mmgヘッドホン出力を備えたスティック型のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「DECO.5」を6月21日に発売する。価格はオープンだが、市場では税込14,800円前後での実売が想定される。

「DECO.5」

DECO.5は、DACチップに米Cirrus Logic社製「CS43198」を2基採用し、PCM 768kHz/32bit、DSD256(DoP)までの再生に対応したUSB-DAC/アンプ。USBオーディオブリッジとして「CT7601PR」を採用することで、低消費電力ながらきわめてHi-Fiな音楽再生が可能だとする。

米Cirrus Logic社製「CS43198」をデュアル搭載

ヘッドホン出力は3.5mmアンバランス/4.4mmバランスの2つを備え、さまざまなイヤホンやヘッドホン、ケーブルとの接続互換性を確保したとアピール。

バランス接続時の最大出力は240mW(32Ω)/150mW(16Ω)、アンバランス接続時の最大出力は140mW(16Ω)/125mW(32Ω)で、高インピーダンスの機種もドライブ可能だとするほか、ハイゲイン/ローゲインの切り替えにも対応。ユーザーの好みや接続するヘッドホンの特性に合わせて、リスニング体験を向上させるとしている。なお、3.5mm/4.4mmの同時出力には非対応。

出力端子は3.5mmアンバランス/4.4mmバランスを装備

またエントリーモデルという位置付けながら、バランス接続時のS/Nは130dB以上、ノイズフロアは1.5uV未満とノイズを大幅に抑制。お気に入りの楽曲を低ノイズかつディテール豊かに楽しめるとのこと。

筐体素材は外形寸法52W×19H×11Dmmとコンパクトに設計し、素材には航空グレードのアルミニウム合金を採用。CNC切削加工でセダン型に成形し、表面にアルマイト加工を施して耐酸化性と耐摩耗性を確保したうえで、メッシュホールを設け放熱効率も高めている。質量は約16g。

メッシュホールから動作状態を示すLEDランプの光が漏れ出す設計

側面にはボリューム調整、ゲイン切り替え、デジタルフィルター切り替えなどに使用する物理ボタンを搭載。ボリュームは接続デバイスから独立しており、細かな音量調整が行える。

側面の物理ボタンは、ボリューム調整ほかゲインやデジタルフィルター切り替えも操作可能

USBケーブルは着脱式で、銀メッキ導体を採用したUSB Type-C to Cケーブルが付属する。また、ボリューム+ボタンを押しながら機器と接続することでUSB Audio Class(UAC)1.0モードに切り替わり、家庭用ゲーム機などでも利用できる。

USB Type-Cポートを備える

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