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“革のダイヤモンド” コードバン製ケースが付属

Astell&Kern、最上位DAP「A&ultima SP3000」に“プラチナコーティング”モデル。世界300台限定

公開日 2024/08/02 11:00 編集部:成藤 正宣
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アユートは、同社取り扱いブランドAstell&Kern(アステルアンドケルン)から、DAP最上位モデル「A&ultima SP3000」の限定生産スペシャルモデル「A&ultima SP300 Platinum Coated 904L Stainless Steel」を、8月10日(土)に発売する。価格は770,000円(税込)。

「A&ultima SP3000」にプラチナコーティングモデルが登場

同ブランドのフラグシップライン “A&ultimaシリーズ” の第5弾製品にして、現在のラインナップにおける最上位モデルであるA&ultima SP3000の特別仕様。生産数は全世界300台限定となる。7月27日に開催されたイベント「夏のヘッドフォン祭mini2024」にて参考出展された製品が、正式にアナウンスされた格好。

通常モデルと同様の904Lステンレス鋼を用いた筐体の表面に、耐食性が高く変色をしない貴金属プラチナをコーティング。コーティングにはPVD技術を活用しており、真空チャンバーの中でプラチナを高温で気化させ、プラズマと呼ばれるイオン化ガスを形成、その状態からステンレス表面に均一に蒸着させている。また最後に、指紋防止のAFコーティングも施している。

さらにプラチナの輝きを際立たせるアクセサリーとして、“革のダイヤモンド” の呼び名もある高級馬革「CORDOVAN(コードバン)」を使用した専用ケースが付属。コードバンは一頭の馬の臀部にわずかにしか存在しない貴重なレザーであり、日本のなめし工場で生産。まるでコーティングを施したような艷やかな質感が特徴で、他のレザーにはない美しさと抜群の耐久性を兼ね備えるとしている。

質感高く耐久性もある、高級馬革コードバンを用いた専用ケースが同梱

音質、機能面については通常モデルと共通。DACは旭化成エレクトロニクス(AKM)のフラグシップDACチップ「AK4499EX」を4基、デジタル信号処理専用チップ「AK4191EQ」2基を搭載。デジタル/アナログ信号処理を完全に分離、さらにバランス/アンバランス回路も完全に独立させた「HEXAオーディオ回路」を備えた。

出力端子は3.5mmアンバランス(光デジタル出力兼用)/2.5mm 4極バランス/4.4mm 4極バランス(GND接続あり)の3種類を搭載。主要回路を一体化するブランド独自のサウンドソリューション「TERATON ALPHA(テラトン・アルファ)」を投入し、電源ノイズや増幅時の歪みなどを低減、原音再生を追求する。

クアルコムのSoC「Snapdragon 6125」、8GBのDDR4メモリーを搭載し、快適な操作性も確保。音質に悪影響を及ぼさないよう、デジタル回路や無線通信部はモジュール化している。連続再生時間は約10時間(FLAC 44.1kHz/16bit、ボリューム80、画面オフで再生時)。急速充電QC3.0をサポートする。

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