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B&Oとの協業第一弾モデルも展示

<IFA>TCL、Bang & Olufsenによる音響システム搭載の量子ドットMini-LEDテレビ「X11H」

公開日 2024/09/07 07:43 編集部:松永達矢
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ドイツ・ベルリンで開幕した世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2024」。TCLブースでは、フラグシップ量子ドットMini-LEDテレビ「X11H」や、同社とBang & Olufsenとのパートナーシップに基づく第一弾アイテム「A300 Pro」などの製品が多数展示されている。

IFA2024、TCLブースの様子

現地時間9月5日に開催されたプレスカンファレンスにて発表された、量子ドットMini-LEDテレビの新フラグシップモデルX11Hが早速ブースに登場。画面サイズは98インチ/85インチをラインナップする。

「X11H」(98インチ)

「X11H」(85インチ)

ローカルディミング分割数は14,112(98インチモデル)、最大輝度6,500nitsを実現。IMAXコンテンツの臨場感あふれる映像とサウンドを自宅で楽しめるIMAX Enhancedをサポートしている。サウンド面では6.2.2ch構成のスピーカーを内蔵しており、A300 Pro同様音響設計はBang & Olufsenが行う。

量子ドットMiniLEDテレビ関連の展示として、2024年モデルのローカルディミング駆動の様子を確認できるデモ機も

A300 Proは、軽量ウッドフレーム とアンチグレアパネルなどを備えたライフスタイル訴求のライン “NXTFRAME TV” の最新モデル。画面サイズは85/75/65/55インチを用意している。

「A300 Pro」

Bang & Olufsenチューニングのサウンドバーを搭載

上記の通りTCLとBang & Olufsenとのパートナーシップによる第一弾アイテムとなっており、先立って7月より中国にて発売。従来機の「A300」との大きな差異としてBang & Olufsenによる3.1.2chのワイヤレスサウンドバーをバンドル。「アーティストの探求に完璧にマッチするようなサウンドチューニング」を施し、没入感あふれる音響体験を提供すると謳う。

ほか、テレビ関連では最大輝度10,000nits、6.22+7.14chのサウンドシステムを備える163インチのMini-LEDテレビも展示されていた。

存在感を放つ163インチのMini-LEDテレビ

さらに、日本国内未展開の製品群としてスマートホーム製品や、スマートフォンの新製品も用意。スマートホーム分野の注目製品として、AI省エネアルゴリズム、スマート音声コントロール機能を備えたエアコン「FreshIN3.0」や、独自のペーパーライクディスプレイ「NXTPAPERディスプレイ」を搭載するミッドレンジスマートフォン「TCL 50 PRO NXTPAPER 5G」などの新規プロダクトが多数並ぶ。

「FreshIN3.0」

「TCL 50 PRO NXTPAPER 5G」

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