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発売日やその他詳細は後日発表

Lotoo、新フラグシップDAP「PAW GT2」を発表。ティザー画像を公開

公開日 2024/11/01 17:50 編集部:松原ひな子
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トップウイングサイバーサウンドグループは、LotooブランドからPCM 768kHzおよびDSD512ネイティブ再生に対応するデジタルオーディオプレーヤー(DAP)「PAW GT2」を発表した。価格はオープンだが、税込462,000円前後での実売が予想される。なお、発売日は後日アナウンスとのこと。

「PAW GT2」発売日は後日アナウンス

サイズ参考

PAW GT2はフラグシップモデル「PAW Gold TOUCH」の後継機として、新たに内部のデジタル/アナログ回路を完全に分離する「サンドイッチ構造」を採用したデジタルオーディオプレーヤー。コンパクトサイズながら音の純度を高めたとしている。出力端子に3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスを備える。

デジタルとアナログを分離したサンドイッチ構造

DACに旭化成のセパレートチップシステム「AK4191EQ + AK4499EX」を搭載。内部のデジタル回路とアナログ回路を基板ごとに分け、間に物理的なシールド層を設けたサンドイッチ構造を採用している。これにより、絶縁とシールドの効果が従来の多層基板に比べ、飛躍的に向上したという。また、AK4499EXは2基搭載しており、各チャンネルの伝送はモノラルモードで動作する。

「 AK4499EX」はデュアル搭載

低歪みを確保し、S/N比(3.5mmアンバランス/4.4mmバランス)は前モデルの125dB/127dBから、129dB/133dBに強化。高精度な再生を提供するとアピールした。再生はPCM 768kHzおよびDSD512にネイティブ対応するほか、「AK4137EQ SRC」によるハードウェアベースのアップサンプリングや、DSD/PCM相互変換もカバーする。再生周波数帯域は20Hz - 20kHz。

また前モデルからの強化点として、出力パワーを最大1000mW/Ch(4.4mmバランス/32Ω負荷時)に高め、低歪み、高S/N比、高出力を両立。高精度なだけでなく、音の深みを備えた再生を実現するとした。最大出力レベルは14.2dBu/20.3dBu。

さらに、独自のワイヤレスロスレスオーディオ伝送技術「LTTP(Lotoo Tele-Transport Protocol)」を搭載。LTTPでは、1.5Mbps伝送ビットレートの帯域幅を活用することで、最大96kHz/24bitの再生をサポートする。また、国内近日発売予定のLTTP対応トランスミッターはiOS/macOS/Android/Windowsといった主要なプラットフォームで動作可能とのこと。今後発売される同社製品には、LTTPワイヤレス技術が搭載されるという。

本体天部に出力端子を備える

本体はディスプレイに4インチ(800×480)タッチスクリーンを備える。外部メディアはSDXCカードが使用可能。質量は388g。

ディスプレイはタッチ操作に対応

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