CayinはDAPと専用オプション品の「世界初展示」コンビ
<ポタフェス>HiByから巨躯のDAP「R6 Pro Max」/Campfire Audioは「ロックの殿堂」入りミュージシャンとのコラボイヤホン
e☆イヤホンが主催するポータブルオーディオイベント「ポタフェス2024冬 秋葉原」が、本日12月14日(土)/15日(日)の2日間、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて開催。イヤホン/ヘッドホンや関連製品を取り扱う約160のブランドが集結し、新製品や開発中の参考出展品などを披露している。
本稿では、メーカー本国から急遽届いた製品も多数のミックスウェーブ、Cayinブランドから世界初展示を用意したコペックジャパンブースをご紹介する。
HiBy、Campfire Audio、Beat Audio、64 Audio、FAudioなどを取り扱うミックスウェーブでは、多数の国内未発表製品が登場。中にはメーカーからサプライズ的に持ち込まれたものもあり、いち早く試聴が可能だ。
特に注目を集めた製品のひとつが、DAP “R6シリーズ” の「R6 Pro Max」。シリーズ従来モデルから厚みを増したボディの中に、ESSの最上位DACチップ「ES9039MS PRO」2基、独立8系統のI/V変換回路、8,200mAhの大容量バッテリーと独立4系統の電源供給設計など充実した音響設計を備えている。国内では18万円前後で取り扱い見込みだそうだ。
メカニカルなデザインのイヤホン「Yacht 10」は、低歪の10mmマグネシウム・アルミニウムドーム振動板を採用したダイナミック型イヤホンで、国内では約2.4万円で取り扱い予定。ポータブルUSB-DAC/アンプ「FC5 with Display」は、その名の通り既存モデルの「FC5」をベースに発色の良いディスプレイを搭載、DACチップの構成やアンプも刷新するなどグレードアップした、約1.9万円程度のモデルとなっている。
さらにサブブランドのHiBy Digitalからは、MEMSドライバーとダイナミックドライバーを備えたUSB Type-C接続のイヤホン「XENO」が登場。ドライバーごとに専用のDAC/アンプチップを用意し、しかもそのチップはESS/シーラスロジックという異なるメーカーを組み合わせている個性的なモデルだ。
Campfire Audioからは、ハイブリッド型イヤホン「Clara」が急遽来日、お披露目と相なった。ドライバーユニットとして、デュアルマグネット・ダイナミックドライバー 1基、Knowles社のデュアル・ダイアフラムBA 1基、ブランド独自技術のTAECチャンバーを組み合わせたBAトゥイーター 2基を搭載。加えて、「ロックの殿堂」入りを果たしたインダストリアル・バンド、ナイン・インチ・ネイルズのメンバーであるアレッサンドロ・コルティーニ氏が製作に携わっていることが特徴だ。
本国でも発表されたばかりのモデルということで国内価格や取り扱い時期などは未定だが、約40万円前後となる見通し。ハウジングがチタン製のモデルもラインナップされ、こちらは約62万円前後が予想されるという。
そしてBeat Audioでは、限定180本で販売予定の8芯ケーブル「Pink Freesia」(予価約2.7万円)や、来年発売を予定する高級モデル「Hadal Mk III」、そして様々な試作ケーブルと、現地を訪れたファンを目と耳で楽しませるラインナップが用意されていた。
コペックジャパンブースでは、Cayinブランドから年内発売予定のDAP「N6iii」と、その専用オプション「E203」を参考出展。N6iiiは過去のイベントで公開済みだが、E203との組み合わせは世界初展示だそうだ。
N6iiiはDAC/アンプ回路/出力端子部分の “オーディオマザーボード” を着脱交換できる設計で、過去のイベントではシーラスロジック製DACを搭載する「C201」を発表していた。今回組み合わせたE203は、ESS製DAC「ES9039Pro」を1基搭載し、ヘッドホン出力に特化した構成とのこと。まずは本体とオーディオマザーボード1枚のセットから販売を開始し、その後にオーディオマザーボードの単体販売も行われる予定だ。
本稿では、メーカー本国から急遽届いた製品も多数のミックスウェーブ、Cayinブランドから世界初展示を用意したコペックジャパンブースをご紹介する。
■HiByからはユニークでバリエーション豊かな新製品が多数
HiBy、Campfire Audio、Beat Audio、64 Audio、FAudioなどを取り扱うミックスウェーブでは、多数の国内未発表製品が登場。中にはメーカーからサプライズ的に持ち込まれたものもあり、いち早く試聴が可能だ。
特に注目を集めた製品のひとつが、DAP “R6シリーズ” の「R6 Pro Max」。シリーズ従来モデルから厚みを増したボディの中に、ESSの最上位DACチップ「ES9039MS PRO」2基、独立8系統のI/V変換回路、8,200mAhの大容量バッテリーと独立4系統の電源供給設計など充実した音響設計を備えている。国内では18万円前後で取り扱い見込みだそうだ。
メカニカルなデザインのイヤホン「Yacht 10」は、低歪の10mmマグネシウム・アルミニウムドーム振動板を採用したダイナミック型イヤホンで、国内では約2.4万円で取り扱い予定。ポータブルUSB-DAC/アンプ「FC5 with Display」は、その名の通り既存モデルの「FC5」をベースに発色の良いディスプレイを搭載、DACチップの構成やアンプも刷新するなどグレードアップした、約1.9万円程度のモデルとなっている。
さらにサブブランドのHiBy Digitalからは、MEMSドライバーとダイナミックドライバーを備えたUSB Type-C接続のイヤホン「XENO」が登場。ドライバーごとに専用のDAC/アンプチップを用意し、しかもそのチップはESS/シーラスロジックという異なるメーカーを組み合わせている個性的なモデルだ。
■Campfire Audio、「ロックの殿堂」入りミュージシャンとコラボ
Campfire Audioからは、ハイブリッド型イヤホン「Clara」が急遽来日、お披露目と相なった。ドライバーユニットとして、デュアルマグネット・ダイナミックドライバー 1基、Knowles社のデュアル・ダイアフラムBA 1基、ブランド独自技術のTAECチャンバーを組み合わせたBAトゥイーター 2基を搭載。加えて、「ロックの殿堂」入りを果たしたインダストリアル・バンド、ナイン・インチ・ネイルズのメンバーであるアレッサンドロ・コルティーニ氏が製作に携わっていることが特徴だ。
本国でも発表されたばかりのモデルということで国内価格や取り扱い時期などは未定だが、約40万円前後となる見通し。ハウジングがチタン製のモデルもラインナップされ、こちらは約62万円前後が予想されるという。
そしてBeat Audioでは、限定180本で販売予定の8芯ケーブル「Pink Freesia」(予価約2.7万円)や、来年発売を予定する高級モデル「Hadal Mk III」、そして様々な試作ケーブルと、現地を訪れたファンを目と耳で楽しませるラインナップが用意されていた。
■CayinのDAP&オプションが “世界初展示”
コペックジャパンブースでは、Cayinブランドから年内発売予定のDAP「N6iii」と、その専用オプション「E203」を参考出展。N6iiiは過去のイベントで公開済みだが、E203との組み合わせは世界初展示だそうだ。
N6iiiはDAC/アンプ回路/出力端子部分の “オーディオマザーボード” を着脱交換できる設計で、過去のイベントではシーラスロジック製DACを搭載する「C201」を発表していた。今回組み合わせたE203は、ESS製DAC「ES9039Pro」を1基搭載し、ヘッドホン出力に特化した構成とのこと。まずは本体とオーディオマザーボード1枚のセットから販売を開始し、その後にオーディオマザーボードの単体販売も行われる予定だ。