HOME > ニュース > <CES>ソニー・ホンダ「AFEELA 1」、日本では2026年内納車。スペック詳細発表

航続距離は最大300マイル(約480km)を目標に開発中

<CES>ソニー・ホンダ「AFEELA 1」、日本では2026年内納車。スペック詳細発表

公開日 2025/01/07 12:07 筑井真奈
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既報の通り、ソニー・ホンダモビリティは、現在ラスベガスで開催中のCES2025にて、「AFEELA」ブランドとして発売する最初のモデル「AFEELA 1」のカリフォルニア州での予約を開始したと発表した。価格は「AEELA 1 Origin」が89,900USドル、「AFEELA 1 Signature」が102,900USドル。なお、日本市場向けには2026年内の納車を予定するとしている。

ソニー・ホンダモビリティ 代表取締役会長兼CEO・水野泰秀氏によるデモ

いずれも独自開発の運転支援システム(ADAS)「AFEELA Intelligent Drive」、対話型パーソナルエージェント「AFEELA Personal Agent」を搭載。車両をデジタルでカスタマイズできるデータアセットや、5Gデータ通信を3年間無料のサブスクリプションが利用可能となる。

北米では予約を開始

「AFEELA 1 Signature」には、「AEELA 1 Origin」の機能に加えて、21インチホイールとリアエンタテイメントシステム、センターカメラモニタリングシステムが搭載される。

「AFEELA Intelligent Drive」では、搭載されるカメラやLiDARなど40のセンサーが周囲をセンシング、高度な運転支援を行う。モニタリングしている周辺環境および運転状況は、Unreal Engineによりビジュアル化されたADASビューやマップとしてディスプレイに表示される。

先端的なエンタテイメントシステムを搭載する

対話型パーソナルエージェント「AFEELA Personal Agent」では、音声による対話を通じてさまざまな車載機能をコントロールすることができる。CESでのプレスカンファレンスでは、「See You AFEELA」の掛け声によって、静かにAFEELAがバックするデモンストレーションが行われていた。

室内は「Mobility as a Creative Entertainment Space」をコンセプトに設計。様々なアプリによって、多彩なエンタテイメントコンテンツを楽しめるもので、Amazon MusicやAudible、Spotify、TikTok、zoomなどが利用可能になると発表。また独自のノイズキャンセリング技術を搭載することに加え、ソニーの立体音響技術360 Spatial Sound Technologiesも搭載される。別項で紹介しているとおり、ドルビーアトモスの再生にも対応している。

各種アプリを車内で楽しむことができる

運転性能については、ドライバーとの一体感を追求して設計されており、「軽快かつ安定感のある操縦性を実現し、上質な乗り心地を乗る人すべてに提供」する。ロボティクス研究に基づく姿勢制御を応用してモーター、ブレーキ、サスペンションを統合的に制御。様々な路面環境でも最適な乗り心地と軽やかなハンドリングを提供する3Dモーションマネジメントシステムや、車内エンタテインメントに集中できる遮音・制振性能を搭載、上質な体験を提供すると説明している。

エクステリアカラーは「Tidal Gray」「Calm White」および「Core Black」の3色展開。さらにAFEELA 1 Signatureでは、エクステリアカラー3色と「Black」および「Gray」のインテリアカラーから自由なコンビネーションを選択可能。充電は、テスラ社のスーパーチャージャーネットワークを利用できる。

エクステリアカラーは「Tidal Gray」「Calm White」「Core Black」の3色

航続距離は最大300マイル(約480km)を目標に開発中としている。

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