カメラ市場の現状も紹介
“フルサイズセンサー搭載NEX”登場の可能性にも言及 − ソニーα99/RX1/NEX-VG900発表会レポート
■今後のレンズ展開や販売目標は?
以下、質疑応答の模様をお届けする。
Q.昨今、日本と中国との関係がよろしくない。中国市場での活動において、影響や見通しをどう見ているか。
A.中国市場でも高いシェアをとっていて、トップブランドとして認識されている。現状では特に販売に影響はないが、センシティブな問題でもあるので今後のことは注意深く見守りたい。
Q.ハイアマチュアやプロ市場を狙うという話だが、プロ向け機器を提供している他メーカーに比べてソニーはサポートが非常に弱い印象がある。その点はどうするのか。
A.本格的にプロエリアでの商品を展開するにはまだまだ弱いということは認識している。まずはプロ向けのサブカメラなど、使っていただくなかで順次体制を整えていきたい。
Q.レンズラインナップも他社に比べて弱い印象があるが、今後の展開をどう考えているのか。
A.ご指摘の通り、αのレンズラインナップは先行メーカーに比べて弱い。事業部を挙げて強化に取り組みたい。
Q.DSC-RX1が狙う市場は非常に狭いと思うが、どのような目論見をもっているのか。
A.今までなかった領域になる。狭いと言えば狭いかもしれないがソニーとしてはチャレンジ。挑戦するという思いで開発した。大事に売っていきたい。
Q.販売目標があれば教えてほしい。
A.かなりハイエンドのモデルなので数値的な目標はおいていない。丁寧に、大事に売っていきたい。