編集部記者がハンドリングレポート
ソニー「NEX-6/5R」の使い勝手はどう違う?「PlayMemories Camera Apps」を使ってみた
シリーズとして初めてWi-Fiを搭載したソニーのミラーレス一眼カメラ“α”「NEX-6」「NEX-5R」。インターネットからアプリをダウンロードして後から機能を追加できる「PlayMemories Camera Apps」に対応している点が大きな特徴の両モデルだが、果たして使い勝手などにはどのような違いがあるのか?新機能「PlayMemories Camera Apps」を中心に両機を使い比べてみた。
■有機ELファインダーなど搭載の“6”/タッチパネルの“5R”
まずは基本スペックを軽くおさらいしておくと、両機とも撮像素子にはAPS-Cサイズで有効1,610万画素の“Exmor” APS HD CMOSセンサーを搭載。小型化しパワーズームにも対応した新レンズ「E PZ16mm-50mm F3.5-5.6」と55m-210mmの望遠レンズを同梱するダブルズームレンズキット、「E PZ16mm-50mm F3.5-5.6」1本のみ同梱のパワーズームキット、ボディ単体という3種類を販売する。
新キットレンズは従来のキットレンズに比べて長さ、重さともに約半分にまで小型化したほか、ワイド端も24mm相当へと広角化。電動ズームにも対応し、動画撮影時にもズームを行いやすくした。実際に動画撮影で使ってみると、一定間隔のままでズームイン/ズームアウトが簡単にできる電動ズームは結構便利だ。なお動画撮影においては60p/60i/24p撮影が行える。
オートフォーカスには新方式の「ファストハイブリッドAF」を採用。位相差AFとコントラストAFを併用することにより高速ピント合わせを可能にし、秒間10コマ連写が行えるほか、連写時も新たにAF追従するようになった。
そしてWi-Fi経由でアプリを後からインストールできる新サービス「PlayMemories Camera Apps」に対応。出荷時に搭載されている機能だけでなく、買った後からも様々な機能を追加できるという点が最大の特徴だ。
両機の大きな違いは光学ファインダーやモードダイヤル、内蔵フラッシュなどを搭載するか否かという点。上位機の「NEX-6」は有機ELファインダー「XGA OLED Tru-Finder」やモードダイヤルを搭載し、フラッシュも内蔵している。
ただし「NEX-5R」はそれらのハードウェアを搭載しないものの、タッチパネル操作に対応。また、「NEX-6」がブラックのみでの展開であるのに対し、「NEX-5R」はシルバー、ブラック、ホワイト(※ただしボディ単体はブラックのみの販売)の3色を用意している点も「NEX-6」に対するアドバンテージと言えるだろうか。
加えて、液晶モニターの可動範囲も異なっている。「NEX-6」が上約90度、下約45度までのチルトであるのに対し、「NEX-5R」は上方向に180度チルト可能で、いわゆる自分撮りもできるようになっている。
ただし、ここで問題になってくるのが「NEX-5R」のフラッシュが外付けであるという点。フラッシュを装着すると、そのフラッシュが邪魔をして180度チルトができなくなってしまうのだ。フラッシュを常に装着した状態で持ち歩くユーザーも多いだろうし、このあたりは次モデルでの改善に期待したい。
■「PlayMemories Camera Apps」を使ってみた
インターネットからアプリをダウンロードして機能を追加できる「PlayMemories Camera Apps」の利用には、Sony Entertainment Network(SEN)のIDが必要。NEX本体内に約90MBほどのアプリ用メモリ領域が用意されており、アプリ容量は内容にもよるが、1アプリ2MB〜4MB程度になるという。
■有機ELファインダーなど搭載の“6”/タッチパネルの“5R”
まずは基本スペックを軽くおさらいしておくと、両機とも撮像素子にはAPS-Cサイズで有効1,610万画素の“Exmor” APS HD CMOSセンサーを搭載。小型化しパワーズームにも対応した新レンズ「E PZ16mm-50mm F3.5-5.6」と55m-210mmの望遠レンズを同梱するダブルズームレンズキット、「E PZ16mm-50mm F3.5-5.6」1本のみ同梱のパワーズームキット、ボディ単体という3種類を販売する。
新キットレンズは従来のキットレンズに比べて長さ、重さともに約半分にまで小型化したほか、ワイド端も24mm相当へと広角化。電動ズームにも対応し、動画撮影時にもズームを行いやすくした。実際に動画撮影で使ってみると、一定間隔のままでズームイン/ズームアウトが簡単にできる電動ズームは結構便利だ。なお動画撮影においては60p/60i/24p撮影が行える。
オートフォーカスには新方式の「ファストハイブリッドAF」を採用。位相差AFとコントラストAFを併用することにより高速ピント合わせを可能にし、秒間10コマ連写が行えるほか、連写時も新たにAF追従するようになった。
そしてWi-Fi経由でアプリを後からインストールできる新サービス「PlayMemories Camera Apps」に対応。出荷時に搭載されている機能だけでなく、買った後からも様々な機能を追加できるという点が最大の特徴だ。
両機の大きな違いは光学ファインダーやモードダイヤル、内蔵フラッシュなどを搭載するか否かという点。上位機の「NEX-6」は有機ELファインダー「XGA OLED Tru-Finder」やモードダイヤルを搭載し、フラッシュも内蔵している。
ただし「NEX-5R」はそれらのハードウェアを搭載しないものの、タッチパネル操作に対応。また、「NEX-6」がブラックのみでの展開であるのに対し、「NEX-5R」はシルバー、ブラック、ホワイト(※ただしボディ単体はブラックのみの販売)の3色を用意している点も「NEX-6」に対するアドバンテージと言えるだろうか。
加えて、液晶モニターの可動範囲も異なっている。「NEX-6」が上約90度、下約45度までのチルトであるのに対し、「NEX-5R」は上方向に180度チルト可能で、いわゆる自分撮りもできるようになっている。
ただし、ここで問題になってくるのが「NEX-5R」のフラッシュが外付けであるという点。フラッシュを装着すると、そのフラッシュが邪魔をして180度チルトができなくなってしまうのだ。フラッシュを常に装着した状態で持ち歩くユーザーも多いだろうし、このあたりは次モデルでの改善に期待したい。
■「PlayMemories Camera Apps」を使ってみた
インターネットからアプリをダウンロードして機能を追加できる「PlayMemories Camera Apps」の利用には、Sony Entertainment Network(SEN)のIDが必要。NEX本体内に約90MBほどのアプリ用メモリ領域が用意されており、アプリ容量は内容にもよるが、1アプリ2MB〜4MB程度になるという。