ソニー、新ミラーレス一眼「NEX-3N」 − 進化した「オートフレーミング」など搭載

撮影した写真を自動でプロのような構図にトリミングする「オートポートレートフレーミング」機能（関連記事）が進化。これまで1名のみが対象だった人物撮影が2人対応になったほか、「オートマクロフレーミング」「オート追尾フレーミング」という機能も追加し、各機能をまとめて「オートフレーミング」と総称することとした。

「オートマクロフレーミング」は、料理や小物など、いわゆるテーブルフォトを撮影する際に最適なモード。人物以外にもオートフレーミングを対応させ、被写体の焦点の合っている位置に基づいて自動トリミングを行う。

「オート追尾フレーミング」は、子供やペットなど動きの多い被写体撮影に適したモード。被写体追尾のアルゴリズムに基づいて被写体の進行方向を検出し、進行方向を広くあけた構図にするなど、動きの感じられる構図に自動トリミングする。

なお、オートフレーミングは自分撮りに対してももちろん有効。肌を自動でなめらかにする「美肌効果」も従来から引き続き搭載しており、両機能を自分撮りに適用させることなどができる。

そのほか「NEX-F3」からの進化点/変更点としては、画像エンジンに上位機同様BIONZを搭載。トリルミナスカラーにも対応したほか、HDMI端子がタイプCからタイプDに変更された。

なお、“α”で撮影した作品を投稿するなどで楽しめるコミュニケーションサイト「α cafe web」も、本機の発売に合わせてリニューアル。ランキング上位者のみを対象に写真を投稿してアドバイスを求めることのできる「おしえて！撮影アドバイス」や、撮影テクニックの基本を学べる「はじめて一眼ステップアップナビ」という初心者向けサービスを追加する。