Googleマップに全天球画像の投稿も可能
<IFA>リコー、全天球カメラ「THETA」にフルHD動画/ライブビュー対応の新モデル「THETA S」
リコーは、撮影者を取り囲む全天球イメージを1ショットで撮影できる画像インプットデバイス「RICOH THETA(リコー・シータ)」の新モデルとして、フルHD相当での動画撮影に対応するなどした「RICOH THETA S」をIFAにて発表した。価格は399ユーロ(税込)で、イギリスでは299ポンド(税込)、アメリカでは349ドル(税抜)。
THETAは、一度シャッターを切るだけで360度全天球撮影が可能な小型カメラ。2013年に初代モデルが発表・発売され(関連ニュース)、2014年11月発売の第2段モデル「THETA m15」で動画撮影に対応。今回の「THETA S」はその上位モデルという位置づけで、従来モデルも併売する。
新開発のレンズユニットを搭載するほか、イメージセンサーも大型化。画像処理のプロセスも改善することで、全天球撮影を、静止画では約1,400万画素相当、動画ではフルHD相当へと高画素化させた。また、新型のWi-Fiモジュールによって従来比で4倍の高速データ転送も実現したという。
iOSとAndroid両方で専用アプリを用意し、撮影した動画データをPCレスで全天球動画へと変換できる。全天球動画は最大25分の撮影が可能。作成した全天球画像や動画は、スマホの画面上でのピンチイン/ピンチアウトなどのタッチ操作でサイズや形、構図を変えて閲覧できる。
また、スマホ/タブレットとのWi-Fi接続時には、THEATAシリーズとして初めてライブビューに対応。静止画撮影時のみとなるが、各種設定の変更結果をライブビュー画面で確認しながら撮影するなどといったことができるようになった。
撮影、作成した全天球の静止画や動画は専用サイトの「theata360.com」にアップロードし、FacebookやTwitterなどのSNSで共有可能。さらに、今回から新たに全天球画像をGoogleマップへ投稿することにも対応。Google+、Youtubeの360度チャンネルに投稿することもできる。
ブースにて開催された発表会に登壇したリコーイメージングの赤羽昇社長は、本機を欧州、北米、日本を含むアジアの各国で幅広く展開予定であることを紹介。従来モデルは不動産や観光業などBtoBでも人気を集めていることなどにも触れ、THETAが「今までとは異なる全く新しい視点から人生の大切な瞬間を記録できる製品だ」とアピールした。
また、発表会にはGoogleマップのプロダクトマネージャーであるCharles Armstrong氏も出席。「全天球カメラは昔から存在していたが、全天球画像・動画の作成が非常に複雑で難しいものだった」と、THETAのような製品の登場を歓迎。「全天球撮影が簡単になることで、今までよりももっとストリートビューへの投稿も増えるだろう」と述べた。
そして発表会で製品特徴の説明を担当したリコーの大谷渉氏は「従来モデルのユーザーにもぜひ新モデルを使ってみてほしい。(THETA Sで)全天球イメージ革命を一緒に起こしましょう」と述べ、製品の魅力に胸を張った。
THETAは、一度シャッターを切るだけで360度全天球撮影が可能な小型カメラ。2013年に初代モデルが発表・発売され(関連ニュース)、2014年11月発売の第2段モデル「THETA m15」で動画撮影に対応。今回の「THETA S」はその上位モデルという位置づけで、従来モデルも併売する。
新開発のレンズユニットを搭載するほか、イメージセンサーも大型化。画像処理のプロセスも改善することで、全天球撮影を、静止画では約1,400万画素相当、動画ではフルHD相当へと高画素化させた。また、新型のWi-Fiモジュールによって従来比で4倍の高速データ転送も実現したという。
iOSとAndroid両方で専用アプリを用意し、撮影した動画データをPCレスで全天球動画へと変換できる。全天球動画は最大25分の撮影が可能。作成した全天球画像や動画は、スマホの画面上でのピンチイン/ピンチアウトなどのタッチ操作でサイズや形、構図を変えて閲覧できる。
また、スマホ/タブレットとのWi-Fi接続時には、THEATAシリーズとして初めてライブビューに対応。静止画撮影時のみとなるが、各種設定の変更結果をライブビュー画面で確認しながら撮影するなどといったことができるようになった。
撮影、作成した全天球の静止画や動画は専用サイトの「theata360.com」にアップロードし、FacebookやTwitterなどのSNSで共有可能。さらに、今回から新たに全天球画像をGoogleマップへ投稿することにも対応。Google+、Youtubeの360度チャンネルに投稿することもできる。
ブースにて開催された発表会に登壇したリコーイメージングの赤羽昇社長は、本機を欧州、北米、日本を含むアジアの各国で幅広く展開予定であることを紹介。従来モデルは不動産や観光業などBtoBでも人気を集めていることなどにも触れ、THETAが「今までとは異なる全く新しい視点から人生の大切な瞬間を記録できる製品だ」とアピールした。
また、発表会にはGoogleマップのプロダクトマネージャーであるCharles Armstrong氏も出席。「全天球カメラは昔から存在していたが、全天球画像・動画の作成が非常に複雑で難しいものだった」と、THETAのような製品の登場を歓迎。「全天球撮影が簡単になることで、今までよりももっとストリートビューへの投稿も増えるだろう」と述べた。
そして発表会で製品特徴の説明を担当したリコーの大谷渉氏は「従来モデルのユーザーにもぜひ新モデルを使ってみてほしい。(THETA Sで)全天球イメージ革命を一緒に起こしましょう」と述べ、製品の魅力に胸を張った。