XAVC SでのフルHD動画撮影などにも対応
ソニー、可変ローパスフィルター式のフルサイズCMOSコンデジ「RX1R II」。約43万円
ソニーは、有効約4,240万画素の35mmフルサイズCMOSイメージセンサーを手のひらサイズの小型ボディに搭載したデジタルカメラ“サイバーショット RX1R II”「DSC-RX1RM2」を12月中旬に発売する。価格はオープンだが、43万円前後での実売が予想される。
イメージセンサーと画像処理エンジンを刷新することで、さらなる高画質化を図ったモデル。有効約4,240万画素の35mmフルサイズ裏面照射型Exmor R CMOSイメージセンサーを搭載している。なお、動画撮影はフルHDまでの対応だが、最高50Mbpsのハイビットレートでの動画記録を実現する XAVC Sフォーマットに対応している。
新CMOSセンサーでは、集光率を大幅に向上。これにより、有効約4,240万画素という高解像ながら、高感度・低ノイズ性能と広いダイナミックレンジを実現するという。また、常用ISO100〜25600、拡張ISO50〜1024004の広い感度域をカバーし、ノイズの少ない高精細な撮影が可能だともしている。
加えて、回路面積を大幅に拡大し、さらに伝送速度の速いCu(銅)配線を採用。これにより、従来機比約3.5倍の高速読み出しも実現し、AFの高速化などレスポンスの向上も図っている。
レンズはZEISS「ゾナーT*」レンズを採用し、焦点距離は35mmレンズ換算で35mmの単焦点。F2の大口径単焦点レンズで、独自の高度非球面レンズAA(advanced aspherical)レンズとレンズの繰り出しがないインナーフォーカス方式を採用して鏡筒の小型化を実現。常用域(F2.0-11)で、ほぼ円形になるように設計された9枚羽根の絞りを採用し、滑らかで美しいぼけ味を生み出すという。
画像処理エンジンBIONZ Xを搭載。また、新たに14ビット非圧縮RAWフォーマットに対応し、従来からのRAWフォーマットと合わせて、用途に応じて選択できるようになった。
静止画・動画撮影時に位相差検出方式とコントラスト検出方式を併用し、高速・高精度を両立する「ファストハイブリッドAF」にRXシリーズとして初めて対応。『α7R II』と同等の399点像面位相差AFセンサーを高密度に配置したことで、高いAF精度を実現しながら広いAFカバー範囲を実現したとしている。
また合焦までのレンズ駆動を最適化し、AFレスポンスを従来機比約30%に高速化。さらに、捉えた被写体を追従し続けるAF-Cモードを搭載し、最大5コマ/秒連写にも対応する。また、AFエリア設定はワイドとセンターに加えて、枠のサイズを3段階から選択できるフレキシブルスポットと、選択したフレキシブルスポットエリアとその周辺にあるAFセンサーで捉え続ける拡張フレキスブルスポットを新たに追加。加えて瞳を検出してピントを合わせる瞳AFも搭載している。
世界初の光学式可変ローパスフィルターを搭載し、一台でローパスフィルター効果のオン/オフを実現。被写体やシーンに合わせて、ローパスフィルターレス同様に解像感を優先する「切」、解像感とモアレ・偽色のバランスを優先する「標準」、モアレ・偽色を低減する「強」の3段階から選択できる。ローパスフィルターブラケットも搭載しており、1回のシャッターで3段階の効果を同時に撮影することも可能。
ワンプッシュでポップアップと収納ができる新開発のXGA OLED Tru-Finderを内蔵。接眼レンズの光学系には、新開発のガラスモールド非球面レンズ2枚と高屈折ガラスレンズ2枚を採用しており、全てガラスレンズを使用することで、小型ながらファインダー倍率0.74倍を実現した。また、ZEISS T* コーティングを施し、覗いた際の映り込みも大幅に低減させているという。
液晶モニターはチルト可動式の採用により、上約109度、下約41度まで可動可能。また、屋外などの明るいシーンでも高い視認性を実現するという約122.9万ドットの大画面3.0型White Magic(ホワイトマジック)液晶を採用している。
Wi-Fi機能およびNFC機能を搭載し、「PlayMemories Mobile」をインストールしたスマートフォンと連携して、写真や動画をワンタッチ転送するなどといったことが可能。またPlayMemories Camera Appsにも対応しており、あとから様々な機能をアプリによって追加することができる。
イメージセンサーと画像処理エンジンを刷新することで、さらなる高画質化を図ったモデル。有効約4,240万画素の35mmフルサイズ裏面照射型Exmor R CMOSイメージセンサーを搭載している。なお、動画撮影はフルHDまでの対応だが、最高50Mbpsのハイビットレートでの動画記録を実現する XAVC Sフォーマットに対応している。
新CMOSセンサーでは、集光率を大幅に向上。これにより、有効約4,240万画素という高解像ながら、高感度・低ノイズ性能と広いダイナミックレンジを実現するという。また、常用ISO100〜25600、拡張ISO50〜1024004の広い感度域をカバーし、ノイズの少ない高精細な撮影が可能だともしている。
加えて、回路面積を大幅に拡大し、さらに伝送速度の速いCu(銅)配線を採用。これにより、従来機比約3.5倍の高速読み出しも実現し、AFの高速化などレスポンスの向上も図っている。
レンズはZEISS「ゾナーT*」レンズを採用し、焦点距離は35mmレンズ換算で35mmの単焦点。F2の大口径単焦点レンズで、独自の高度非球面レンズAA(advanced aspherical)レンズとレンズの繰り出しがないインナーフォーカス方式を採用して鏡筒の小型化を実現。常用域(F2.0-11)で、ほぼ円形になるように設計された9枚羽根の絞りを採用し、滑らかで美しいぼけ味を生み出すという。
画像処理エンジンBIONZ Xを搭載。また、新たに14ビット非圧縮RAWフォーマットに対応し、従来からのRAWフォーマットと合わせて、用途に応じて選択できるようになった。
静止画・動画撮影時に位相差検出方式とコントラスト検出方式を併用し、高速・高精度を両立する「ファストハイブリッドAF」にRXシリーズとして初めて対応。『α7R II』と同等の399点像面位相差AFセンサーを高密度に配置したことで、高いAF精度を実現しながら広いAFカバー範囲を実現したとしている。
また合焦までのレンズ駆動を最適化し、AFレスポンスを従来機比約30%に高速化。さらに、捉えた被写体を追従し続けるAF-Cモードを搭載し、最大5コマ/秒連写にも対応する。また、AFエリア設定はワイドとセンターに加えて、枠のサイズを3段階から選択できるフレキシブルスポットと、選択したフレキシブルスポットエリアとその周辺にあるAFセンサーで捉え続ける拡張フレキスブルスポットを新たに追加。加えて瞳を検出してピントを合わせる瞳AFも搭載している。
世界初の光学式可変ローパスフィルターを搭載し、一台でローパスフィルター効果のオン/オフを実現。被写体やシーンに合わせて、ローパスフィルターレス同様に解像感を優先する「切」、解像感とモアレ・偽色のバランスを優先する「標準」、モアレ・偽色を低減する「強」の3段階から選択できる。ローパスフィルターブラケットも搭載しており、1回のシャッターで3段階の効果を同時に撮影することも可能。
ワンプッシュでポップアップと収納ができる新開発のXGA OLED Tru-Finderを内蔵。接眼レンズの光学系には、新開発のガラスモールド非球面レンズ2枚と高屈折ガラスレンズ2枚を採用しており、全てガラスレンズを使用することで、小型ながらファインダー倍率0.74倍を実現した。また、ZEISS T* コーティングを施し、覗いた際の映り込みも大幅に低減させているという。
液晶モニターはチルト可動式の採用により、上約109度、下約41度まで可動可能。また、屋外などの明るいシーンでも高い視認性を実現するという約122.9万ドットの大画面3.0型White Magic(ホワイトマジック)液晶を採用している。
Wi-Fi機能およびNFC機能を搭載し、「PlayMemories Mobile」をインストールしたスマートフォンと連携して、写真や動画をワンタッチ転送するなどといったことが可能。またPlayMemories Camera Appsにも対応しており、あとから様々な機能をアプリによって追加することができる。
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トピック
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番DSC-RX1RM2
- 発売日2015年12月中旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格430,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:35mmフルサイズ(35.9×24mm)裏面照射型ExmorRCMOSセンサー ●有効画素数:約4,240万画素 ●記録媒体:メモリースティック PROデュオ/PRO-HGデュオ/micro、SD/SDHC/SDXCメモリーカード、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード ●液晶モニター:3.0型TFT駆動液晶、約122万ドット ●外形寸法:113.3W×65.4H×69.6Dmm ●質量:約507g(バッテリー、メモリースティック デュオ含む)