HOME > ニュース > Insta360、“親指サイズ”の小型アクションカメラ「Insta360 GO」。“ジンバル級”手ブレ補正も搭載

これまで難しかったアングルからの撮影が可能

Insta360、“親指サイズ”の小型アクションカメラ「Insta360 GO」。“ジンバル級”手ブレ補正も搭載

公開日 2019/08/28 23:00 編集部:平山洸太
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Insta360は、手ブレ補正機能を搭載した小型アクションカメラ「Insta360 GO」を発表した。9月中旬の発売を予定し、価格は23,800円(税込)。

「Insta360 GO」

背面部

数日前に “親指サイズ” としてティザーサイトでアピールしていた製品の正体が明らかになったかたち。Insta360 GOは本体の重さ18.3gで、大きさは49.4×21.4×14.85mmという世界最小を謳う手ブレ補正機能搭載の小型・軽量アクションカメラだ。IPX4の防水も備える。

IPX4の防水も備える。発表会では実際にボトルの中に入れるデモを行った

様々な場所や、他のカメラでは難しいようなアングルからの撮影が可能としており、豊富な取り付けアクセサリーが付属。磁気ストラップでは胸元にカメラを装着できるほか、クリップによって帽子に取り付けることも可能。またピボットスタンドによって、車などに取り付けることもできる。そのほかクリップパッドと吸着パッドも付属する。

創業者の劉靖康氏が実際に装着してアピール

ピボットスタンドで取り付けた状態

撮影は本体をタップすることで開始でき、1回のタップで最長30秒間の録画が行える仕様。もう1度タップすることで停止できる。バッテリーは1回の充電で約200クリップ(平均1クリップ最大20秒で計算)の撮影に対応する。なお本体は充電ケースに入れることで充電可能。充電時間はカメラが約20分、充電ケースが約1時間となっている。

充電ケースにセットして充電する仕様だ

手ブレ補正として、同社の特徴である「FlowState」を本機にも搭載する。これにより、歩いている時、乗り物で移動している時、運動している時でも、ジンバル利用時のような安定した映像が撮影できるしている。最大100fpsのスローモーション撮影も可能。またハイパーラプス機能では1回の撮影で、最長30分・6倍速の撮影に対応する。

FlowStateを搭載

編集機能として、AIによる「フラッシュカット」を用意する。食べ物/街の風景/笑顔といったテーマや、撮影の構図やユーザーの好みに基づいて、数回のタップだけで映像を作成することが可能。本機は先述したように、一般的なアクションカメラとは異なり30秒までの短い映像をいくつも撮影していくスタイルだが、この機能によって1本の動画に仕上げることができる。

買い物かごの中や料理中の包丁に取り付けるなど、今まで撮影が難しかった場所でも撮影できるという

なおスマートフォンへの動画転送は、充電ケースから直接接続する仕様となっている。充電ケース側の端子にはUSB Type-Cが採用され、microUSB-USB Type-Cの変換ケーブルも付属する。なおAndroid、iOS、PC、Macに対応するが、iPhoneなどはLightningケーブルを用意する必要がある。

そのほか内蔵ストレージは8GBで、レンズの口径はF2.1。また動画解像度は2720×2720@25fpsで、写真解像度は3040×3040。

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