変わり種出展もレポート
東京ゲームショウ開幕 − VRの潮流加速/AmazonやYouTubeも出展/アイ・オーが40型4K液晶
参考出展されているのは液晶ディスプレイ4製品で、うち2製品が4K対応。40型の「LDC0M4K401XVB」と28型の「LCD-M4K282XB」が展示されている。両機ともHDMI端子を3系等備え、うち1系統がHDCP 2.2に対応。別の1系統がMHL 2.2に対応する。超解像技術も搭載するほか、フリッカーレス機能も新たに装備した。USB給電機能も備えているため、スティック型PCを接続して本機を通じて給電しながら使うといったような利用法もできる。
フルHDモデルでは、GigaCrystaシリーズの新モデルとして、27型の「LCD-RDT272XPB」と23.8型の「LCD-RDT242XPB」を参考出展。フレーム遅延を0.05フレームと従来よりも高性能化させたことなどが紹介されている。参考出展の4製品はいずれも今年中の発売を目標にしており、4Kモデルについて「40型は10万円を切って、さらにもう一声低い価格にできないか頑張りたい。28型のほうは6万円を切るくらいになるだろう」(同社スタッフ)とのことだった。
msi/EIZO/steel series/G2Aブースでは、EIZOの液晶ディスプレイ“FORIS”「FS2735」や、steel seriesのヘッドセット「SIBERIA」各モデルなどを展示。そのほかMAD CATZブースではAVerMediaの2.1chスピーカー「GS315」が展示されるなど、ゲーミングオーディオに関する出展も各社が行っている。
■YouTubeやAmazonも出展。Xperiaなどスマホ関連も
今年のゲームショウにはAmazonやYouTubeも出展。スマートフォンを使うソーシャルゲームの台頭によってここ数年はゲーム機やソフトの専業メーカー以外の出展も目立つようになってきていたが、出展者の多様化がますます進んだ印象だ。
Youtubeは、PS4のライブ配信を行えることなどや、ソーシャルゲーム「モンスターストライク」をアニメ化してYouTubeで配信することなどを紹介。また、人気YouTuberとコラボしたゲーム開発を行えることを紹介する企業もあるなど、他社ブースでもYouTube関連コンテンツのデモが行われていた。
Amazonは、Amazonアプリストアで配信しているゲームコンテンツのデモや、アプリやアプリ内課金アイテムの購入に使えるAmazonコインの紹介を展開。傘下のゲーム実況サイト「Twitch」でもブースを構えている。