キーマンにインタビュー
オンキヨーも協力。犬と人間の共生を目指すドッグパーク「AHBASE」は墨田区と共に成長する
東京都墨田区・両国に昨年オープンした“ドッグパーク”は、“ワンちゃんと人間の共生”をテーマに、犬=ワンちゃんに関する様々なサービスから一般客も利用できるカフェまでを揃えた総合施設だ。本施設の音響設備を担当したのが、すぐ近くに東京拠点を構えるオンキヨーだ。本記事ではAHBASEの運営を行うAHB、プロデュースを担当したリバースプロジェクト、そしてオンキヨーの担当者に同施設の狙いと協業の詳細について詳しくお話を伺った。
■ワンちゃんを飼っているひとも、そうでない人も利用できる「AHBASE」
「AHBASE」は昨年9月、東京・両国駅からほど近い場所にオープンしたドッグパークだ。低層ビルの1棟を使った、広々とした施設内は一見するとオシャレなカフェのようで、実際、誰でも利用できるカフェが併設されている。ドッグパークという言葉は犬を飼っていない方には耳馴染みがないかもしれないが、このAHBASEは、人間と犬の共生を目指した“ワンちゃんのための総合施設”なのだという。
AHBASEには、ワンちゃん(施設のコンセプトも踏まえて、文中では適宜こう呼びたい)と触れ合うことができるサービスとスペース、飼っているワンちゃんを預けられるドッグホテル、トレーナーがしつけを行うドッグスクール、ワンちゃんと人が一緒に楽しめるカフェやイベントスペースなどが用意されている。ワンちゃんの飼い主に向けた様々なサービスも充実する。
主にオーディオビジュアルに関連するテーマを扱うファイルウェブが、なぜこのドッグパークを取り上げるのかというと、総合オーディオメーカーであるオンキヨーがこの施設に関わっているからだ。
施設内の音響設備およびディスプレイのインストールはオンキヨーが担当。さらにイベントスペースのスクリーンとプロジェクター、サラウンド再生対応のスピーカーもオンキヨーが手がけた。いずれも店内の設計段階から同社が関わったという。
AHBASEのもうひとつのテーマとして、同施設のある墨田区と共に地域のコミュニティを育てていくことが掲げられている。この施設自体が公開空地(一般に開放され、歩行者が自由に通行したり利用したりできるスペース。建築基準法で定められている)に位置しており、墨田区とも歩調を揃えて、東京オリンピックまで見据えた地域の活性化を目指している。オープンを記念したイベントでは墨田区長も来場した。
オンキヨーがこのAHBASEに関わるのも、同じ墨田区に本拠を置く企業として(オンキヨーの東京拠点はAHBASEの敷地に隣接している)、地域コミュニティを育てていくという目的を共有するからだ。
今回、AHBASEを運営するAHB、プロデュースを行ったリバースプロジェクト、そして音響設備を手がけたオンキヨーの担当者に、同施設を立ち上げた理由、そして目指すものについてお話を伺うことができた。
■ワンちゃんのための様々なサービスを提供。一般客も利用できるカフェも
AHBASEはその使命として、「ワンちゃんを通して人が集い、動物と人間が暮らしやすい社会をつくる場所」「動物と人間がお互いを助け合い、健康で豊かな生活が育める社会」という2つの目標を掲げている。
ワンちゃんを飼っている人だけではなく、飼っていない人たちも集い、交流できる場所としてのドッグパークを目指していることが、この施設の特色といえる。また、AHBASEが両国という街のランドマークとなり、誰でも気軽に足を運べる“公園”のような場所になることも目標なのだという。
AHBASEに用意された各施設、提供されるサービスについて紹介しよう。施設内のカフェ「Rcafe192」は、カラダにやさしく美味しいメニューが特徴。ビーガン向けのフードも用意するなど、多様な価値観を踏まえたメニューが同施設らしい。アルコールも提供。ゆったりとしたイートインスペースでは、ワンちゃんと一緒に食事をすることももちろんできる。
カフェの横には、来場者がワンちゃんと一緒にくつろげるコミュニティスペースを用意。イベントスペースにもなり、上述のホームシアター環境もここに用意されている。しつけや健康に関する各種セミナー、ドッグヨガからxChangeという洋服の交換会まで、様々なイベントが定期的に行われる。ワンちゃんと楽しむ映画鑑賞、相撲観戦など、プロジェクターとサラウンド環境を活かしたイベントも行っていくという。
施設の1階に大きなスペースを構えるのが「DOGGIES ROOM」。ここではAHBASEのワンちゃんと触れ合えるサービスが提供されている。その横には、ワンちゃんの健康を考えた日本産を中心としたご飯やおやつ、健康グッズなどを取り扱うショップが設けられている。1階には他にも、常駐する獣医師にワンちゃんの健康を相談できる「DOGGIES HEALTHCARE」、ワンちゃんのためのセルフシャワールームも用意されている。
2階には、ドッグホテル、ドッグスクール用のスペース、ワンちゃんが遊べるフリースペース(ウッドチップが引きつめてある)などが用意されている。
このようにAHBASEは施設の概要だけ見ても盛りだくさんだ。上記で挙げたサービスは、有料会員になると一部のコンテンツを除き使い放題。料金など詳細はAHBASEのウェブサイトでで紹介されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。
■3社の協業はいかにして実現したのか
このAHBASEは、ペット業界の企業であるAHBとリバースプロジェクトの協業によって立ち上げられた。AHBはペットショップ「Pet Plus」を全国100店舗以上展開する企業で、ペットに関連した様々な事業を手がけている。プロデュースを行ったリバースプロジェクトは俳優の伊勢谷友介氏が代表を務める企業で、「人類が地球に生き残るために」を掲げて新たな価値とモノの創造、社会貢献を軸とした様々な活動を行う。
■ワンちゃんを飼っているひとも、そうでない人も利用できる「AHBASE」
「AHBASE」は昨年9月、東京・両国駅からほど近い場所にオープンしたドッグパークだ。低層ビルの1棟を使った、広々とした施設内は一見するとオシャレなカフェのようで、実際、誰でも利用できるカフェが併設されている。ドッグパークという言葉は犬を飼っていない方には耳馴染みがないかもしれないが、このAHBASEは、人間と犬の共生を目指した“ワンちゃんのための総合施設”なのだという。
AHBASEには、ワンちゃん(施設のコンセプトも踏まえて、文中では適宜こう呼びたい)と触れ合うことができるサービスとスペース、飼っているワンちゃんを預けられるドッグホテル、トレーナーがしつけを行うドッグスクール、ワンちゃんと人が一緒に楽しめるカフェやイベントスペースなどが用意されている。ワンちゃんの飼い主に向けた様々なサービスも充実する。
主にオーディオビジュアルに関連するテーマを扱うファイルウェブが、なぜこのドッグパークを取り上げるのかというと、総合オーディオメーカーであるオンキヨーがこの施設に関わっているからだ。
施設内の音響設備およびディスプレイのインストールはオンキヨーが担当。さらにイベントスペースのスクリーンとプロジェクター、サラウンド再生対応のスピーカーもオンキヨーが手がけた。いずれも店内の設計段階から同社が関わったという。
AHBASEのもうひとつのテーマとして、同施設のある墨田区と共に地域のコミュニティを育てていくことが掲げられている。この施設自体が公開空地(一般に開放され、歩行者が自由に通行したり利用したりできるスペース。建築基準法で定められている)に位置しており、墨田区とも歩調を揃えて、東京オリンピックまで見据えた地域の活性化を目指している。オープンを記念したイベントでは墨田区長も来場した。
オンキヨーがこのAHBASEに関わるのも、同じ墨田区に本拠を置く企業として(オンキヨーの東京拠点はAHBASEの敷地に隣接している)、地域コミュニティを育てていくという目的を共有するからだ。
今回、AHBASEを運営するAHB、プロデュースを行ったリバースプロジェクト、そして音響設備を手がけたオンキヨーの担当者に、同施設を立ち上げた理由、そして目指すものについてお話を伺うことができた。
■ワンちゃんのための様々なサービスを提供。一般客も利用できるカフェも
AHBASEはその使命として、「ワンちゃんを通して人が集い、動物と人間が暮らしやすい社会をつくる場所」「動物と人間がお互いを助け合い、健康で豊かな生活が育める社会」という2つの目標を掲げている。
ワンちゃんを飼っている人だけではなく、飼っていない人たちも集い、交流できる場所としてのドッグパークを目指していることが、この施設の特色といえる。また、AHBASEが両国という街のランドマークとなり、誰でも気軽に足を運べる“公園”のような場所になることも目標なのだという。
AHBASEに用意された各施設、提供されるサービスについて紹介しよう。施設内のカフェ「Rcafe192」は、カラダにやさしく美味しいメニューが特徴。ビーガン向けのフードも用意するなど、多様な価値観を踏まえたメニューが同施設らしい。アルコールも提供。ゆったりとしたイートインスペースでは、ワンちゃんと一緒に食事をすることももちろんできる。
カフェの横には、来場者がワンちゃんと一緒にくつろげるコミュニティスペースを用意。イベントスペースにもなり、上述のホームシアター環境もここに用意されている。しつけや健康に関する各種セミナー、ドッグヨガからxChangeという洋服の交換会まで、様々なイベントが定期的に行われる。ワンちゃんと楽しむ映画鑑賞、相撲観戦など、プロジェクターとサラウンド環境を活かしたイベントも行っていくという。
施設の1階に大きなスペースを構えるのが「DOGGIES ROOM」。ここではAHBASEのワンちゃんと触れ合えるサービスが提供されている。その横には、ワンちゃんの健康を考えた日本産を中心としたご飯やおやつ、健康グッズなどを取り扱うショップが設けられている。1階には他にも、常駐する獣医師にワンちゃんの健康を相談できる「DOGGIES HEALTHCARE」、ワンちゃんのためのセルフシャワールームも用意されている。
2階には、ドッグホテル、ドッグスクール用のスペース、ワンちゃんが遊べるフリースペース(ウッドチップが引きつめてある)などが用意されている。
このようにAHBASEは施設の概要だけ見ても盛りだくさんだ。上記で挙げたサービスは、有料会員になると一部のコンテンツを除き使い放題。料金など詳細はAHBASEのウェブサイトでで紹介されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。
■3社の協業はいかにして実現したのか
このAHBASEは、ペット業界の企業であるAHBとリバースプロジェクトの協業によって立ち上げられた。AHBはペットショップ「Pet Plus」を全国100店舗以上展開する企業で、ペットに関連した様々な事業を手がけている。プロデュースを行ったリバースプロジェクトは俳優の伊勢谷友介氏が代表を務める企業で、「人類が地球に生き残るために」を掲げて新たな価値とモノの創造、社会貢献を軸とした様々な活動を行う。
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