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メールアドレスのみで作成可能

Meta、VRヘッドセットとFacebookアカウントの紐付けを不要に。8月から

公開日 2022/07/08 11:05 編集部:平山洸太
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Metaは8月から、同社VRヘッドセットとFacebookアカウントの連携が必須でなくなると発表した。

「Meta Quest 2」

同社の各種利用規約やプライバシーポリシーなどの変更によるもの。新たにMetaアカウントが用意され、Facebookアカウントだけでなく、メールアドレスのみでの新規アカウント作成が行えるようになる。

Metaアカウントでは、VRにログインしたり、購入したアプリを1ヶ所で表示・管理したりできる。既存のユーザーについては新規作成時に、アプリやアチーブメント、友達など、VRに関する情報がMetaアカウントに移行されるという。

またプロフィールはカスタマイズ可能な「Meta Horizonプロフィール」となり、「友達」はInstagramに合わせてフォロワーに変更される。プライバシー設定はより簡単に管理できる機能を導入するほか、アカウントセンターではFacebookアカウントやInstagramアカウントの追加を選べるようになるとしている。

「Meta Horizonプロフィール」が追加

新規ユーザーおよびOculusアカウントとFacebookアカウントの連携を行っているユーザーは、8月からMeta Horizonプロフィールを作成する必要がある。またこれまでOculusアカウントでデバイスにログインしていた場合は、2023年1月1日(米国時間)までは変わらず利用できるが、それ以降はMetaアカウントを作成しないとデバイスを利用できなくなる。

これまでは同社のヘッドセットをする際は、Facebookアカウントとの紐付けが必要だった。Facebookアカウントを持っていない場合は新たに取得する必要があるものの、実名以外での登録は凍結の恐れがあるなど、ユーザーからの批判が多かった。このため、Facebookアカウントを理由に購入を避けるユーザーも見られた。

Facebookアカウントが必須化されたのは、「Meta Quest 2」(旧Oculus Quest 2)が発売された2020年10月から。それまでのOculusアカウントはメールアドレスで登録できたが、それ以前にOculusアカウントを所有していたユーザーも、Facebookアカウントとの連携が求められていた。

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