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WASAPI排他モード拡充でハイレゾ音源再生も

サイバーリンク、4K対応動画再生ソフト「PowerDVD 15」 − ISO直接再生や高画質化など機能強化

公開日 2015/04/14 19:23 編集部:小野佳希
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サイバーリンクは、4K再生やH.265のハードウェアアクセレーション再生に加え、WASAPI排他モードによるハイレゾ音源再生なども可能な動画再生ソフト「PowerDVD 15」を発表。ダウンロード版の販売を本日4月14日より開始した。またパッケージ版も4月17日より発売する。

パッケージ版

UI

■ダウンロード版
PowerDVD 15 Ultra 10,926円(税抜)
PowerDVD 15 Ultra アップグレード版 9,074円(税抜)
PowerDVD 15 Pro 8,796円(税抜)
PowerDVD 15 Pro アップグレード版 6,259円(税抜)
PowerDVD 15 Standard 4,444円(税抜)
※アップグレード版はVer13/14ユーザーが対象

■パッケージ版
PowerDVD 15 Ultra 12,000円(税抜)
PowerDVD 15 Ultra 乗り換え・アップグレード版 10,000円(税抜)
PowerDVD 15 Ultra アカデミック版 8,500円(税抜)
PowerDVD 15 Pro 9,240円(税抜)
PowerDVD 15 Pro 乗り換え・アップグレード版 6,750円(税抜)
PowerDVD 15 Standard 4,750円(税抜)
※乗り換え・アップグレード版はサイバーリンク製品のいずれか、または他社製動画再生ソフトのユーザーが対象

■フル機能の「Ultara」/3D機能など省略の「Pro」/DVD再生のみで安価な「Standard」

「Ultra」はすべての機能が利用可能で、「Pro」は3D再生など一部機能を、「Standard」はブルーレイ再生などの機能を省略したバージョン。なお、これらのほかに常に最新版を利用できる月額制の「PowerDVD Live」も以前から用意されている。

各バージョンの機能比較表

すべてのバージョンでXAVC S、H.264での4K動画ファイルの再生に対応。また、CPRMに対応しており地デジ番組を録画したDVDなども再生できる。また、MPEG 2、FLVにも対応するほか、独自の高画質化機能「TrueTheater」も搭載している。

発表会での4K動画再生デモのようす

なお、4K Blu-rayなどの次世代規格やHDR、DTS:Xについては「まだ発表できるようなものはないが、サイバーリンクはこれまでも新しい規格はより早くサポートしていくという姿勢でやってきた会社。当然追っているし期待してもらいたい」(発表会で製品の特徴紹介を担当した同社の相蘇和貴氏)とした。

デモにはキューテックが来週発表予定だという4K評価用素材「QT-4000シリーズ」の一部を使用していた

UltraとProはBD再生およびAVCHD/AVCRECにも対応。さらに、最上位のProはH.265/HEVCや、ISOイメージの直接再生、DLNA/DTCP-IPにも対応するほか、動画やCDからの音声抽出機能も備えている。また、Proは20GBのクラウド領域も1年間無料で使用できる。

■全バージョンが4K動画やハイフレームレート再生に対応

4K動画再生においては「ハイパフォーマンスモード」を新たに搭載。PCやモニター、動画ファイルの状況など再生環境にあわせて最適なレンダリング方法を自動選択し、例えばファイル情報の表示など動画再生には直接関係のない一部機能を制限するなども行うなど4K動画再生に特化させることで、よりスムーズな再生を実現したという。

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