年内に全国13都市に拡大へ
タクシー配車アプリ「DiDi」、東京・京都でもサービス開始。PayPayとも連携へ
■大阪での半年間に高実績を記録
タクシー配車プラットフォームサービス「DiDi」を提供するDiDiモビリティジャパンは、新サービスや提供エリアの拡大を発表した。
昨年9月27日に、大阪を対象エリアとしてサービス提供を開始したが、本日4月24日から、実証実験を行っていた東京および京都で正式サービスをスタート。さらに、今年度中には北海道、兵庫、福岡など10都市でのサービス開始を予定する。また、「DiDi」アプリと「Yahoo!乗換案内」アプリが連携。「Yahoo!乗換案内」のルート検索画面に、新たに「DiDi」によるタクシー利用が移動手段として提示され、「Yahoo!乗換案内」から「DiDi」を起動してタクシーを配車することが可能となった。
タクシー配車アプリは激戦の様相を呈するが、同社取締役副社長・菅野圭吾氏は「人を介さないAI配車でサプライとデマンドを高い精度でマッチングできることがDiDiの強み」と断言する。なかには、会社が持つ従来の配車システムを単にアプリ化した例も見られるが、世界で5億5,000万人のユーザーが利用する世界最大級のAI配車プラットフォーム「DiDi」は、5,000人のエンジニアを有し、「通常数ヶ月と言われるドライバーアプリの改善も、2週間に1度の割合で行っている。そのスピード感も大きな武器」と訴える。
大阪での実績は、車両到着時間が平均5分以内。また、タクシーが来てもお客様が見つけられないのでは意味がない。「秒単位で技術革新に磨きをかけている」と到着後1分以内での乗車時間は63%に達する。キャンペーンやプロモーション活動にも注力し、中国人観光客ユーザーや20代・30代の新規顧客層を開拓。加盟会社数は当初12社から42社へ、配車実績は半年で10倍に拡大した。
■PayPayとの連携も5月末スタート
今夏からは、割引クーポンがもらえる会員プログラムの提供を開始。「DiDi」の利用金額に応じて会員のランクがアップし、割引額が大きくなる仕組み。さらに、PayPay株式会社とも連携する。QRコードやバーコードの読み取り・提示なしに、スマホ決済サービス「PayPay」を利用できる決済機能が、5月末から「DiDi」に搭載される。PayPay株式会社が、QRコードやバーコードの読み取り・提示が不要な決済機能を提供するのは今回が初めてとなる。
サービス提供エリアの拡大にあわせて、東京では迎車料金の全額が毎回無料になる「迎車料金無料キャンペーン」、京都では1,000円分のクーポンがもらえる「初回利用キャンペーン」が開催される。
「タクシーはドアtoドアで移動できる唯一の手段。まずは、移動手段のひとつとして、ユーザーに選んでもらわなければならない」と語る菅野氏。サービスをさらに充実すると同時に、体験機会を提供するキャンペーン等の開催に注力。それが、実車率を高め、タクシー会社の利益を高めることにもつながっていくと説明した。
「タクシーの使用環境を身近なものにしていくことが我々の使命。ユーザーがより使いやすいプロダクトの開発、エリア拡大、キャンペーン開催など、今後の取り組みにご期待いただきたい」とタクシー配車アプリ激戦下での今後のさらなる躍進に自信を示した。
タクシー配車プラットフォームサービス「DiDi」を提供するDiDiモビリティジャパンは、新サービスや提供エリアの拡大を発表した。
昨年9月27日に、大阪を対象エリアとしてサービス提供を開始したが、本日4月24日から、実証実験を行っていた東京および京都で正式サービスをスタート。さらに、今年度中には北海道、兵庫、福岡など10都市でのサービス開始を予定する。また、「DiDi」アプリと「Yahoo!乗換案内」アプリが連携。「Yahoo!乗換案内」のルート検索画面に、新たに「DiDi」によるタクシー利用が移動手段として提示され、「Yahoo!乗換案内」から「DiDi」を起動してタクシーを配車することが可能となった。
タクシー配車アプリは激戦の様相を呈するが、同社取締役副社長・菅野圭吾氏は「人を介さないAI配車でサプライとデマンドを高い精度でマッチングできることがDiDiの強み」と断言する。なかには、会社が持つ従来の配車システムを単にアプリ化した例も見られるが、世界で5億5,000万人のユーザーが利用する世界最大級のAI配車プラットフォーム「DiDi」は、5,000人のエンジニアを有し、「通常数ヶ月と言われるドライバーアプリの改善も、2週間に1度の割合で行っている。そのスピード感も大きな武器」と訴える。
大阪での実績は、車両到着時間が平均5分以内。また、タクシーが来てもお客様が見つけられないのでは意味がない。「秒単位で技術革新に磨きをかけている」と到着後1分以内での乗車時間は63%に達する。キャンペーンやプロモーション活動にも注力し、中国人観光客ユーザーや20代・30代の新規顧客層を開拓。加盟会社数は当初12社から42社へ、配車実績は半年で10倍に拡大した。
■PayPayとの連携も5月末スタート
今夏からは、割引クーポンがもらえる会員プログラムの提供を開始。「DiDi」の利用金額に応じて会員のランクがアップし、割引額が大きくなる仕組み。さらに、PayPay株式会社とも連携する。QRコードやバーコードの読み取り・提示なしに、スマホ決済サービス「PayPay」を利用できる決済機能が、5月末から「DiDi」に搭載される。PayPay株式会社が、QRコードやバーコードの読み取り・提示が不要な決済機能を提供するのは今回が初めてとなる。
サービス提供エリアの拡大にあわせて、東京では迎車料金の全額が毎回無料になる「迎車料金無料キャンペーン」、京都では1,000円分のクーポンがもらえる「初回利用キャンペーン」が開催される。
「タクシーはドアtoドアで移動できる唯一の手段。まずは、移動手段のひとつとして、ユーザーに選んでもらわなければならない」と語る菅野氏。サービスをさらに充実すると同時に、体験機会を提供するキャンペーン等の開催に注力。それが、実車率を高め、タクシー会社の利益を高めることにもつながっていくと説明した。
「タクシーの使用環境を身近なものにしていくことが我々の使命。ユーザーがより使いやすいプロダクトの開発、エリア拡大、キャンペーン開催など、今後の取り組みにご期待いただきたい」とタクシー配車アプリ激戦下での今後のさらなる躍進に自信を示した。