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21対9ディスプレイ搭載

ソニー、ミドル級スマホ「Xperia 10 II」。中級機初トリプルレンズ、日本発売も予定

公開日 2020/02/24 16:45 山本敦
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ソニーは2020年春以降に日本を含む世界各国・地域で発売を予定するスマートフォンのグローバルモデルとして、ミドルレンジの「Xperia 10 II(エクスペリア テン マークツー)」を発表した。価格については明らかにされていない。

6.0型の21対9OLEDを採用した「Xperia 10 II」

現行モデルのXperia 10は、2019年2月に欧州などで発売されたXperiaシリーズのミドルレンジモデル。現在は北米のAmazon.comでSIMフリーのROM 64GB/RAM 3GBの端末が250ドル前後(約27,800円)で販売されているようだ。

ブラック/ホワイト/ミント/ブルーをラインナップ

4色のカラーバリエーションが揃う

Xperia 10は日本で販売されなかった。今回のXperia 10 IIは、日本の通信事業者がどのような形で取り扱うことになるのだろう。国内では昨秋au、UQモバイル、Yモバイルが発売したミドルレンジクラスの「Xperia 8」との関係も含めて気になるところだ。価格次第では、高機能を手軽に楽しめるXperiaとして人気を集めそうだ。

SoCはクアルコムがミドルレンジクラスのモバイル端末向けに提供する最新の「Snapdragon 665」を搭載。本機は5Gには非対応の4G LTEスマホだ。グローバルモデルは世界各国・地域のニーズに応じ、ROMが64GBと128GBのモデルを揃える。RAMは4GB。

本体のカラーバリエーションはブラック/ホワイト/ミント/ブルーの4色。IP65/IP68相当の防水対応としている。表裏面のガラスパネルはCorning Gorilla Glass 6。質量は151g。

手のひらに馴染みやすいサイズ感

本体の厚みは約8.2mm。質量は151g

ディスプレイのサイズは約6.0インチ。初代のXperia 10はアスペクト比21対9、解像度FHD+(2,520×1,080画素)の液晶を搭載していたが、マークIIは有機ELを採用した。動画再生時の画質を自動で最適化する機能を新設している。フロント側カメラはベゼル内に配置し、ディスプレイに切り欠き部分を設けないデザインとした。

アスペクト比21対9のディスプレイを2つの画面に見立て、複数のアプリを同時に操作できる「マルチウィンドウ」は、各画面に表示したいアプリを左右スワイプで切り換えられる。

また、トリプルレンズカメラを搭載。Xperiaのミドルレンジ端末として初めてトリプルレンズカメラが搭載された格好だ。構成は、上から超広角16mm/8MP、標準26mm/12MP、望遠52mm/8MP。上位機種が搭載する「シネマプロ」には非対応だ。

ミドルレンジのXperiaに初めてトリプルレンズカメラが搭載された

超広角・標準・望遠のトリプルレンズ仕様

本体上部にはアナログイヤホン端子も搭載し、イヤホンジャックからのハイレゾ再生にも対応する。音楽再生をハイレゾ相当の音質にアップコンバートするDSEE HXも利用できる。

トップには3.5mmアナログイヤホン端子を搭載する

動画再生時の画質を自動で最適化する機能を新設

内蔵バッテリーの容量は、初代のXperia 10より730mAh増強して3,600mAhとした。Xperia Adaptive Charging(いたわり充電)機能によりバッテリーセルへの負荷を減らし、電池の寿命を長持ちさせることもできる。

USB Type-C端子を搭載

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