ウクライナ発のCleanMyMac X、ロシアとベラルーシ関連アプリを「不審」としてチェック【Gadget Gate】
MacPawによれば、ロシアのウクライナ侵攻が始まって以降、サイバー攻撃が劇的に増加しているとのこと。ロシアでは政府や関連企業がユーザーの同意や裁判所の判断なしに、国内のサーバーに保存されている個人情報にアクセスできる法律が制定されていることから、ロシアやベラルーシ(ロシアに強く依存)から発信されたアプリはユーザーのデータを盗み、あるいはコンピューターに害を及ぼす可能性があるとの趣旨が説明されている。
そのためにCleanMyMac Xのアンインストーラー機能に追加されたのが「不審」というカテゴリーだ。ここにはロシアとベラルーシに関連したアプリがリストアップされ、簡単にアンインストール可能となっている。
PC内に不審な(ロシアとベラルーシ発の)アプリがないかどうか確認するには、次の手順を行うことになる。
1. CleanMyMac Xを起動する
2. アンインストーラーに移動
3. サイドメニューの「不審」カテゴリーを選択する
4. カテゴリ内のアプリを確認し、アンインストールしたいアプリを選ぶ
それとは別に、今週初めに英Financial Timesは「ロシアのGoogle」ことハイテク大手YandexがiPhoneやAndroidユーザー数百万人分のデータをロシアに送っている可能性があると報じていた。5万以上ものアプリに埋め込まれた同社の分析コードから、ロシア本国にあるサーバーに送信できるようにしていたという仕組みだ。
Source:MacPaw
via:9to5Mac
※テック/ガジェット系メディア「Gagdget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。