799ドルから
「iPhone 14/14 Plus」発表。初の衛星通信対応、メインカメラ強化。フロントカメラはAF対応
アップルは、スマートフォン「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」を発表。9月9日午後9時から予約開始され、iPhone 14は9月16日、iPhone 14 Plusは10月7日から販売開始する。カラーは5色で、ミッドナイト、スターライト、ブルー、パープル、(PRODUCT)RED。
価格はiPhone 14が119,800円から、iPhone 14 Plusが134,800円から(ともに税込)。日本ではiPhone 13から1万円以上の値上がりとなるが、アメリカでは799ドルからと据え置かれている。ストレージは両モデルとも、128GB/256GB/512GBをラインナップする。
前モデルのiPhone 13シリーズでは、6.1インチの「iPhone 13」および5.4インチの「iPhone 13 mini」のラインナップだったが、今回はminiが廃止され、6.1インチのiPhone 14と、新たな6.7インチのiPhone 14 Plusの組み合わせとなった。
ディスプレイサイズは上述の通り、iPhone 14が6.1インチ、iPhone 14 Plusが6.7インチ。OLEDのSuper Retina XDRを採用し、P3の色域を備え、コントラスト比は200万:1となる。ピーク輝度は1,200ニトで、ドルビービジョンをサポートする。カバーガラスにはCeramic Shieldを引き続き採用する。
バッテリーは「1日中パワフルに使える」としており、さらにiPhone 14 Plusのバッテリー駆動時間はiPhone史上最長になるという。大きなディスプレイと最長のバッテリー駆動時間は、これまでPro Maxモデルのみで提供してきたが、「今回は更に多くの人に提供します」とアピールしている。動画再生における持続時間はiPhone 14で最大20時間、iPhone 14 Plusで最大26時間。なお充電端子にはLightningを採用している。
プロセッサーは、iPhone 13 Proで採用されていた「5コアGPUを搭載したA15 Bionic」を搭載。iPhone 13に搭載していた4コアGPUのものと比較し18%高速となっている。CPUは2コアの高性能コアと4つの高性能コアによる6コア、さらに16コアのNeural Engine、専用の画像信号プロセッサを備える。内部デザインのアップデートにより熱管理性能が改良され、より長くゲームなどを楽しめる。
カメラはこれまで通り広角と超広角のデュアル12MPカメラシステムだが、新たに広角カメラが強化された。センサーサイズが大きくなり、センサーピッチは1.9μmに拡大。より明るいF1.5の絞り値と、センサーシフトOISを搭載する。これによって明るさの足りない場面では49%改良され、ナイトモードの露光は2倍明るくなるとのこと。
フロントカメラには、新しい「TrueDepthカメラ」を搭載。初めてオートフォーカスを備えており、解像度は12MP。絞り値はF1.9となり、これによって明るさが足りない場面での撮影を38%改良している。
ほか写真では、新たな画像処理技術「Photonic Engine」を採用する。これまでもNeural Engineを利用して複数のフレームを組み合わせて1つの画像にすることで、写真画質を高めていたが、新たに圧縮していない状態の画像に適用させることで、より多くのより明るい色をレンダリングできるようになった。具体的には、フロントカメラで撮った低照度の写真は最大2倍、新しいメインカメラでは2.5倍向上するとのこと。
また動画では、新たな手ブレ補正モード「アクションモード」を搭載する。このモードをオンにするだけで、ジンバルなどの機材を使わずになめらかな動画撮影ができる。加えて、ドルビービジョンにも対応する。
Apple Watch Series 8で初搭載した衝突事故検出も搭載。新しいハイダイナミックレンジのジャイロスコープ、および最大256Gまで検出可能な新しいデュアルコア加速度センサーにより、自動車で衝突事故にあった際、緊急通報サービスや緊急連絡先に自動で連絡できる。
そしてiPhoneで初めて、衛星経由の緊急SOS機能に対応する。これは人工衛星を使って通信することで、通信局の電波が届かないような場所でも緊急通報が行える機能。送信されたテキストメッセージは、アップルが設置した中継センターの専門家により、救急サービス提供者に代理で電話する仕組みだという。2年間無料で提供し、まずはアメリカとカナダで11月から提供開始する。
衛星通信は屋外で空を見渡せる場所において使用でき、iPhoneを直接衛星に向けたときに利用可能。肉眼では衛星が見えないため、iPhoneを向ける方向がアプリ上に表示されるようになっている。メッセージの送信にかかる時間は、空を見渡せる状況で15秒以下、木の葉などで軽く隠れているような状況では数分かかる場合があるとしている。また事前に用意された質問をタップすることで早く救助を呼べる機能や、「探す」アプリケーションから現在地を手動共有できる機能も用意する。
ほかアメリカでは全モデルからSIMトレイがなくなり、eSIMだけになるとしている。一方で日本の製品情報ページによると、国内ではnano-SIMとeSIMのデュアルSIMを継続するようだ。
本体素材は航空宇宙産業レベルのアルミニウムで、IP68の耐水・耐塵性能に対応。外形寸法はiPhone 14が71.5W×146.7H×7.80Dmmで、iPhone 14 Plusが78.1W×160.8H×7.80Dmm。また質量はiPhone 14が172g、iPhone 14 Plusは203gとなる。
価格はiPhone 14が119,800円から、iPhone 14 Plusが134,800円から(ともに税込)。日本ではiPhone 13から1万円以上の値上がりとなるが、アメリカでは799ドルからと据え置かれている。ストレージは両モデルとも、128GB/256GB/512GBをラインナップする。
前モデルのiPhone 13シリーズでは、6.1インチの「iPhone 13」および5.4インチの「iPhone 13 mini」のラインナップだったが、今回はminiが廃止され、6.1インチのiPhone 14と、新たな6.7インチのiPhone 14 Plusの組み合わせとなった。
ディスプレイサイズは上述の通り、iPhone 14が6.1インチ、iPhone 14 Plusが6.7インチ。OLEDのSuper Retina XDRを採用し、P3の色域を備え、コントラスト比は200万:1となる。ピーク輝度は1,200ニトで、ドルビービジョンをサポートする。カバーガラスにはCeramic Shieldを引き続き採用する。
バッテリーは「1日中パワフルに使える」としており、さらにiPhone 14 Plusのバッテリー駆動時間はiPhone史上最長になるという。大きなディスプレイと最長のバッテリー駆動時間は、これまでPro Maxモデルのみで提供してきたが、「今回は更に多くの人に提供します」とアピールしている。動画再生における持続時間はiPhone 14で最大20時間、iPhone 14 Plusで最大26時間。なお充電端子にはLightningを採用している。
プロセッサーは、iPhone 13 Proで採用されていた「5コアGPUを搭載したA15 Bionic」を搭載。iPhone 13に搭載していた4コアGPUのものと比較し18%高速となっている。CPUは2コアの高性能コアと4つの高性能コアによる6コア、さらに16コアのNeural Engine、専用の画像信号プロセッサを備える。内部デザインのアップデートにより熱管理性能が改良され、より長くゲームなどを楽しめる。
カメラはこれまで通り広角と超広角のデュアル12MPカメラシステムだが、新たに広角カメラが強化された。センサーサイズが大きくなり、センサーピッチは1.9μmに拡大。より明るいF1.5の絞り値と、センサーシフトOISを搭載する。これによって明るさの足りない場面では49%改良され、ナイトモードの露光は2倍明るくなるとのこと。
フロントカメラには、新しい「TrueDepthカメラ」を搭載。初めてオートフォーカスを備えており、解像度は12MP。絞り値はF1.9となり、これによって明るさが足りない場面での撮影を38%改良している。
ほか写真では、新たな画像処理技術「Photonic Engine」を採用する。これまでもNeural Engineを利用して複数のフレームを組み合わせて1つの画像にすることで、写真画質を高めていたが、新たに圧縮していない状態の画像に適用させることで、より多くのより明るい色をレンダリングできるようになった。具体的には、フロントカメラで撮った低照度の写真は最大2倍、新しいメインカメラでは2.5倍向上するとのこと。
また動画では、新たな手ブレ補正モード「アクションモード」を搭載する。このモードをオンにするだけで、ジンバルなどの機材を使わずになめらかな動画撮影ができる。加えて、ドルビービジョンにも対応する。
Apple Watch Series 8で初搭載した衝突事故検出も搭載。新しいハイダイナミックレンジのジャイロスコープ、および最大256Gまで検出可能な新しいデュアルコア加速度センサーにより、自動車で衝突事故にあった際、緊急通報サービスや緊急連絡先に自動で連絡できる。
そしてiPhoneで初めて、衛星経由の緊急SOS機能に対応する。これは人工衛星を使って通信することで、通信局の電波が届かないような場所でも緊急通報が行える機能。送信されたテキストメッセージは、アップルが設置した中継センターの専門家により、救急サービス提供者に代理で電話する仕組みだという。2年間無料で提供し、まずはアメリカとカナダで11月から提供開始する。
衛星通信は屋外で空を見渡せる場所において使用でき、iPhoneを直接衛星に向けたときに利用可能。肉眼では衛星が見えないため、iPhoneを向ける方向がアプリ上に表示されるようになっている。メッセージの送信にかかる時間は、空を見渡せる状況で15秒以下、木の葉などで軽く隠れているような状況では数分かかる場合があるとしている。また事前に用意された質問をタップすることで早く救助を呼べる機能や、「探す」アプリケーションから現在地を手動共有できる機能も用意する。
ほかアメリカでは全モデルからSIMトレイがなくなり、eSIMだけになるとしている。一方で日本の製品情報ページによると、国内ではnano-SIMとeSIMのデュアルSIMを継続するようだ。
本体素材は航空宇宙産業レベルのアルミニウムで、IP68の耐水・耐塵性能に対応。外形寸法はiPhone 14が71.5W×146.7H×7.80Dmmで、iPhone 14 Plusが78.1W×160.8H×7.80Dmm。また質量はiPhone 14が172g、iPhone 14 Plusは203gとなる。