若年層をターゲットとした展開を実施
ソニー、ミドルクラス5Gスマホ「Xperia 5 V」国内販売。メッセンジャーにNiziUを起用
公開日 2023/09/20 19:06
編集部：松永達矢
ソニーは、5Gスマートフォンのミドルクラスモデル「Xperia 5 V」の国内販売を10月以降に実施すると発表した。価格は通信事業者モデル、SIMフリーモデルともにオープンだが、ソニーストアで販売されるSIMフリーモデル販売価格は139,700円（税込）となる。
「Xperia 5 V」
Xperia 5 Vは、同社製スマートフォンのミドルクラスに位置付けられる「5シリーズ」の最新機種。先日の製品発表時は「日本含む国と地域で今後発売を予定」としていたが、このたび国内における発売時期が決定した。本日9月20日午前10時から、各通信事業者ならびに直販サイトなどで予約受付を開始している。
主な特徴として、フラグシップスマートフォン「Xperia 1 V」と同型の最新センサー「Exmor T for mobile」によって、日中/夜間や屋内外といった撮影シーンを問わず、クリアで高精細な撮影を実現。背面には有効画素数約1,200万画素の16mm超広角レンズ、約4,800万画素の24mm広角レンズを搭載。24mm広角レンズは、センサー中央部の1,200万画素のみを使う48mmズーム撮影（光学2倍相当）にも対応しており、3つの画角で撮影を楽しめる。
撮影を楽しむ機能として、場面に応じてカラーやトーンなど好みの色味を設定することができる「クリエイティブルック」の搭載や、AIによる被写体からの距離に応じたぼけ表現では、一眼カメラのような大きくなめらかなぼけを実現する。
さらに音楽に合わせた動画を簡単に作成できる動画編集アプリ「Video Creator（ビデオクリエイター）」を新搭載する。撮影した素材を選び、動画の長さと音楽を選択すると、約1分で編集することができ、これまで動画編集を苦手に感じていた人でも簡単にオリジナルコンテンツを作ることができると同社はアピールしている。
SoCについてもXperia 1 V同様の「Snapdragon 8 Gen2」を搭載。安定したゲームプレイングの提供や、電源効率を向上させた。バッテリー容量は前モデルから据え置きの5,000mAhではあるが、比較して約20％の消費電力削減を実現したという。
カラーバリエーションはブラック、プラチナシルバー、ブルーの3色を用意
オーディオ面では、3.5mmオーディオジャックと、音の広がり感を強化した内蔵スピーカー「フルステージステレオスピーカー」を搭載している。ハイレゾ音源や空間オーディオ360 Reality Audio、360 Reality Audio Upmix、AIを活用したアップスケーリング技術「DSEE Ultimate」、LDACでのBluetoothオーディオ伝送などさまざまな音声フォーマット／機能を楽しめる。
ゲームをより楽しむためのアシスト機能「ゲームエンハンサー」はテーマカラーを刷新した。ゲームに勝つためのL-γ（ローガンマ）レイザーやオーディオイコライザーなどの機能のほか、YouTubeなどに配信するためのボイスチャットマイクや録画機能を充実させている。
ディスプレイサイズは約6.1インチで、解像度は21：9のFHD+有機ELパネルを採用。最大120Hz駆動や、HDR10/HLGに対応したリアルタイムHDRドライブ機能も備える。メモリ容量は8GBで、ROM容量は256GB、外部記憶媒体として最大1TBに対応するmicroSDXCスロットを搭載した。
筐体カラーはブラック、プラチナシルバー、ブルーの3色を用意。外形寸法は約68W×154H×8.6Dmm、質量は約182g。
■ターゲットは若年層。プロモーションにはNiziUを起用
Xperia 5 Vの国内展開決定に伴って、本日9月20日から10月1日（日）まで、全国5ヶ所のソニーストアにてタッチ＆トライイベントを実施。開催に先立ち、ソニーストア銀座では報道関係者向けの新商品説明会が行われた。
本日からタッチアンドトライイベントを開催
説明会には、ソニー共創戦略推進部門 モバイルコミュニケーションズ商品企画部統括部長・越智 龍氏と、ソニーマーケティング モバイルBiz本部モバイルビジネス部 統括部長・久下 智氏が登壇。まずは越智氏が国内におけるXperia 5 Vの立ち位置やターゲットについて説明した。
ソニー・越智氏（写真左）、ソニーマーケティング・久下氏（写真右）
Xperia 5 Vのターゲット層は、フラグシップ機Xperia 1 Vから踏襲した機能面で既存のモデルを使用するユーザーにアピールすると共に、新規顧客として、高校生・大学生・新社会人といった若年層へのアプローチをしっかり行うべく準備を行ったと越智氏。
撮影体験・コンテンツ視聴体験・ゲーム体験というXperiaの掲げる3つの軸を、ミドルクラス機ながら高いレベルで実現し、「“好き”にハマる」を体現したモデルに仕上げたとアピールした。
メッセンジャーとしてNiziUを起用
特に撮影体験については「目の前で起きたシーンを誰かに伝えたい」という若年層のニーズに応えるべく注力したとのことで、「盛らずにそのまま気持ちが伝わる」写真撮影を実現するべく、上記の通りフラグシップ機搭載センサーの装備や、編集を行わずに撮ってすぐ共有できる「クリエイティブルック」機能を搭載。
また、フラグシップ機に無い機能として一眼カメラで撮ったようなAIによるボケ表現機能を備え、「どんなカメラで撮ったの？」という反応を得ることが出来れば、と越智氏は力を込めた。
続いて久下氏が販売・プロモーション等に関しての説明を実施。越智氏が説明したように、本モデルでは如何にして若年層へアプローチを行うかという視点の下、プロモーションを進めていくとのこと。
撮影体験や、音響にこだわった視聴体験、快適なゲームプレイングの提供など、本モデルの特徴を友人間やSNSなどでコミュニケーションに繋がっていくという状況の創出を目指し、「普段の経験をワンランク上のものにしていく」という方向でXperia 5 Vを展開していくとアピールした。
そのメッセンジャーとしてNiziUを起用し、WebCMとインタビュー映像を公開。「コンテンツ飽和の時代だからこそ、夢中になれる瞬間はいつ訪れるか判らない。ワンランク上の体験で毎日をもっと特別に、『新しいスマホ。新しいワタシ。』というメッセージを、NiziUを通して伝えていきたい」とのことだ。
また、視聴体験を訴求するプロモーションとして同社の完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」と組み合わた展開を実施。こちらもNiziUを起用し、若年層へ向けてハイレゾ音質でのリスニングや、本体のバッテリーライフという観点でも利便性が高まるといった体験を提案していきたいとコメントした。
完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」と組み合わた展開も
なお、本日からソニーストア各店舗で行われるタッチ＆トライイベントでは、数量限定で体験者にオリジナルNiziUノベルティの配布も行われる。
「Xperia 5 V」
Xperia 5 Vは、同社製スマートフォンのミドルクラスに位置付けられる「5シリーズ」の最新機種。先日の製品発表時は「日本含む国と地域で今後発売を予定」としていたが、このたび国内における発売時期が決定した。本日9月20日午前10時から、各通信事業者ならびに直販サイトなどで予約受付を開始している。
主な特徴として、フラグシップスマートフォン「Xperia 1 V」と同型の最新センサー「Exmor T for mobile」によって、日中/夜間や屋内外といった撮影シーンを問わず、クリアで高精細な撮影を実現。背面には有効画素数約1,200万画素の16mm超広角レンズ、約4,800万画素の24mm広角レンズを搭載。24mm広角レンズは、センサー中央部の1,200万画素のみを使う48mmズーム撮影（光学2倍相当）にも対応しており、3つの画角で撮影を楽しめる。
撮影を楽しむ機能として、場面に応じてカラーやトーンなど好みの色味を設定することができる「クリエイティブルック」の搭載や、AIによる被写体からの距離に応じたぼけ表現では、一眼カメラのような大きくなめらかなぼけを実現する。
さらに音楽に合わせた動画を簡単に作成できる動画編集アプリ「Video Creator（ビデオクリエイター）」を新搭載する。撮影した素材を選び、動画の長さと音楽を選択すると、約1分で編集することができ、これまで動画編集を苦手に感じていた人でも簡単にオリジナルコンテンツを作ることができると同社はアピールしている。
SoCについてもXperia 1 V同様の「Snapdragon 8 Gen2」を搭載。安定したゲームプレイングの提供や、電源効率を向上させた。バッテリー容量は前モデルから据え置きの5,000mAhではあるが、比較して約20％の消費電力削減を実現したという。
カラーバリエーションはブラック、プラチナシルバー、ブルーの3色を用意
オーディオ面では、3.5mmオーディオジャックと、音の広がり感を強化した内蔵スピーカー「フルステージステレオスピーカー」を搭載している。ハイレゾ音源や空間オーディオ360 Reality Audio、360 Reality Audio Upmix、AIを活用したアップスケーリング技術「DSEE Ultimate」、LDACでのBluetoothオーディオ伝送などさまざまな音声フォーマット／機能を楽しめる。
ゲームをより楽しむためのアシスト機能「ゲームエンハンサー」はテーマカラーを刷新した。ゲームに勝つためのL-γ（ローガンマ）レイザーやオーディオイコライザーなどの機能のほか、YouTubeなどに配信するためのボイスチャットマイクや録画機能を充実させている。
ディスプレイサイズは約6.1インチで、解像度は21：9のFHD+有機ELパネルを採用。最大120Hz駆動や、HDR10/HLGに対応したリアルタイムHDRドライブ機能も備える。メモリ容量は8GBで、ROM容量は256GB、外部記憶媒体として最大1TBに対応するmicroSDXCスロットを搭載した。
筐体カラーはブラック、プラチナシルバー、ブルーの3色を用意。外形寸法は約68W×154H×8.6Dmm、質量は約182g。
■ターゲットは若年層。プロモーションにはNiziUを起用
Xperia 5 Vの国内展開決定に伴って、本日9月20日から10月1日（日）まで、全国5ヶ所のソニーストアにてタッチ＆トライイベントを実施。開催に先立ち、ソニーストア銀座では報道関係者向けの新商品説明会が行われた。
本日からタッチアンドトライイベントを開催
説明会には、ソニー共創戦略推進部門 モバイルコミュニケーションズ商品企画部統括部長・越智 龍氏と、ソニーマーケティング モバイルBiz本部モバイルビジネス部 統括部長・久下 智氏が登壇。まずは越智氏が国内におけるXperia 5 Vの立ち位置やターゲットについて説明した。
ソニー・越智氏（写真左）、ソニーマーケティング・久下氏（写真右）
Xperia 5 Vのターゲット層は、フラグシップ機Xperia 1 Vから踏襲した機能面で既存のモデルを使用するユーザーにアピールすると共に、新規顧客として、高校生・大学生・新社会人といった若年層へのアプローチをしっかり行うべく準備を行ったと越智氏。
撮影体験・コンテンツ視聴体験・ゲーム体験というXperiaの掲げる3つの軸を、ミドルクラス機ながら高いレベルで実現し、「“好き”にハマる」を体現したモデルに仕上げたとアピールした。
メッセンジャーとしてNiziUを起用
特に撮影体験については「目の前で起きたシーンを誰かに伝えたい」という若年層のニーズに応えるべく注力したとのことで、「盛らずにそのまま気持ちが伝わる」写真撮影を実現するべく、上記の通りフラグシップ機搭載センサーの装備や、編集を行わずに撮ってすぐ共有できる「クリエイティブルック」機能を搭載。
また、フラグシップ機に無い機能として一眼カメラで撮ったようなAIによるボケ表現機能を備え、「どんなカメラで撮ったの？」という反応を得ることが出来れば、と越智氏は力を込めた。
続いて久下氏が販売・プロモーション等に関しての説明を実施。越智氏が説明したように、本モデルでは如何にして若年層へアプローチを行うかという視点の下、プロモーションを進めていくとのこと。
撮影体験や、音響にこだわった視聴体験、快適なゲームプレイングの提供など、本モデルの特徴を友人間やSNSなどでコミュニケーションに繋がっていくという状況の創出を目指し、「普段の経験をワンランク上のものにしていく」という方向でXperia 5 Vを展開していくとアピールした。
そのメッセンジャーとしてNiziUを起用し、WebCMとインタビュー映像を公開。「コンテンツ飽和の時代だからこそ、夢中になれる瞬間はいつ訪れるか判らない。ワンランク上の体験で毎日をもっと特別に、『新しいスマホ。新しいワタシ。』というメッセージを、NiziUを通して伝えていきたい」とのことだ。
また、視聴体験を訴求するプロモーションとして同社の完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」と組み合わた展開を実施。こちらもNiziUを起用し、若年層へ向けてハイレゾ音質でのリスニングや、本体のバッテリーライフという観点でも利便性が高まるといった体験を提案していきたいとコメントした。
完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」と組み合わた展開も
なお、本日からソニーストア各店舗で行われるタッチ＆トライイベントでは、数量限定で体験者にオリジナルNiziUノベルティの配布も行われる。
この記事をシェアする
