通信事業者モデルは6月下旬より発売開始
ソニー、新フラグシップスマホ「Xperia 1 V」。大型イメージセンサーで“フルサイズカメラ”並みの撮影実現
ソニーは、新開発の大型イメージセンサー搭載により“フルサイズカメラ”並みの撮影を実現するというフラグシップスマートフォン「Xperia 1 V」を発表した。
通信事業者モデルは6月中旬以降に発売、SIMフリーモデルは7月下旬以降に発売される。SIMフリーモデルの価格はオープンだが、市場想定価格は195,000円前後。カラーはブラック、カーキグリーン、プラチナシルバーの3種類。5月23日10時より直販サイトやソニー直営店等で予約を開始する。
同社スマートフォンではベーシックモデルの「Xperia 10」、プレミアムモデルの「Xperi 5」、そしてフラグシップである「Xperia 1」シリーズを展開。本機はXperia 1シリーズの最新モデルとして、スマホのみで写真や動画制作を行うクリエイターや、最高の画音質でのコンテンツ視聴やハイパフォーマンスでゲームを楽しみたいユーザーをターゲット顧客として想定したもので、カメラ性能はもちろん、音質や画質も追求し「クリエイターが求める使い勝手の向上」にも配慮している。
リアカメラは「Xperia 1 IV」に続き3基構成となっており、有効画素数で約1200万画素の16mm(超広角)、約4800万画素の24mm(広角)、約1200万画素の85 - 125mm(望遠ズーム)を搭載。またインカメラは約1200万画素の1基を備える。ディスプレイは6.5インチOLEDで、4K/HDR/120Hzに対応。充電およびデータ伝送用のUSB typeC端子を下辺に搭載する。
新開発となるイメージセンサー「Exmor T for mobile」は、中央の24mmカメラに搭載される。2層トランジスタ画素積層型となっており、センサーサイズは従来の約1.7倍を実現。構造についても、フォトダイオードとトランジスタを2層に分離することで、それぞれの容量を拡大し、光の取り込む量と耐ノイズ性能も最大化していると説明する。
またアスペクトレシオについては、従来よりも幅広の4.3:3となっており、16:9で撮影されることの多い動画においても有効エリアが広がることで、手ぶれ補正が向上している。
さらにAIを活用して、優れたオートフォーカスや画質を実現。センサーに映る画像をリアルタイムにAIにインプットし深度情報を推定する「AI深度推定」と、同社の一眼カメラ「α」の技術により、遠くや端にいる被写体にも、高精度にオートフォーカスを合わせることができる。また露出やホワイトバランスの調整などにもAIが活用されている。加えてXperia 1シリーズとして初めてピクセルビニング技術を採用することで、優れた暗所性能と高速オートフォーカスも実現したという。
そのほか、人肌の質感をきれいに描写する「S-Cinetone for mobile」や、撮影段階で雰囲気を仕上げる色のプリセット「Creative Look」を搭載。いずれもαシリーズにも搭載され好評を得ている技術をモバイル向けに調整したものとなっている。また、暗所でも人の顔などを明るく映し出すナイト撮影機能も搭載する。
動画による製品レビュー需要が増えていることを受け、映像・音声収録においての使い勝手も向上。製品レビューをする際に人物の顔ではなく製品にフォーカスを合わせる「商品レビューモード」が搭載されるほか、リアカメラ部に正面の被写体の声を鮮明に集音する「声優先」マイクが追加される。またPhoto Pro、Video Proアプリにおいて縦撮りUIにも対応する。
ディスプレイについては、先述の通り6.5インチのOLEDで、リアルタイムHDRドライブ機能も搭載しており、明るい環境でもHDRコンテンツの白飛びを抑え、高い視認性を提供する。
オーディオ性能では、フロント左右にステレオスピーカーを搭載し、動画などを正面で視聴する際にもクリアなサウンドを実現するとしている。また全体的に音圧を約10%向上、パワフルで低ノイズになったアンプにより、「ダイナミックで迫力がありながら、繊細さや空気感も感じるサウンド」とアピールする。
上辺には3.5mmのオーディオジャックを搭載。360 Reality Audio、360 Reality Audio Upmixをサポートするほか、96kHz/24bitまで対応するBluetoothコーデックLDACや、ハイレゾ級の音質にアップスケーリングするDSEE Ultimateにも対応。外部アプリのインストールにより、ハイレゾストリーミングサービスにも対応する。またピアノの収音にも対応した「Music Pro Podcast」にも投稿できる。
ゲームプレイや配信の機能も強化。ゲームエンハンサーの使い勝手を向上させており、120Hzでのハイフレームレート録画に対応するほか、シャッターボタンを押すだけでスクリーンショットが撮影できる機能も追加。ゲーミングギア「Xperia Stream」にも対応、Antutuスコアが前機種より約30%アップするなど、ゲーミングパフォーマンスもさらに向上している。
バッテリーは5,000mAhとなっており、約20時間の連続動画再生が可能なことに加え、30分間で最大50%の充電が行える。また3年経っても最大容量の80%以上を維持し、劣化しにくいとしている。
SoCには「Snapdragon 8 Gen2」を搭載。ハイパフォーマンスを実現するために、CPUの電力効率を従来より約40%効率化するほか、カメラ動作時の消費電力も約20%改善、本体の熱拡散シートの体積を約60%拡大するなど、ヒートマネジメントにも配慮する。
また持続可能な社会と環境への取り組みとして、製品本体には、使用済みのペットボトルや廃ディスクなどを原料にソニーが開発した難燃性再生プラスチック「SORPLAS」を採用。またパッケージにはプラスチックを使用せず、竹やさとうきび繊維、リサイクルペーパーといった紙素材を用いている。
サイズは165×71×8.3mm、質量は187g。メモリ容量は12GB RAM+256GB ROMまたは16GB RAM+512GM ROM。外部メモリとして最大1TBまでのmicroSDを装着できる。
通信事業者モデルは6月中旬以降に発売、SIMフリーモデルは7月下旬以降に発売される。SIMフリーモデルの価格はオープンだが、市場想定価格は195,000円前後。カラーはブラック、カーキグリーン、プラチナシルバーの3種類。5月23日10時より直販サイトやソニー直営店等で予約を開始する。
同社スマートフォンではベーシックモデルの「Xperia 10」、プレミアムモデルの「Xperi 5」、そしてフラグシップである「Xperia 1」シリーズを展開。本機はXperia 1シリーズの最新モデルとして、スマホのみで写真や動画制作を行うクリエイターや、最高の画音質でのコンテンツ視聴やハイパフォーマンスでゲームを楽しみたいユーザーをターゲット顧客として想定したもので、カメラ性能はもちろん、音質や画質も追求し「クリエイターが求める使い勝手の向上」にも配慮している。
リアカメラは「Xperia 1 IV」に続き3基構成となっており、有効画素数で約1200万画素の16mm(超広角)、約4800万画素の24mm(広角)、約1200万画素の85 - 125mm(望遠ズーム)を搭載。またインカメラは約1200万画素の1基を備える。ディスプレイは6.5インチOLEDで、4K/HDR/120Hzに対応。充電およびデータ伝送用のUSB typeC端子を下辺に搭載する。
新開発となるイメージセンサー「Exmor T for mobile」は、中央の24mmカメラに搭載される。2層トランジスタ画素積層型となっており、センサーサイズは従来の約1.7倍を実現。構造についても、フォトダイオードとトランジスタを2層に分離することで、それぞれの容量を拡大し、光の取り込む量と耐ノイズ性能も最大化していると説明する。
またアスペクトレシオについては、従来よりも幅広の4.3:3となっており、16:9で撮影されることの多い動画においても有効エリアが広がることで、手ぶれ補正が向上している。
さらにAIを活用して、優れたオートフォーカスや画質を実現。センサーに映る画像をリアルタイムにAIにインプットし深度情報を推定する「AI深度推定」と、同社の一眼カメラ「α」の技術により、遠くや端にいる被写体にも、高精度にオートフォーカスを合わせることができる。また露出やホワイトバランスの調整などにもAIが活用されている。加えてXperia 1シリーズとして初めてピクセルビニング技術を採用することで、優れた暗所性能と高速オートフォーカスも実現したという。
そのほか、人肌の質感をきれいに描写する「S-Cinetone for mobile」や、撮影段階で雰囲気を仕上げる色のプリセット「Creative Look」を搭載。いずれもαシリーズにも搭載され好評を得ている技術をモバイル向けに調整したものとなっている。また、暗所でも人の顔などを明るく映し出すナイト撮影機能も搭載する。
動画による製品レビュー需要が増えていることを受け、映像・音声収録においての使い勝手も向上。製品レビューをする際に人物の顔ではなく製品にフォーカスを合わせる「商品レビューモード」が搭載されるほか、リアカメラ部に正面の被写体の声を鮮明に集音する「声優先」マイクが追加される。またPhoto Pro、Video Proアプリにおいて縦撮りUIにも対応する。
ディスプレイについては、先述の通り6.5インチのOLEDで、リアルタイムHDRドライブ機能も搭載しており、明るい環境でもHDRコンテンツの白飛びを抑え、高い視認性を提供する。
オーディオ性能では、フロント左右にステレオスピーカーを搭載し、動画などを正面で視聴する際にもクリアなサウンドを実現するとしている。また全体的に音圧を約10%向上、パワフルで低ノイズになったアンプにより、「ダイナミックで迫力がありながら、繊細さや空気感も感じるサウンド」とアピールする。
上辺には3.5mmのオーディオジャックを搭載。360 Reality Audio、360 Reality Audio Upmixをサポートするほか、96kHz/24bitまで対応するBluetoothコーデックLDACや、ハイレゾ級の音質にアップスケーリングするDSEE Ultimateにも対応。外部アプリのインストールにより、ハイレゾストリーミングサービスにも対応する。またピアノの収音にも対応した「Music Pro Podcast」にも投稿できる。
ゲームプレイや配信の機能も強化。ゲームエンハンサーの使い勝手を向上させており、120Hzでのハイフレームレート録画に対応するほか、シャッターボタンを押すだけでスクリーンショットが撮影できる機能も追加。ゲーミングギア「Xperia Stream」にも対応、Antutuスコアが前機種より約30%アップするなど、ゲーミングパフォーマンスもさらに向上している。
バッテリーは5,000mAhとなっており、約20時間の連続動画再生が可能なことに加え、30分間で最大50%の充電が行える。また3年経っても最大容量の80%以上を維持し、劣化しにくいとしている。
SoCには「Snapdragon 8 Gen2」を搭載。ハイパフォーマンスを実現するために、CPUの電力効率を従来より約40%効率化するほか、カメラ動作時の消費電力も約20%改善、本体の熱拡散シートの体積を約60%拡大するなど、ヒートマネジメントにも配慮する。
また持続可能な社会と環境への取り組みとして、製品本体には、使用済みのペットボトルや廃ディスクなどを原料にソニーが開発した難燃性再生プラスチック「SORPLAS」を採用。またパッケージにはプラスチックを使用せず、竹やさとうきび繊維、リサイクルペーパーといった紙素材を用いている。
サイズは165×71×8.3mm、質量は187g。メモリ容量は12GB RAM+256GB ROMまたは16GB RAM+512GM ROM。外部メモリとして最大1TBまでのmicroSDを装着できる。