ラトック、データ書き込みの正確性を高める制振設計の光学ドライブケース
ラトックシステムは、内蔵型光学ドライブをUSB 3.0の外付けドライブとして使用可能にする制振設計のドライブケース「RS-EC5-U3AC」を、4月中旬に発売する。価格は48,180円(税込)。

従来品「RS-EC5-U3Z」をベースに、振動を抑える安定設計を施したモデル。SATA接続の光学ドライブを格納することで、USB接続の外付けドライブとして使用することができる。
同社は、光ディスクへのデータ記録において「書き込み時の正確性の確保」が重要なポイントだと指摘。高品質で信頼性の高い内蔵型光学ドライブを本製品に収めることで、重要データのアーカイブに適した安定性の高い外付けドライブを自作できるとアピールしている。
本製品では独自の制振設計として、ケース内部の上下にシートタイプのインシュレーター、イノアック製防振ウレタン「セルダンパー」を配置。光学ドライブとケース本体を密着させることで、ドライブの回転振動を効果的に低減すると説明する。また、天板にもインシュレーターを取り付け、内部共振の抑制を図る。
筐体は従来のABS製スリーブより遥かに比重の大きいFe1.6t鋼板を採用。強固なスリーブで、インシュレーター本来の性能を発揮させるとのこと。さらに、脚部の高さを低くことでドライブの設置位置を低くし、振動を最小化。さらなる安定性の向上につなげたとする。

背面部には電源コネクターとUSB 3.0(USB Type-B)を搭載。ケース内部のコネクターは、SATAシグナル7ピンおよび電源15ピンを用意。電源コネクター4ピンのモデルには対応しない。外形寸法は192W×60H×274Dmm、質量は約3.0kg。