パナ/ソニー/シャープ/東芝の最新機器を一斉テスト
BDレコーダー4メーカー新モデル比較(3)− 録画ファンなら見逃せない! 編集・ダビングの完成度を比べる
■シャープ
編集はシンプルだが多彩なダビング機能がウリ
AQUOSブルーレイの編集機能は、「Wおまかせオートチャプター」によって2番組同時録画時のCM検出に対応している。
ただし、自動検出に任せてCMカットすると、編集上の切れ目の位置の問題で、再生時に一瞬ゴミが残るので注意しよう。部分消去機能もあるので、手間さえかければ完璧なアーカイブも可能だ。
AQUOSブルーレイは、他機種にないオリジナルダビング機能を満載している。一つは「ダビング予約」機能で、時間を指定し、外出時や深夜など、レコーダーが空いてる時間にダビングを開始させることができる。ただし本機はダブル録画中のダビング開始もできるので、せっかくの機能だが活躍の機会はやや減ったかもしれない。これはこれで喜ばしいことだが。
番組連動データを残すかどうかも、個別に指定できるのは面白い。AVCへのモード変換が等速ではなく約2.5倍と高速なのも、他社機にはない特徴だ。