Facebookなどインターネットサービスとの連携も
集中連載:PS3のDLNA機能 徹底攻略(5)Mac OS X/iOS向けDLNAサーバーを集めて検証
PS3のDLNA機能を検証する本連載。今回は、Mac OS XおよびiOS向けのDLNAサーバーを集めて機能を検証してみた。ただネットワーク上でオーディオ/ビデオを共有するだけではなく、インターネット上のサービスを取り込むなど、ソフトごとに異なるアプローチを採用している点にご注目いただきたい。
■EyeConnect(Mac)
http://www.elgato.com/elgato/na/mainmenu/products/software/EyeConnect.en.html
Eyeconnectは、Mac OS X用のDLNAサーバーだ。システム環境設定ペインの形でインストールされ、「開始」ボタンをクリックするだけで動作を開始する。アイドリング時のシステム負荷は低く、オーディオ再生時でもCPUの使用率は15〜20%程度(MacBook Pro/Core 2 Duo 2.4GHz)なので、常時稼働させておいても支障はないレベルだ。
最大の特徴は、設定の簡潔さにある。インストール完了後には、オーディオには「ホーム」→「ミュージック」、写真には「ホーム」→「ピクチャ」を公開するよう設定されているので、ふだんiTunesとiPhotoを利用している場合には、なにもしなくてもPS3などDLNAクライアントからライブラリの内容にアクセスできる。
公開可能なファイルフォーマットは、ビデオがMPEG-1/MPEG-2/MPEG-4/3IVX/AVI(DivX/XviD)、オーディオがAIFF/MP3/WAV/ALAC/AAC、画像がJPEG/BMP/GIF/PNG/TIFF。ただしDTCP-IPはサポートされず、DRM付きのコンテンツも再生できないので注意しよう。なお、30日間フル機能を利用できる試用版が公開されているので、納得できるまで試してから購入を検討するといいだろう。
■TwonkyMedia(Windows/Mac/Linux)
http://www.twonky.com/products/twonkyserver/tryit.aspx
TwonkyMediaは、WindowsのほかMac OS X、Linuxに対応したDLNAサーバーソフトだ。DCTP-IPは未サポートのため、著作権保護されたコンテンツは共有できないが、PS3でも支障なくアクセスできる。有償(19.95米ドル)だが、Android端末などPS3以外のDLNAクライアントからの接続も考慮されているため、いろいろなデバイスからアクセスできるDLNAネットワークを構築したい、という場合には有力な選択肢となるだろう。なお、グラフィカルな設定ツールもセットになった「TwonkyManager」がWindows版のみ同価格で提供されている。
多くのDLNAクライアントに関する情報をデータベースとして保有しているためか、TwonkyMediaへのアクセスはとてもスムースだ。PS3以外にもiOSアプリ(PlugPlayerとLivingMediaPlayer)で試したが、デバイスの違いを強く意識する場面はなかった。
ただし、システムへの負荷は低くない。サーバー環境には、Mac OS X 10.6.7が動作するCore 2 Duo 2.4GHz搭載のMacBook Proを利用したが、2基あるコアのうち1基はアイドリング時でも常に50%前後の負荷がかかっていた。本格稼働させる場合には、よりハイパワーなマシンを使うか、DLNAサーバー専用機を用意したほうがいいだろう。
■EyeConnect(Mac)
http://www.elgato.com/elgato/na/mainmenu/products/software/EyeConnect.en.html
Eyeconnectは、Mac OS X用のDLNAサーバーだ。システム環境設定ペインの形でインストールされ、「開始」ボタンをクリックするだけで動作を開始する。アイドリング時のシステム負荷は低く、オーディオ再生時でもCPUの使用率は15〜20%程度(MacBook Pro/Core 2 Duo 2.4GHz)なので、常時稼働させておいても支障はないレベルだ。
最大の特徴は、設定の簡潔さにある。インストール完了後には、オーディオには「ホーム」→「ミュージック」、写真には「ホーム」→「ピクチャ」を公開するよう設定されているので、ふだんiTunesとiPhotoを利用している場合には、なにもしなくてもPS3などDLNAクライアントからライブラリの内容にアクセスできる。
公開可能なファイルフォーマットは、ビデオがMPEG-1/MPEG-2/MPEG-4/3IVX/AVI(DivX/XviD)、オーディオがAIFF/MP3/WAV/ALAC/AAC、画像がJPEG/BMP/GIF/PNG/TIFF。ただしDTCP-IPはサポートされず、DRM付きのコンテンツも再生できないので注意しよう。なお、30日間フル機能を利用できる試用版が公開されているので、納得できるまで試してから購入を検討するといいだろう。
■TwonkyMedia(Windows/Mac/Linux)
http://www.twonky.com/products/twonkyserver/tryit.aspx
TwonkyMediaは、WindowsのほかMac OS X、Linuxに対応したDLNAサーバーソフトだ。DCTP-IPは未サポートのため、著作権保護されたコンテンツは共有できないが、PS3でも支障なくアクセスできる。有償(19.95米ドル)だが、Android端末などPS3以外のDLNAクライアントからの接続も考慮されているため、いろいろなデバイスからアクセスできるDLNAネットワークを構築したい、という場合には有力な選択肢となるだろう。なお、グラフィカルな設定ツールもセットになった「TwonkyManager」がWindows版のみ同価格で提供されている。
多くのDLNAクライアントに関する情報をデータベースとして保有しているためか、TwonkyMediaへのアクセスはとてもスムースだ。PS3以外にもiOSアプリ(PlugPlayerとLivingMediaPlayer)で試したが、デバイスの違いを強く意識する場面はなかった。
ただし、システムへの負荷は低くない。サーバー環境には、Mac OS X 10.6.7が動作するCore 2 Duo 2.4GHz搭載のMacBook Proを利用したが、2基あるコアのうち1基はアイドリング時でも常に50%前後の負荷がかかっていた。本格稼働させる場合には、よりハイパワーなマシンを使うか、DLNAサーバー専用機を用意したほうがいいだろう。
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