[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第20回】ローファイ上等!? Fenderのギターアンプ “Greta”をオーディオ的に楽しむ
■今回は少し趣向を変えて…Fenderのギターアンプをオーディオ的に楽しんでみる
今回はピュアオーディオな視点からの音質や機能性の評価なんてことは一時忘れて、ちょっと変わった製品を紹介しよう。早速だがこれだ!
さてこれ、何に見えるだろうか?アンプ内蔵スピーカーと思った方はおおよそ正解だ。ただしこれ、オーディオ用のそれではない。実はギターアンプなのだ。
というわけで今回紹介するのは、Fender社のPawn Shop Special “Greta”。定価27,300円。
Fenderは現在の形のエレクトリックギター&ベースを世界に提案し、世界に広めたブランドだ。20世紀後半以降の音楽シーンの陰の立役者と言える。
そのFenderが新たに発表したのが「Pawn Shop Special」シリーズのギターアンプ。「Pawnshop=質屋の隅でようやく発見されたレアなアンプ」というのがコンセプトで、見ての通りいい感じにレトロでちょっとチープ。アンティーク雑貨屋で「1960年代のラジオです」と売られていても違和感がない雰囲気だ。
増幅素子は伝統的なFenderアンプと同様に真空管。プリアンプ段に12AX7、パワーアンプ段に12AT7を1本ずつ搭載して、出力は2W。スピーカー口径は4インチ(10cmちょい)で、見ての通りモノラルだ。
さてなんでこれを「“オーディオ”絶対領域」で紹介するのかだが、それについては製品情報サイトからそのまま引用しよう。
「iPodなどのメディアプレイヤーに最適なAUX入力を備えているため、ほとんどギターに触れない方にも楽しんで頂けます。真空管が生み出すモノラルサウンドは、机の上でロックンロールできる最高のパートナーとなるでしょう」
そこまで言うのなら試してやろうじゃないか!というわけだ。
■さっそく音楽再生。ファーストインプレッションは…「いい感じ!」
では音楽を再生してみよう。iPhoneのヘッドホン出力から本機のAUX入力に接続して再生開始!
今回はピュアオーディオな視点からの音質や機能性の評価なんてことは一時忘れて、ちょっと変わった製品を紹介しよう。早速だがこれだ!
さてこれ、何に見えるだろうか?アンプ内蔵スピーカーと思った方はおおよそ正解だ。ただしこれ、オーディオ用のそれではない。実はギターアンプなのだ。
というわけで今回紹介するのは、Fender社のPawn Shop Special “Greta”。定価27,300円。
Fenderは現在の形のエレクトリックギター&ベースを世界に提案し、世界に広めたブランドだ。20世紀後半以降の音楽シーンの陰の立役者と言える。
そのFenderが新たに発表したのが「Pawn Shop Special」シリーズのギターアンプ。「Pawnshop=質屋の隅でようやく発見されたレアなアンプ」というのがコンセプトで、見ての通りいい感じにレトロでちょっとチープ。アンティーク雑貨屋で「1960年代のラジオです」と売られていても違和感がない雰囲気だ。
増幅素子は伝統的なFenderアンプと同様に真空管。プリアンプ段に12AX7、パワーアンプ段に12AT7を1本ずつ搭載して、出力は2W。スピーカー口径は4インチ(10cmちょい)で、見ての通りモノラルだ。
さてなんでこれを「“オーディオ”絶対領域」で紹介するのかだが、それについては製品情報サイトからそのまま引用しよう。
「iPodなどのメディアプレイヤーに最適なAUX入力を備えているため、ほとんどギターに触れない方にも楽しんで頂けます。真空管が生み出すモノラルサウンドは、机の上でロックンロールできる最高のパートナーとなるでしょう」
そこまで言うのなら試してやろうじゃないか!というわけだ。
■さっそく音楽再生。ファーストインプレッションは…「いい感じ!」
では音楽を再生してみよう。iPhoneのヘッドホン出力から本機のAUX入力に接続して再生開始!
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