nasneからのダウンロードムーブも可能
【レビュー】録画番組をスマホで視聴、「Twonky Beam」再入門
「TwonkyBeam」のアプリを起動すると、メニュー画面上ではYouTubeなど動画メディアのサイトへのリンクが大きく表示されるが、DLNAによる録画番組の再生を行うには「マイメディア」にアクセス。するとホームネットワーク上のサーバー一覧が表示される。
まず、シャープのBDレコーダー「BD-W1200」(2012年冬モデル)のホームサーバーにアクセスし、録画番組を選択。そして「BEAM」を選ぶと、AVCで録画した番組についてはすぐにストリーミング再生に成功した。
フルHDのXperia Zで再生する地デジ番組の画面は、従来のHDクラスのスマホを使った再生より、映像の自然さという点でやはり大きく上回る。従来はディスプレイの仕様もあり、720pのHD画質であってもトランスコードによる輪郭の甘さが出やすかった。今回Xperia Zで視聴したフルHD(1080p)の画質は、とにかく精細感が高い。Xperia Zの液晶ディスプレイ自体の発色もナチュラル志向で、高級ポータブルAVプレーヤーといった趣だ。
ネットワーク越しの再生になるため、再生が開始されるまで若干のタイムラグがあるが、再生開始後はWi-Fi環境下でもコマ落ちなくスムーズに視聴できる。早送りボタンはないが、画面タッチでタイムバーを表示し、時間タッチで大まかなジャンプが可能。なお、AVCで録画した番組はモードを問わず再生できたが、DRモードで録画した番組は再生できなかった。
■「ダウンロードムーブ」で外出先への番組持ち出しも可能に
新機能の「ダウンロードムーブ」については、発表会ではシャープのBD-W1200/520が現在唯一のダウンロード再生対応として説明されていた。実際の操作では、「録画番組」内で「BEAM」(ストリーミング再生のことをこう表現している)の隣にある「ダウンロード」アイコンを選択することになる。