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【特別企画】こだわりの「m」マーク付与モデル

“フラットな音”の魅力とは? - マクセルの新イヤホン「MXH-RF500」実力徹底解剖

公開日 2013/02/22 11:15 高橋 敦
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まさに本当の意味でのハイ・コストパフォーマンス・モデル

様々なオーディオアイテムを幅広く展開するマクセル。録画・録音メディア分野での実績・定評は言うまでもなく、加えて近年はイヤホンやスピーカーシステムなど、パーソナルオーディオの分野でも評価を高めている。特定の帯域や音色を強調することのないフラットな再現性を追求し、その音源本来の姿を浮かび上がらせる。そのことにこだわり、それを実現することを旨としているブランドだ。

そのマクセルが先日新たに掲げたのが「m」マーク。このマークはマクセルが独自の新音響技術と高音質を注入した製品にのみ付与するというもので、同時に発表されたイヤホン新製品「MXH-DBA700」と「MXH-DD600」(レビュー記事)に初めて記された。挑戦的なツインドライバ構成を採用した両モデルによって、「m」マークの歴史は幕を開けたのだ。

「MXH-DBA700」とともに「m」マーク付きモデル第1弾として登場した「MXH-DD600」

そしてその記憶もまだ新しい中で、「m」マークの新製品が登場した。それが今回紹介するダイナミック型イヤホン「MXH-RF500」とそのスマートフォン対応モデル「MXH-RF500S」(関連ニュース)だ。1万円弱の価格帯であるMXH-DBA700/MXH-DD600と合わせて、マクセルが新たに注力する5,000円以上1万円未満の価格帯のイヤホンの選択肢を広げ、厚みを増す新モデルと言える。

本体にこそ「m」マークの記載はないがパッケージにしっかりとマークがつけられている

MXH-RF500

手頃な価格帯の製品であることはたしかにそうだが、「m」マークを受けた製品である以上、単なる価格設定主導モデルではない。その価格帯という条件の中でベストのサウンド・クオリティが追求されている、まさに本当の意味でのハイ・コストパフォーマンス・モデルだ。

次ページ低音をフラットに出すための“マクセルらしい”チューニング

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