【栃木県・菊池邸】リビングでもテラスでも。どこでも音楽を楽しめる進化型ホームシアター
公開日 2013/06/21 12:00
ホームシアターファイル編集部
帰るのが楽しみなホームシアターのある家
以前のお住まいではテクニクスのスピーカーで5.1chを組み、テレビシアターを楽しんでいたという菊地さん。
「新築を機に、リビングにホームシアターをつくりたいと思い、のだや宇都宮店に行きました。リビングでもネットオーディオを楽しみたかったので、インストーラーの鈴木さんに何かいい方法はないかと相談したんです」。
サラウンドにはKEFの埋め込みスピーカー、Ci200CRを設置した。プロジェクター手前 のスピーカーは、菊地さんがご自身で導入したACCOのBGMスピーカー
音楽好きの菊地さんのため、インストーラーの鈴木氏はバイアンプ接続を提案。9chのAVアンプSC-LX76の 余った2chが無駄にならず、音質が高められるそこで鈴木氏はAVアンプでネットワークを構築する方法を提案。菊地さんも「ネットワーク対応にもなって、最近のAVアンプは本当に便利」とAVアンプの進化ぶりに驚いたという。その後も鈴木氏と何度も打ち合わせを重ね、KEFのRシリーズを中心とした7.1chシステムを導入する。
そして菊池さんが憧れていた大画面は…。なんと120インチの大スクリーンを導入したのである。プロジェクターに採用したのはエプソンのEH-TW8000W。リビングでも快適に楽しめる明るい映像はもちろんのこと、採用の決め手となったのは設置性の高さである。プランを詰めていく中で、プロジェクターを菊池邸のリビングに天吊り設置することになったのだが、天井裏が狭く、プロジェクターの配管スペースがなかった。そのため、HDMIを使用することなく、ワイヤレスでフルHDの信号を伝送することが可能なEH-TW8000Wをセレクトしたのである。このEH-TW8000Wを鈴木氏は梁や金具の高さを計算し、梁にかからないようなギリギリの位置に設置した。このあたりインストーラーならではの職人芸が光る。
天井裏が狭く、 プロジェクターの配管スペースがなかったため、エプソンのワイヤレスモデル、E H - TW8000Wをチョイス。梁や金具の高さを計算しつつ、梁にかからないようなギリギリの位置に設置されている
AV機器が収納されているAVボードは、鈴木氏が栃木の家具メー カーに発注して、オーダーメイドで用意したもの。左右には赤外線が通るガラス、中央には センタースピーカーの音が通るようにサランネットを取り付けているさらに、インテリアを損ねないようにAV機器は造作家具に収納。その結果、機器が美しくビルトインされたリビングシアターができあがった。
NASには手持ちの約500枚 のCDのほか、HD Tracksでダ ウンロードしたハイレゾ音源も入 れている。操作はパイオニア AVアンプのアプリ、「iControl AV2」
ご主人は音楽をどこでも聴けるように、パイオニアのACCOをご自身で導入したそうだ。テラスや玄関ホール、リビングにスピーカーを設置している竣工以来、週に4日はNASに保存した音楽のほか、クリント･イーストウッドの映画やライブ、落語、スポーツなどのコンテンツを120インチの大画面で楽しんでいるという菊地さん。
「出来映えも素敵だし、鈴木さんにお願いしてよかったです。120インチのスクリーンはさすがに迫力があって、もうテレビで観る気がしませんね。夕食後に晩酌しながら音楽や映画を観ることが多いのですが、会社が終わってから家に帰るのが楽しみになりました」と、ホームシアターの魅力を存分に享受しているようだ。取材中も鈴木氏にお薦めのNASを尋ねるなど、さらなるクオリティアップに余念がないご様子。菊地さんのオーディオ・ビジュアル熱はまだまだ止まる気配がなさそうである。
住宅形態●戸建／新築
家族構成●夫婦
ホームシアターの広さ●約19畳
画面サイズ●120インチ（スクリーン）＋55インチ（テレビ）
サラウンド●7.1ch
インストール内容●機器設置、システムプランニング、インテリアデザイン
ほか
＜AV機器＞
●プロジェクター:エプソン EH-TW8000W
●スクリーン:キクチ SES-120HDWAC
●液晶テレビ:パナソニック TH-P55GT5
●ブルーレイレコーダー:パナソニック DMR-BZT920
●AVアンプ:パイオニア SC-LX76
●フロントスピーカー: KEF R700
●センタースピーカー:KEF R200C
●サラウンドスピーカー:KEF Ci200CR
●サラウンドバックスピーカー:KEF Ci200CR
●サブウーファー:KEF KUBE-2
●NAS:バッファロー CS-X2.0
●インウォールアンプ（キッチン）: パイオニア ACCO A-IW001-A
●BGMスピーカー（リビング、テラス、エントランス）:パイオニア ACCO S-ICH200
＜インテリア／建材＞
●AVボード:特注
のだや宇都宮店
インストーラー／鈴木真則氏
以前のお住まいではテクニクスのスピーカーで5.1chを組み、テレビシアターを楽しんでいたという菊地さん。
「新築を機に、リビングにホームシアターをつくりたいと思い、のだや宇都宮店に行きました。リビングでもネットオーディオを楽しみたかったので、インストーラーの鈴木さんに何かいい方法はないかと相談したんです」。
サラウンドにはKEFの埋め込みスピーカー、Ci200CRを設置した。プロジェクター手前 のスピーカーは、菊地さんがご自身で導入したACCOのBGMスピーカー
音楽好きの菊地さんのため、インストーラーの鈴木氏はバイアンプ接続を提案。9chのAVアンプSC-LX76の 余った2chが無駄にならず、音質が高められる
そして菊池さんが憧れていた大画面は…。なんと120インチの大スクリーンを導入したのである。プロジェクターに採用したのはエプソンのEH-TW8000W。リビングでも快適に楽しめる明るい映像はもちろんのこと、採用の決め手となったのは設置性の高さである。プランを詰めていく中で、プロジェクターを菊池邸のリビングに天吊り設置することになったのだが、天井裏が狭く、プロジェクターの配管スペースがなかった。そのため、HDMIを使用することなく、ワイヤレスでフルHDの信号を伝送することが可能なEH-TW8000Wをセレクトしたのである。このEH-TW8000Wを鈴木氏は梁や金具の高さを計算し、梁にかからないようなギリギリの位置に設置した。このあたりインストーラーならではの職人芸が光る。
天井裏が狭く、 プロジェクターの配管スペースがなかったため、エプソンのワイヤレスモデル、E H - TW8000Wをチョイス。梁や金具の高さを計算しつつ、梁にかからないようなギリギリの位置に設置されている
AV機器が収納されているAVボードは、鈴木氏が栃木の家具メー カーに発注して、オーダーメイドで用意したもの。左右には赤外線が通るガラス、中央には センタースピーカーの音が通るようにサランネットを取り付けている
NASには手持ちの約500枚 のCDのほか、HD Tracksでダ ウンロードしたハイレゾ音源も入 れている。操作はパイオニア AVアンプのアプリ、「iControl AV2」
ご主人は音楽をどこでも聴けるように、パイオニアのACCOをご自身で導入したそうだ。テラスや玄関ホール、リビングにスピーカーを設置している
「出来映えも素敵だし、鈴木さんにお願いしてよかったです。120インチのスクリーンはさすがに迫力があって、もうテレビで観る気がしませんね。夕食後に晩酌しながら音楽や映画を観ることが多いのですが、会社が終わってから家に帰るのが楽しみになりました」と、ホームシアターの魅力を存分に享受しているようだ。取材中も鈴木氏にお薦めのNASを尋ねるなど、さらなるクオリティアップに余念がないご様子。菊地さんのオーディオ・ビジュアル熱はまだまだ止まる気配がなさそうである。
| HOMETHEATER DATA |
家族構成●夫婦
ホームシアターの広さ●約19畳
画面サイズ●120インチ（スクリーン）＋55インチ（テレビ）
サラウンド●7.1ch
インストール内容●機器設置、システムプランニング、インテリアデザイン
ほか
| EQUIPMENT LIST |
＜AV機器＞
●プロジェクター:エプソン EH-TW8000W
●スクリーン:キクチ SES-120HDWAC
●液晶テレビ:パナソニック TH-P55GT5
●ブルーレイレコーダー:パナソニック DMR-BZT920
●AVアンプ:パイオニア SC-LX76
●フロントスピーカー: KEF R700
●センタースピーカー:KEF R200C
●サラウンドスピーカー:KEF Ci200CR
●サラウンドバックスピーカー:KEF Ci200CR
●サブウーファー:KEF KUBE-2
●NAS:バッファロー CS-X2.0
●インウォールアンプ（キッチン）: パイオニア ACCO A-IW001-A
●BGMスピーカー（リビング、テラス、エントランス）:パイオニア ACCO S-ICH200
＜インテリア／建材＞
●AVボード:特注
| INSTALL |
のだや宇都宮店
インストーラー／鈴木真則氏
この記事をシェアする
