USB-DAC、ヘッドホンアンプのサウンドを検証
デノン初の単体USB-DAC「DA-300USB」を高橋敦がレポート
「DA-300USB」は入力端子はUSBの他、同軸デジタルを1系統、光デジタルを2系統搭載。出力は、ライン出力(RCA端子)とヘッドホン出力(ステレオ標準端子)を搭載。ライン出力はボリューム固定となっている。給電は付属のACアダプターで行う。
■最新版「Advanced AL32 Processing」を搭載
本機はデノン独自のアナログ波形再現技術の最新版「Advanced AL32 Processing」を搭載する。PCMの16bit信号を32bit精度に引き上げるハイビット化処理を行い、サンプリング周波数も44.1kHzから192kHzにオーバーサンプリング。単純な補間で穴埋めして引き伸ばすのではなく、本来あるべきデータを推測し、本来のアナログ信号の滑らかな波形を再現することがポイントだ。
それに伴いDACチップも192kHz/32bit対応チップを搭載。フラッグシップSACDプレーヤー「DCD-SX1」と同じバー・ブラウン製「PCM1795」を1基搭載する(DCD-SX1は2基搭載)。PCM1795は4chチップなので、1基でも左右に各2chを用いる差動出力が可能だ。これによりS/N比とダイナミックレンジを向上させている。
他にも注目すべき点は多い。全体の動作の基準となるクロックは、44.1kHz系と48kHz系の2系統の発振器を搭載し、再生するデータによって使い分ける。ノイズ対策も徹底され、USBから流入するPC側のノイズを遮断する「高速トランス結合デジタル・アイソレーター」を搭載。この辺りはDCD-SX1をはじめとするプレーヤーで培われたノウハウが反映されているようだ。
ヘッドホンアンプは、高速オペアンプによる電圧増幅段と、ディスクリートの出力バッファー回路を最適に組み合わせたたもので、ライン出力と共にその音質にこだわったという。出力端子は6.3mmステレオ標準ジャックで、出力インピーダンスは32Ωとなる。
■最新版「Advanced AL32 Processing」を搭載
本機はデノン独自のアナログ波形再現技術の最新版「Advanced AL32 Processing」を搭載する。PCMの16bit信号を32bit精度に引き上げるハイビット化処理を行い、サンプリング周波数も44.1kHzから192kHzにオーバーサンプリング。単純な補間で穴埋めして引き伸ばすのではなく、本来あるべきデータを推測し、本来のアナログ信号の滑らかな波形を再現することがポイントだ。
それに伴いDACチップも192kHz/32bit対応チップを搭載。フラッグシップSACDプレーヤー「DCD-SX1」と同じバー・ブラウン製「PCM1795」を1基搭載する(DCD-SX1は2基搭載)。PCM1795は4chチップなので、1基でも左右に各2chを用いる差動出力が可能だ。これによりS/N比とダイナミックレンジを向上させている。
他にも注目すべき点は多い。全体の動作の基準となるクロックは、44.1kHz系と48kHz系の2系統の発振器を搭載し、再生するデータによって使い分ける。ノイズ対策も徹底され、USBから流入するPC側のノイズを遮断する「高速トランス結合デジタル・アイソレーター」を搭載。この辺りはDCD-SX1をはじめとするプレーヤーで培われたノウハウが反映されているようだ。
ヘッドホンアンプは、高速オペアンプによる電圧増幅段と、ディスクリートの出力バッファー回路を最適に組み合わせたたもので、ライン出力と共にその音質にこだわったという。出力端子は6.3mmステレオ標準ジャックで、出力インピーダンスは32Ωとなる。