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直下型LEDバックライト搭載の注目機

【レビュー】4K REGZA新モデル「Z9X」シリーズの実力をチェック

公開日 2014/05/02 11:38 山本 敦
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進化のポイントの一つは、新しくなったリモコンだ。従来のZ8シリーズまでのリモコンから、キー配置やデザインまで大きく使い勝手を見直した。「タイムシフト」や「始めにジャンプ」「ざんまいプレイ」といった、使用頻度の高いボタンはリモコンのセンターに置き、ボタンも大きくしたことで、スムーズに機能へアクセスできる。

従来のリモコン(左)と新リモコン(右)

また、十字キーはカーソルボタンの回りがドーム形状になり、全体がシルバーに配色されたリモコンのセンターに、ブラックのボタンが配置されている。クリック感がとてもカッチリしており、誤操作も減りそうだ。前機種まで設けていたリモコン下側のトビラもなくして、シンプルにした部分にも好感が持てる。

使用頻度の高いボタンをセンターに配置するなどしている

もう一つのポイントはEPGが4K表示になったこと。大画面に高精細な番組表を表示できるようになったことで、例えばタイムシフトマシン録画された「7チャンネル×6時間」分の番組表を一望しながら、番組単位での出演者や内容など細かな情報まで、一画面で確認できる。文字もクッキリと精細に表示される。

EPGを表示したところ

デザイン面では安全性にも配慮した進化を遂げた。大きく変わったのは、テーブルトップスタンドがディスプレイの左右下側で2点支持する形状に変わったこと。重心が低く下がっているので、ラックに設置したときの安定感がさらに高まる。アルミの質感を備えた狭額縁フレームは上下左右のフレーム幅を同じにしたことで、映像への没入感が高まっている。サイドは上質なコンパネ一体型メタルフレームで、サテンゴールドの上品な色合いとしたプレミアムなデザインだ。

スタンドのデザインも変更された

新しい「Z9X」シリーズは、4Kテレビが追求すべき「高画質」をしっかり進化させながら、タイムシフトマシン録画を中心とした、コンテンツを存分に楽しむ機能にも磨きをかけた。初めて4Kテレビを選ぶ人にとって有力な選択肢になるはずだ。

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