安蔵靖志のAV調査隊【第2回】
まだ間に合う!? W杯をスマホでリモート視聴 − ピクセラ「PIX-BR310L」レビュー
テレビ視聴中に画面をスワイプ(指で左右になぞること)すると、画面上にチャンネル一覧が表示される。画面のサムネイルまでは出てこないが、他局の放送中番組のタイトルや番組表内容が一覧表示できるので便利だ。
「番組表」タブをタップすると番組表がやはりテレビ画面にオーバーレイする形で表示される。番組を選んでタップすると番組詳細が表示される。そこで「予約」を押すと録画予約ができる。録画する場合は事前にUSBハードディスクをPIX-BR310Lに接続し、初期化を済ませておく必要がある。シングルチューナーなので2番組同時録画はできない。録画予約時に放送時間が重なる場合でも、予約は完了するので注意したい。「予約」タブで録画予約の重複を確認できるので、そこで確認して重複しないように調整しよう。
「録画番組」タブを選ぶと録画済み番組がサムネイル付きで一覧表示される。見たい番組を選ぶと再生できる。シークバーを使って早送り、早戻しすることも可能だ。
■外出先でも宅内と同じようにiPadからテレビが視聴できる
PIX-BR310Lを使ってみて特に感じたことが、外出先からリモート視聴する場合にも、使い勝手が全く同じということだ。
ネットワーク環境によっては、低画質でなければ視聴できないといった制限がある場合もある。しかしそれ以外では、宅内でも外出先でも同じように使える。
ワイヤレスTVアプリを起動して使用場所と視聴画質を選択した後は、インターネット経由で自宅に設置したPIX-BR310Lに自動的に接続する。筆者の場合はスマートフォンのテザリング機能(スマートフォンなどをパソコンやタブレットの通信機器として利用する機能)を使い、iPadで接続してみた。高画質モードでは映像が止まってしまう場合があったが、低画質モードでは快適に視聴できた。
もちろん、録画番組の再生も可能だ。番組表からの録画予約もできるので、「今は見られないけど録画だけしておきたい」といったニーズにも応えてくれる。
■現在開催中のワールドカップ視聴にも最適!?
最近はフルセグチューナーやワンセグチューナーを搭載しているスマートフォンも多くなっているが、テレビを視聴するならできるだけ大画面で楽しみたいもの。特にサッカー日本代表戦などはタブレットなどの大画面で応援したいところだ。
フルセグチューナーを搭載しているタブレットもあるが、購入するためにはNTTドコモやauなどの通信キャリアとの契約および月額料金が必要になる。「テレビを見たい」というニーズだけであれば、ちょっとコストパフォーマンスが悪い。
しかしPIX-BR310Lなら1万2800円(直販価格)+300円(アプリの有料プラグイン価格)で手持ちのタブレットでテレビをリモート視聴できるようになる。このコストパフォーマンスはなかなかのものだ。
スマートフォンやタブレットなど複数台で視聴する場合(同時視聴はできない)、視聴機器ごとに有料プラグインが必要になる。とはいえ1台につき300円なので、ぜひ複数台のスマートフォンやタブレットから楽しんでもらいたい。
宅内のどこでもテレビを視聴できるという元々の機能だけでも十分にお買い得だが、リモート視聴を利用すればさらにテレビの楽しみが広がる。Androidスマートフォン・タブレットユーザーはもちろんのことだが、テレビチューナーを内蔵していないiPhoneやiPadユーザーには特にお薦めしたい周辺機器だと感じた。
(安蔵靖志)
「番組表」タブをタップすると番組表がやはりテレビ画面にオーバーレイする形で表示される。番組を選んでタップすると番組詳細が表示される。そこで「予約」を押すと録画予約ができる。録画する場合は事前にUSBハードディスクをPIX-BR310Lに接続し、初期化を済ませておく必要がある。シングルチューナーなので2番組同時録画はできない。録画予約時に放送時間が重なる場合でも、予約は完了するので注意したい。「予約」タブで録画予約の重複を確認できるので、そこで確認して重複しないように調整しよう。
「録画番組」タブを選ぶと録画済み番組がサムネイル付きで一覧表示される。見たい番組を選ぶと再生できる。シークバーを使って早送り、早戻しすることも可能だ。
■外出先でも宅内と同じようにiPadからテレビが視聴できる
PIX-BR310Lを使ってみて特に感じたことが、外出先からリモート視聴する場合にも、使い勝手が全く同じということだ。
ネットワーク環境によっては、低画質でなければ視聴できないといった制限がある場合もある。しかしそれ以外では、宅内でも外出先でも同じように使える。
ワイヤレスTVアプリを起動して使用場所と視聴画質を選択した後は、インターネット経由で自宅に設置したPIX-BR310Lに自動的に接続する。筆者の場合はスマートフォンのテザリング機能(スマートフォンなどをパソコンやタブレットの通信機器として利用する機能)を使い、iPadで接続してみた。高画質モードでは映像が止まってしまう場合があったが、低画質モードでは快適に視聴できた。
もちろん、録画番組の再生も可能だ。番組表からの録画予約もできるので、「今は見られないけど録画だけしておきたい」といったニーズにも応えてくれる。
■現在開催中のワールドカップ視聴にも最適!?
最近はフルセグチューナーやワンセグチューナーを搭載しているスマートフォンも多くなっているが、テレビを視聴するならできるだけ大画面で楽しみたいもの。特にサッカー日本代表戦などはタブレットなどの大画面で応援したいところだ。
フルセグチューナーを搭載しているタブレットもあるが、購入するためにはNTTドコモやauなどの通信キャリアとの契約および月額料金が必要になる。「テレビを見たい」というニーズだけであれば、ちょっとコストパフォーマンスが悪い。
しかしPIX-BR310Lなら1万2800円(直販価格)+300円(アプリの有料プラグイン価格)で手持ちのタブレットでテレビをリモート視聴できるようになる。このコストパフォーマンスはなかなかのものだ。
スマートフォンやタブレットなど複数台で視聴する場合(同時視聴はできない)、視聴機器ごとに有料プラグインが必要になる。とはいえ1台につき300円なので、ぜひ複数台のスマートフォンやタブレットから楽しんでもらいたい。
宅内のどこでもテレビを視聴できるという元々の機能だけでも十分にお買い得だが、リモート視聴を利用すればさらにテレビの楽しみが広がる。Androidスマートフォン・タブレットユーザーはもちろんのことだが、テレビチューナーを内蔵していないiPhoneやiPadユーザーには特にお薦めしたい周辺機器だと感じた。
(安蔵靖志)