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【一条真人の体当たり実験室】

真っ暗闇での全力疾走も明るく撮れる。そう、ISO 40万超のソニー「α7S」ならね

公開日 2014/08/04 15:23 一条真人(構成:編集部 小野佳希)
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ISO 409600という驚異的な感度で注目を集めたソニーのミラーレス一眼カメラ「α7S」。ISO 40万超という能力はいったいどれほどのものなのか。ライターの一条真人氏を被写体に、カラダを張った実験を行ってもらった。

α7Sを手にする一条氏

■新開発“Exmor”CMOSセンサーとBIONZ Xの最適化でISO 40万超を実現

「α7S」は、ISO 409600での動画撮影や4K出力に対応するミラーレス一眼カメラ(関連ニュース)。新開発で有効1,220万画素の35mmフルサイズ“Exmor”CMOSセンサー、および画像エンジンにBIONZ Xを搭載している。BIONZ Xの最適化と“Exmor”CMOSセンサーとの組み合わせによって上限ISO 409600という感度での撮影を可能にしたという。

静止画でも動画でもISO 409600での撮影に対応。なお通常ISO感度は静止画が100〜102400、動画が200〜102400で、拡張設定時に静止画が50〜409600、動画が200〜409600まで使用できる。今回はこのISO 409600での撮影を試してみようという企画だ。

ISO感度以外の性能についても軽く振り返っておくと、Wi-FiやNFC機能を内蔵し、PlayMemories Camera Appsにも対応。さらに、別途で4K対応の外付けレコーダーを使用すれば4K(3,840×2,160)動画撮影にも対応するなど色々なトピックがあるのだが、詳細は上記リンク先の製品発表時ニュースでご確認いただければと思う。

■ラン・イチジョー・ラン

さて、それではさっそくレポートに入っていこう。とは言え、普通にレビューしたのではカメラ専門系の媒体と方向性が被ってしまう。そこで編集部では、過去にバンジージャンプにトライしたり、ハイレゾ音源の聴き分けに挑戦したりと、カラダを張った記事に登場してくれている一条氏を召還し、何かおもしろい絵が撮れないかと考えた。

謎の小道具としてサイバーなサングラスも自前で用意してきた一条氏

次ページ夜の公園に繰り出して……

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