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4Kテレビと4K PCで徹底視聴

【レビュー】4Kアダルト動画の可能性をマジメに検証する

公開日 2014/08/15 10:54 編集部:風間雄介
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見ているこっちが恥ずかしくなる驚愕の映像体験

4Kの接写映像では、肌のキメ、毛穴、そして衣服が食い込んでいたゴム跡、ときには小さな吹き出物など、それぞれのディテールが克明に見渡せ、圧倒的な実在感がある。肌だけではない。つぼみさんが着てるのが下着なのか水着なのかよくわからないが、仮に水着としよう。その臀部を包み込む水着の描写が、また圧倒的なのだ。繊維の質感、毛羽立ちまでが詳細に映し出されるため、水着に手を触れたときの感覚までが頭に浮かぶ。あるいはそれ自体を掌上に置いた(と仮定した)際の、水をたっぷりと含んだ繊維の重み、そしてわずかに残った体温がほんのりと手に伝わる様子までがリアルに想像できる。このような体験はなかなか得られるものではない。

さて、2本目を見てみよう。映像は寅さんをモチーフにしたもの。ビットレートは46.06Mbpsとやや低め。冒頭は室内シーンだが、部屋の中の家具などのディテールがビシッとクリアに出ている。登場したつぼみさんがトランクにコスプレの衣装を詰め込んだあと、いよいよ水着に着替え、再びやや粘着質な接写撮影が始まる。

この2本目の動画における白眉は、臀部を突き出したアップの映像から、水着を自らの手で食い込ませ、褌っぽくするまでのシークエンス。臀部に少し鳥肌が立っているとか、そういう細部までよくわかる。また、臍の周囲を執拗に撮影し続けるシーンも、シンプルに言うと「すごい」の一言。何がすごいって、見ているこっちが「もうやめてあげて…」と恥ずかしくなってくるのだからすごい。

3本目は比較的内容がおとなしく、ある意味で安心して見ていられた。ビットレートは3本中最高の69.10Mbps。うつぶせに寝転がり、ヘッドホンでアナログレコードを聴いているつぼみさん。そのうち、おもむろにTシャツを脱ぎ始めると、その下にはアイパッチビキニが現れ…という構成だ(アイパッチビキニという言葉を今回初めて知った)。この動画は、顔のアップのシーンが多いのが特徴。目のきらきらとした輝き、唇のウェットな質感までも、4Kカメラはリアルに映し出す。興奮度はいや増しに増すばかりだ。

近接視聴で4K解像度を実感。近くでみても画素が見えない

「このあたりの質感がさあ…」と思わず真剣に解説を始めてしまう。子供たちには見せられない光景だ

何度も繰り返すが、着衣の映像でこれである。脱衣になったらどうなっちゃうのか、検討もつかない。

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