最新シリーズ「Performance」についても話を聞いた
独ULTRASONE本社で「Editionシリーズ」の製造現場を見た − その驚くべきクラフトマンシップとは?
■ULTRASONEの最新ヘッドホン「Performance」シリーズ
そして、ULTRASONEのヘッドホン史に重要な歴史を刻むであろう「Performance」シリーズを、「秋のヘッドホン祭2014」(関連ニュース)での初披露に先駆けて確認することができた。3機種のラインナップはいずれも密閉ダイナミック型のアラウンドイヤータイプ。各モデルの違いはドライバーに使用している素材で、880はチタンマイラー、860がゴールドプレートマイラー、840がマイラーとなる。デザインもブラックとツートンなど少しずつ異なる。
「音質は840がより低域にフォーカスして量感やレスポンスを高めています。860はニュートラルなバランスなので、スタジオワークでも使えるヘッドホンです。そして880はさらに高域の伸びに特徴を持たせています。Editionの音質やデザインのエッセンスをそのままに、より多くのファンに購入いただける価格レンジで展開するシリーズです」(音響設計のファイティンガー氏)。
立体音響技術の「S-Logic Plus」はもちろん継承されている。ニュートラルなバランスはなるほど「Edition 8」によく似ているが、低域の鋭いアタックや量感には本機特有の魅力がある。大きなハウジングにイヤーパッド内部の空間も広く取っており、全帯域にゆとりある立体的なサウンドだ。「Performanceには通常よりも長い開発期間をかけました。なぜならEditionの成功を超えなければならないという絶対的な使命を果たす必要があったからです。結果として、非常に満足のいくヘッドホンが完成したと自負しています」とファイティンガー氏。さらにジルケル氏は新シリーズの魅力を「ジャンルを超えて快適な音楽リスニングが楽しめるオールラウンドなヘッドホン」と表現する。
Editionシリーズのリッチな体験をより広くの方々に伝える期待の新星“Performance”の誕生に心を躍らせながら、ドイツを後にした。Performanceシリーズのサウンドの詳細は、野村ケンジ氏が近日中にレポートする予定なので、ご期待いただきたい。
本記事は、『プレミアムヘッドホンガイドマガジンvol.3』からの転載です。本誌の詳細はこちら。
そして、ULTRASONEのヘッドホン史に重要な歴史を刻むであろう「Performance」シリーズを、「秋のヘッドホン祭2014」(関連ニュース)での初披露に先駆けて確認することができた。3機種のラインナップはいずれも密閉ダイナミック型のアラウンドイヤータイプ。各モデルの違いはドライバーに使用している素材で、880はチタンマイラー、860がゴールドプレートマイラー、840がマイラーとなる。デザインもブラックとツートンなど少しずつ異なる。
「音質は840がより低域にフォーカスして量感やレスポンスを高めています。860はニュートラルなバランスなので、スタジオワークでも使えるヘッドホンです。そして880はさらに高域の伸びに特徴を持たせています。Editionの音質やデザインのエッセンスをそのままに、より多くのファンに購入いただける価格レンジで展開するシリーズです」(音響設計のファイティンガー氏)。
立体音響技術の「S-Logic Plus」はもちろん継承されている。ニュートラルなバランスはなるほど「Edition 8」によく似ているが、低域の鋭いアタックや量感には本機特有の魅力がある。大きなハウジングにイヤーパッド内部の空間も広く取っており、全帯域にゆとりある立体的なサウンドだ。「Performanceには通常よりも長い開発期間をかけました。なぜならEditionの成功を超えなければならないという絶対的な使命を果たす必要があったからです。結果として、非常に満足のいくヘッドホンが完成したと自負しています」とファイティンガー氏。さらにジルケル氏は新シリーズの魅力を「ジャンルを超えて快適な音楽リスニングが楽しめるオールラウンドなヘッドホン」と表現する。
Editionシリーズのリッチな体験をより広くの方々に伝える期待の新星“Performance”の誕生に心を躍らせながら、ドイツを後にした。Performanceシリーズのサウンドの詳細は、野村ケンジ氏が近日中にレポートする予定なので、ご期待いただきたい。
本記事は、『プレミアムヘッドホンガイドマガジンvol.3』からの転載です。本誌の詳細はこちら。