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【特別企画】横方向への台形補正にも対応し設置性アップ

BenQの高コスパ プロジェクター「W1070+」 − 使い勝手も大幅向上した注目機の実力に迫る!

公開日 2014/11/19 11:30 鴻池賢三
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ほか、HDMI1.4に準拠した入力端子を2系統備え、うち1つは今回新たにMHLに対応し、MHL対応のスマホやタブレットの画面をケーブル一本で手軽に接続して大画面で映し出すことができる。仲間と集まった際、写真や動画を共有するような使い方で重宝するだろう。

手頃な価格帯かつコンパクトなモデルながら豊富な端子類を装備

また、アナログコンポーネントビデオ入力、コンポジットビデオ入力、パソコンで多く使われているミニD-Sub15ピン入力、RCAステレオ音声入力、オーディオミニジャック入力、オーディオミニジャック出力、コントロールに利用されるRS-232、ホームオートメーションの連動に用いられる12Vトリガー、給電可能なUSBタイプAおよびミニBなど、豊富な端子を搭載。コンパクトで手軽なモデルでありながら、あらゆる利用シーンに適応できる柔軟性も魅力だ。

機体側面

■「カジュアルから本格派まで幅広い用途までお勧めできる優秀機」

コンパクトで持ち運びや楽々。縦方向に加え、新たに横方向の台形補正機能も加わって設置性が格段に向上し、いつでもどこでも気軽に大画面が楽しめる様に進化した。

それでいて画質はリビングでも鮮明な明るさと1080pの精細度、透明感のある色彩表現能力を備え、実際に投写してみても、クラスを超えた高品位な画質に、非凡なるコストパフォーマンスの高さを感じる。

天吊りやリアプロジェクションなどでの設置にも対応

前モデルに比べると、冷却ファンの騒音が2dB低減されていて、ランプ低時は28dBと1mも離れれば気付かないくらい静かで、本格的なホームシアターにも通用するレベルだ。

そして洗練されたデザインと高品位な外観は、リビングでも違和感が無い。カジュアルな非常設のリビングシアターから、少し本格的な映画鑑賞用途までお勧めできる優秀機だ。

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